ケヤキのスプーンをつくってみた
材は半年前に間伐作業を行った際にでたケヤキを半割にしておいておいたもの
薪割りの経験からケヤキは硬いというイメージが強いのでスプーンの窪みの部分がうまく掘れるか心配だがチャレンジ!
芯の割れが入っている部分を避け
見本のスプーンをなぞり線を引き、ひび割れの部分から鉈でさらに材を1/4に割った
ナタノコである程度スープンの形になるまで整えて…
裏側は小刀、窪みをフックナイフでさらに形をつくる
削っている感触としては、硬いがサクラやリンゴの木とは違い繊維がとても太い印象(カシ類と似てるかも)
香りは梨っぽい
仕上げは紙やすり
キレイに完成したように見えるが…
小刀で削るときに、先端部分を強く押し当てすぎてしまい、割ってしまったため
割れたとこを漆で補強。
マスキングテープを貼り…
漆を3回塗り込んだ
バーニングペンで裏に和名をひらがなで
さいご蜜蝋で艶を出し
完成!
スプーンのようにまーるい形のものは紙やすりで磨き仕上げるのと相性がいいと感じた。
一方で紙やすりを使わず刃物での仕上げも、いつかチャレンジしてみたい。