Barbourを自宅で洗う(オイル抜き)失敗例
YouTubeを転がしていると、Barbourのビンテージや古着のオイル臭を抜く荒技にであった。毎年ちょくちょく見るのだが、その面倒さにいったん脇に置いていたのだけど、急にやってみたくなった。
洗いたいから、それに相応しい古着を探すこと数ヶ月。
ようやく、これなら・・・という個体に出会った。型はビューフォートだ。
すでに何度もリペアされた姿が美しい。両肘、袖くち、裾、ポケット口……あらゆるところがリペアしてある。
まずは、オキシクリーンでしばらくつけ置きにしてから、外に出かけた。
その後、リハビリにでて戻ってきたらこの有り様である。噂通りだ。手強そう。なかなかの汚れ具合、オイルに気持ちが怯む。しかし、もう後には引けない。
そして、この顛末である。やるせない。形を整えている時に、ジーンズの癖が出て強く横に引っ張りすぎたのだ。相手はもう弱っている個体だというのにデリカシーに欠けたのだ。
乾くのを待って、お直し屋さん『親指姫』へ持ち込む。レノアの香りに包まれたバブアーはちゃんと受け取ってもらえた。
二週間後、受け取ったBabourはさっぱりとした顔になっていた。共生地がなかったのでタタキでリペアしてもらったのだが気に入っている。
今回の反省ポイント
・決して干すときに無理に力を入れすぎないこと
・横の引っ張りには弱い
洗ってからしばらく毎日のようにきているけれど、不具合もない。
それに洗いざらしのジーンズとの相性もいい。
総合的には、洗ってよかった。
新しくオイルをリプルーフするかどうかは、夏ぐらいになったら考えよう。