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Barbourを自宅で洗う▶︎2回目

今年もBarbourの季節がやってきた。
先日、雨に濡れたせいでBarbourからニューヨークの地下鉄の匂いがしてきた。
これは嫌だなと思い、洗うことにした。

昨年度、失敗しながらも、なんとかきれいになったと思っていたが、よく見ると、オイルを抜いた分、色が浅くなり、たとえば袖口とか、肘裏とか、アタリ部分に汚れが目立っていた。どうせだったらきれいにしたい。


これは洗った後、しばらく着ているものです

さて、どうするかといえば、やはりつけ置き洗いだ。頼りのエマールである。
そして、気になる部分を押し洗いしたり、軽くスポンジで擦っておく。

昨年の失敗は思い出すと切ないが、横方向に引っ張って干したことが原因で、弱くなっている生地の裂けが起きた。

リペア代金もバカにならないので、今回は慎重に、、、。

部分洗いをしてから、Barbourをタライに漬けておき、出かける。

数時間後に戻ってきたら、、、これがまさかの真っ黒く汚れた水が!

手強い汚れだ、、、。
たぶん昨年の洗いだけでは落ちきれなかったのだろう。

もう一度、袖口、肘裏、首元のコーデュロイ部分を揉み洗いする。
これで大丈夫かな。不安だが、濡らしたBarbourは色が濃くなるので、汚れが見えにくくなってしまう。

それから、濯ぎだが、これは昨年同様シャワーをかけ続ける作戦にした。
バスルームの床に敷き、ぬるめのシャワーをかける。あらかたよくなってきたので、ハンガーに吊るして、またシャワーをかける。裏返して、またかける。
ずっしりと水を含んだBarbourは実に扱いにくいが、丹念にやる。やるしかない。

さあ、これを脱水機に一、二分かけるかどうかだが、今回はやめた。
バスルームにそのまま形を丁寧に整え、裏返して干した。表より、裏の方が乾きにくい。

そのまま、数時間放置してから、ベランダに移動。陰干しにはいった。

夜中、今度は表に裏返して干す。

初冬の晴れ間では、なかなか乾かない。

結局、丸2日、乾かすのにかかったのだけど、洗いあがりはとても気持ちがいい。袖口や肘裏などのよごれ、裾のよごれもきれいに落ちている!
エマール、すごい。なかなかの洗浄力だ。

やれた感じが好き

・・・それが先月の中頃のことだったのだけど、最近はすっかり寒くなってしまい、薄手のセーターにBarbourだけだと寒く感じるようになった。

襟元もスッキリ!

いまは、首元にストールやマフラー、厚手のセーターを中に着て凌いでいる。
愛犬ジャックが死んだことで、自転車に乗ることを減らしたので、これで徒歩には十分なのだ。

この型はビューフォートで、背中にジッパー付きの収納ポケットがある。

手ぶらで歩く時に、エコバッグをたたんで入れておいたり、文庫本を入れておいたり、と便利この上ない。

巷ではBarbourといえばビデイルが主流かと思いますが、ツイードのジャケットの上に羽織ってもハーフコート丈なので、ジャケットの裾が出ないし、何より腰をカバーしてくれる。

気候が寒いからBarbourを着るわけで、とりわけアウトドアシーンなら、腰を冷やさないのはマスト。
ビューフォートは個人的にはおすすめの型だ。

自転車に乗る人もいいと思う。
ダブルジップなので、下を少し上げると、脚の稼働には問題がない。ラグラン袖なので肩の可動域も問題ない。

今年の冬は冷える。
いつまでBarbourを着れる寒さかわからないけど、下にtaionのインナーダウンを入れれば相当いけるんじゃないだろうか。

というか、いけるといい。
寒いのは苦手だ。

『教訓』
・古着のBarbourの汚れは手強いので、2年かけて落とそう!
・決して、横方向に強く引っ張らないこと!
・エマールは強い味方!
・作業後、バスルームの掃除も丹念にしよう!

ちなみに、リプルーフするのは、今年もやめました。

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