軸をほしがる日本人
伊藤です、
フィリピンに来ています。
もう何度目だろう、というぐらい。
来るたびに、同じ本屋さんに行って
売れてる本をチェックしているのですが
日本との違いを発見したのでシェアします。
*
今、日本で売れている紙の本で
特徴的なのは
『ノウハウ本ではない』
ということです。
例えば、
・お金2.0
・日本再興戦略
どちらも勢いがあって、売れている本ですが
何か具体的なノウハウを学べる訳ではありません。
それぞれの著者
佐藤航陽さんと落合陽一さんの
思考・哲学・在り方が書いてあります。
こうすれば儲かるよ
ではないんですね。
ですが一方、ここフィリピンでは
と言うかフィリピンの本屋で並んでいるのは
アメリカのベストセラー本なので実質アメリカでは
ダニエルピンクのWhenや
リーンスタートアップという日本でも売れた本の著者の
shortcut your startupという本が
ニューヨークタイムス ベストセラーに
選ばれていて売れています。
どちらもノウハウ本寄りの内容で
Whenは
科学的にいつ物事を始めるのがいいのか
Shortcut your Startupは
スタートアップ企業がたどる道を解説して
失敗しないようにしよう
という内容が書いてあります。
ここから考えるに全体的に
日本人は自分の軸がほしいのでしょう。
確固たる価値観・信念
とでもいいますか。
アメリカやフィリピンは
キリスト教の国ですから
宗教的な軸があります。
日本はそれが希薄で、だからこそ
仮想通貨やAIなどの新しいことが賑わったり
世の中が急速に動いていく中で
自分がどうしたらいいか
何を判断の軸にしたらいいか
を無意識に求めてると思います。
だから、これから何かを発信したり
始めるなら、考え方や哲学的な要素を入れると
響くのではないかな、と。
そうして自分なりの軸ができた人が
増えてくるとスタートアップなど起業も盛んになって
面白いことになってくると予想しています!
それでは、最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
伊藤 聡
追伸:
ベストセラーになっていた本。
China Rich Girlfriend:
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Crazy Rich Asians:
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某国の人のことを揶揄しているのかな、、笑
追伸2:
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出版できるようになるには、、
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