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横断組織におけるPdM業務のあれこれ<ドメイン知識の習得方法>

こんにちは、アルファ室 プロダクトマネージャー/プランナーの石田です。
今回は、社外の方に個人的によくご質問をいただく、横断組織において「ドメイン知識」をどうやって習得しているかのお話です。

今日お伝えしたいことは、これだけです。
「自ら学ぶサイクルを持ち、自ら追体験を行う」を、やろうよ!ってこと。


1.横断組織のPdMとしてのドメイン知識とは

はっきり限定された、ある専門分野に特化した分野の知識であり、一般知識またはドメイン独立の知識と対比される。

Wikipedia ドメイン知識とは

DMMのように多様なサービスを手がける横断組織のPdMにとって、すべてのドメイン知識を完全に理解し、かつ実践に活かし続けるのは大変な挑戦です。しかしこれは逆に言えば、複数のドメインを学ぶ機会に恵まれ、実務経験を広げるチャンスでもあります。これにより、多様な角度からユーザー体験やビジネスモデルを求める視野を広げるスキルを培うことができるとも言えます。

2.ドメイン知識のインプット手法

正直にいうと常に60以上の事業を展開しているDMMにおいて、全てのドメインの学習ができているわけではないです。
では、どうしているかというと以下のサイクルで、関わるサービスのドメイン知識をインプットするようにしています。

  1. オーナーや実務担当者に直接聞く🎤

    • サービスの特性や背景を深く理解するため、オーナーから直接情報を聞くことが有効なので、自ら聞きにいく姿勢を持ちます。

  2. 問い合わせやお客様の声をインプットする💬

    • ユーザーの要望や問題点から、サービスの実態を気づくことができます。「問合せデータ」や「レビュー」を分析してテーマを見出すプロセスも効果的なので、積極的に行います。

  3. デスク調査👩‍💻

    • プロダクトページ、経営資料、ユーザーレビューなど、公開情報や内部資料を充分に活用していきます。

  4. 応用と追体験📱

    • プロダクトそのもの、経営資料(例えばIRやプレスリリース)、ユーザーレビューなど、公開情報を充分に活用しインプットし、自身もユーザーになりきり追体験をします。

繰り返すことでインプットを深めています✌️

3.AIの活用と自学習

新規の企画立案では、ドメイン知識の学習にAIを活用すると効率が高まるので利用するようにしています。
例えば、他社のサービスの仕様や仕組みに関する調査をAIに行わせることで、快速に情報を抽出し、概念を積み上げることが可能になります。これにより、企画立案をスピーディーに行うことができます。さらに、海外の事例のインプットや、コロナ禍以降に進むアフターデジタル時代に合わせたサービスやUXの進化に関する知識を定期的に自学習するようにしています。

4.おわりに

年齢に関係なく、学びやインプットを習慣化し、自ら積極的に情報を取りにいく姿勢は、どのような環境でも大切だと考えています。特にPdMの役割においては、こうした姿勢が新しい価値を生み出す原動力になりますよね💪

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