Hardware is hardというけどそろそろ学びを活かせても良いのでは?

またもやクラウドファンディングで巨額を集めたプロジェクトが失敗に終わったようだ。

ちょうど最近クラウドファンディングに関する成功率についてブログで書いたばかりなのだが、BIでKickstarterとIndiegogoで合わせて3億円以上も集めた3Dヘッドフォンを提供するOssicがプロジェクト及び事業そのものの停止したという記事を見つけた。これで何社目だろう?そして、これら失敗を扱う記事にしても、「何故作れなかったのか」を明確に書いている記事は見たことがない。その何故の部分を明確にしない限り今後もこの手の失敗は繰り返されると思う。

一方でKickstarterやIndiegogoなどのクラウドファンディングのプレーヤーには、この辺りの「何故」に関する知見は蓄積されているのだろうか?あくまでも出資者とひ出資者とをマッチングするプラットフォームでしかないので、製造そのものに関する問題点や課題への知識の集約は期待できないだろう。ただ、そうなると、失敗の蓄積はハードウェア企業にいた人達の属人的なものに終ってしまって勿体ない気がする。

どこかに製造に関する難しさやそれに対応するソリューションを豊富に持っているところがあれば、クラウドファンディングでのプロジェクトやハードウェアスタートアップの成功率が上がってくると思うのだが。ん?日本の製造業って、まさにそういった経験や技術の宝庫なんじゃなかろうか?そんな単純では無いだろうけど、課題とソリューションがうまくマッチングできればうまくいく気もするのだが。

https://www.businessinsider.jp/post-167924

https://medium.com/deep-dive-into-the-basis/クラウドファンディングの成功率-232f1f9c503f

いいなと思ったら応援しよう!