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ドイツ留学と京都暑い夏2024 ③ / 実は憧れていた舞踊大学のクラス

京都滞在も残り4日となりました。あっという間ですね(同じことを次の記事でも書いてそう)。

一昨日は1つ目のショーイングに参加してきました。フランスのエマニュエル・ユインさんのクラスショーイングです。
ご自身の人生や作品のことなど、たくさんのことをお話ししてくださる方でした。身体への集中力がすごい。やはりシンプルなことが一番難しいのだなと、改めて実感したクラスでした。

そして昨日は「空間、歴史、町歩き」というクラスを受講しました。私が活動している凸凹観光協会の活動にも繋がりそうだと思い申し込みました。
町って建築って歴史ってなんて面白い。何時間でも歩いていられそう。
今日は2日目なので自分の中でどんな変化が生まれるかとても楽しみです。

さて、今日はZZTのクラスや大学の様子をお届けいたします。


ZZTは8学期制で、通常の大学と同じく4年制です。
生徒数が少なく、おそらく学年に20人前後でした。倍率が高そうです。
大学はとても自由な雰囲気で、みな遊ぶように踊りを学んでいる印象を受けました。

修士課程もあるそうです。こちらは踊りを学ぶというよりは、学問として研究する環境であり、文化科学や社会科学あたりとも関わりが強いそうです。

私は学士課程3年生のクラスをメインに、いろいろなクラスにお邪魔させていただきました。ざっくりこんな感じです⇩

  • バレエ

  • コンテンポラリー

  • 即興

  • ピラティス

  • ジャイロキネシス

  • 舞台関連の座学(照明など)

  • 舞踊関連の座学(歴史など)

  • アート全般に関するトーク

バレエやコンテもいろいろな講師の方のクラスを受けることができたので、各講師の様々なバックグラウンドを感じることができました。
クラス内容の詳細は流石に書けないので…それぞれのクラスの感想を記していきます。

-バレエ-
舞踊大学のバレエクラスって経験者ばっかりで近づきにくい印象が勝手にあったのですが、この大学に入ってからバレエを始めたような生徒さんもいて、それぞれのレベルで必要なことを楽しく学んでいるクラスでした。
通常のバレエにはあまりないコントラクションをバーレッスンから取り入れたり、センターでキャラクターっぽい動きをやってみたり…
それぞれの踊りに、バレエの要素を怖がらず取り入れられるように、組み立てられていると感じました。

-コンテ-
こちらは講師によって特色が全く違いました。様々なフロアワーク・ステップをやってみたり、一連のコンビネーションを覚えてやってみたり…その方の踊りのバックグラウンドによってクラス内容が違うのはコンテならではだなと。様々な動きの基礎を学べる学生が羨ましいです笑
中でも一番印象的だったのが、生ドラム演奏があったことです!めちゃくちゃテンションが上がりました!!
少し即興的なことをやってみるときに、曲のリクエストをすることもできました。面白かった…

-即興-
動くクラスで一番難しかった笑
様々な条件で自由に踊って、クラスメイトとお互いフィードバックをして…
とにかくクラスメイトの踊りが面白い。すっごく刺激になりました。私のくそみたいな英語のフィードバックも優しく聞いてくれた笑
なんでもそうだけど、即興も慣れが必要ですね。あとはそういう環境。

-ピラティス・ジャイロキネシス-
ピラティスはなんとなくやったことあるけど、ジャイロキネシスは初めて。
バレリーナ向けのトレーニングメソッドというイメージが強かったですが、これはむしろコンテンポラリーを踊る人にかなり必要なことが詰まっているメソッドだなと感じました。
ジャイロキネシスは日本人講師の方だったので、言葉でも色々教えてもらえて充実しておりました。
札幌にもジャイロキネシスを教えている方いるみたいなので、いつか行きたいなと思っております(←思っているだけ)。

-座学-
ほとんど理解できませんでした笑笑
英語とドイツ語混じると本当にわかんない笑笑笑
ただ一つだけ、日本人の先生が伝統芸能を題材に話すクラスがあって、それはなんとかついていけました。
海外の方が日本の伝統芸能について話しているのを聞くのは新鮮でした。


私が受けたクラス以外にもきっとたくさんあると思うのですが、これだけのバリエーションがあるクラスを、朝から晩まで受講できるなんて、なんて幸せなんだ!!!!と毎日思っていました笑笑
このような日常のクラスに加えて、学校公演のリハーサルや本番、各々の学外での活動などもあるので、ダンス大好きな人にはとても贅沢な環境です。
2週間だけでしたが、密かに憧れていた舞踊大学の大学生を体験できて、本当にありがたかったです。

次回は番外編。ケルン観光記です🇩🇪
ビールばっかにならないように気をつけます。

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