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どんだけ辛くても生きてりゃどうとでもなる理論

俺は極端で0か100かで考えてしまう節がある(ゼロヒャク思考)。
たとえそれが考える物事であっても人間関係であっても。

今はだいぶ抜けたが昔は特に極端だった。
例えば好きな人ができた場合に真っ先にその人にアプローチをかけてしまう。いろんな話題をこっちから出したり、反応が良ければ食事にもすぐ誘う。ほんで早めに告白してしまう。

勿論告白までのスピードが早いために大体は断られる。玉砕されると俺もその人に興味がなくなって一切俺から話しかけなくなる。LINEが繋がってればブロックもした。異性からすれば非常に分かりやすい性格だったろう俺は。

仕事面でも色んなエピソードがある。
とにかく俺は不器用でどの職種でも同期に追い抜かれる。上司は「上達のスピードは人それぞれ」とフォローしてくれるが、自分で極端に卑下してしまいかなり落ち込む。誰も責めないのに勝手に自分で落ち込むのだ。

部屋も汚い。
掃除したいという気持ちはある。頻度でいうと半年に1回くらいで掃除する。多分完璧主義的な部分があってマジのガチで汚くならなければ掃除する気にならないのかもしれない。

SNSもリセット癖があった。
自分の発言の矛盾だとか、人間関係でもつれが発生するとすぐにやり直してしまう。Twitterでも一時期フォロワーが多かったのにリセット癖が発動して辞めてしまって後悔している。

多分こういうことしちゃう人を「ゼロヒャク思考」または「白黒思考」というんだと思う。ちなみに俺はADHDと吃音症もある。ググるとめっちゃ出てくるから俺以外にもいるんだなって最近感じた。

改善方法なんてわからなかった。
相談できる人もいないし、信頼できる友達や先輩もいなかった。
とりあえず自己啓発本を沢山読んでみたけどよくわからんかった。本には大体「人のこと気にするな!」とか「嫌われてもいい!」とかばっか書いてて「それが出来たら困ってねえんだよバカタレが」と一人でキレてた。

20代の頃はとにかく苦しかった。地獄だった。やることなすこと全てが裏目に回った。女性に騙されて借金まで作った。楽しい思い出がガチで1つもないくらい辛かった。リアルで誰にも相談出来なくて、現実逃避できる場所が2chのまとめサイトとニコ動だった。割と楽観的な性格だから自殺とかは考えなかったけど、辛すぎて涙が止まらなくなることが何度かあったのは覚えてる。渋谷発の副都心線の終電で満員の中ガチで涙止まらんくなったことは今でも忘れられない。

つらたん人生明るみが出てきたのは20代後半になってから。急にパッと良くなったのではなくてジワジワ良くなる感じ。なんていうか20代の頃の沢山の失敗と経験が積み重なって、失敗してもダメージを受け流せる(ごまかせる?)ようになれた。時間が解決してくれたと言えばいいのだろうか?それとも緩やかに性格が変わっていったのかな?(性格が変われば運命が変わるみたいなことはよく言うけれど)。

良くなった理由は他人の助言でも自己啓発本でもなく誰からにも助けられて貰ってない。自分自身のおかげ。

もし困っていても頼れる人がいない人がいたら言ってあげたい。
誰も助けてくれなくても、自分自身が助けてくれるので焦る必要はないよと。今の悩みは急いで解決しなくても、何とかなるんだよと。

本当に辛くて仕方がない時、寝るでもいいしやりたいことやるでもいい。退職代行で会社辞めても良い。
マジで現実逃避でも何でも良いから辛いならその場しのぎをするべき。その場しのぎに罪悪感を感じる必要もない。マジで割とみんなやってる。

生きてれば何とかなる理論。
若くして亡くなる人たちに提唱したい。

それでも、もしどうしようもなくて参ってたら連絡でも何でもくれ。話くらいは聞くので。



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