何度見てもワクワクが止まらない、羽生くんの「エストポリス伝記IIメドレー」
何日か前に本人の公式YouTubeでアップされたこちらの動画。
羽生くんファンとしてはもちろんですがゲーム好きとしてもめちゃくちゃ刺さる動画で、もうリピート再生が止まらないという状況です。笑
ということで、今回のnoteでは羽生くんの最新の動画についての感想を書かせていただきたいと思います。
どちらかというとスケオタ目線というよりもゲーム好き(私はあくまで「ゲーム好き」であって「ゲーマー」ではない、と自分では思っています)目線の感想になってしまうかと思いますが、どうかご了承ください。
レトロゲームファンには「分かる分かるー!」の連続
スケーティングや演技の感想に関しては、他の濃いファンの方々が散々語りつくされているであろうから省くとして。
ゲーム好きとしてはまず動画の始まりがちゃんと4:3の昔の比率のTV画面から始まるところがまさにレトロゲーム!って感じで羽生くんの拘りを感じました笑
私は今でもスーパーファミコンのゲームをやったりしますが、昔のTVは今のTVと画面サイズの比率が違うんですよね。
一応、レトロフリークというゲーム機でレトロゲームをプレイするときは画面の幅をワイドサイズに設定することはできるのですが、無理にサイズを合わせようと設定するとどうしても横に伸びたような変な感じになってしまうんですよね。苦笑
なので、私は(昔懐かしい気分を味わいたいというのもあって)画面の比率は変えずにゲームをプレイしています。
羽生くんはRE_PRAYでのゲームのチョイスからして恐らくレトロゲーム好きと思われるのでこの4:3の比率から始まり、動画のラストも今のYouTubeの16:9の比率からズームアウトしていって4:3のTV画面に戻っていくという演出が良いなぁと思いました。
ちなみに、余談になりますが、スーパーファミコンの実機って今でも起動したら全然普通にプレイできるんですよ。
ゲーム実況とかされる方は動画の画質のことを考えてレトロフリークでプレイされてる方が多いと思いますが。
逆に今の最新のゲームの方がどんどんアップデートされていって昔のバージョンだとプレイできなくなってしまったりといったやや不便な点があるように思います。
大昔のスーファミの方が今でも普通にプレイできるってなんか不思議な感じがしますね。
後半に至ってはもはや本人自作のMADですよね
動画の後半に入ると、これまでの本人のRE_PRAYでの演技のシーンが音楽に合わせてカット挿入され、もはやMADと言っていいものになりつつあります。
ぶっちゃけ私が思うに羽生くんて高校生〜大学生の頃は結構な「ニコ厨」(=ニコニコ動画愛好家を指すネットミーム)だったのではないでしょうか。
↑は一時期ニコ動でハマってよく見ていた羽生くんのMAD動画です。
2000年代〜2010年代って本当に今では考えられないほどニコニコ動画ブームだったんですよね。
アニメのMADもたくさんありましたし、歌ってみた、踊ってみた動画も大流行してましたし。
多分世代的に羽生くんも(紅白で千本桜を熱唱してたところからして)ニコ動全盛期を過ごしてた年代なんじゃないかなぁと思います。
余談ですが、以前紅白にゲスト審査員で出てたとき、ちょうどスターウォーズの映画の公開された年だったのでベイダー卿と羽生くんのちょっとしたコラボがありましたね。
(厳密に言うとベイダー卿、新シリーズのスターウォーズの映画には出てないのですがまぁそのへんのツッコミは置いときます。苦笑)
そんな恐らくニコ動全盛期を過ごしていたであろう羽生くんの本人自作のMAD動画をまさか見れる日が来るであろうとは。
ほぼ同時期にやはりニコ厨だったファンとしては嬉しい限りです。笑
ただ、一昔前のニコ動全盛期の頃はまだまだ著作権に対する考えが緩い時代で、今はもう当時のような緩いノリで動画を作ったり見たりというのはできない時代なんですよね。
羽生くんもGUCCIのアンバサダーになったりと活動がどんどんグローバルなものになってきていて、もう昔のようにネタ半分で本人のMADを作って投稿、というのはできない時代です。
(ファンの方達もSNSへの羽生くんの写真や動画の投稿に関しては著作権を考えてくださいと結構頻繁に注意喚起されていますよね)
だからこそ、こうしてほぼMADと言っていい動画を本人自ら編集して投稿してくれているのを見て、一ネットユーザーとしてはかつての良くも悪くも緩い時代だったニコ動全盛期を思い出すな、懐かしいなぁという気持ちにさせられました。
もちろん著作権は守られるべきというのが大前提ではありますし昔のような違法アップロード野放しの無法地帯に戻ってほしい、などという考えはありませんが、それでも私としてはいろんなMADが投稿されていたり、ごく稀に公式もそういったMADに反応してくれてたり、そういういろんな意味で緩かった時代もそれはそれで楽しかったな、という気持ちは正直なところあるんですよね。
レトロゲームの懐かしさだけでなく、かつてのニコ動全盛期を思い起こさせるような懐かしさ。
羽生くんが意図して自身のMADのようなものを作成されたのか、その真意は果たして分かりませんが、私にとってはその両方を感じさせられる動画だな、と思います。
動画編集スキルもすごく上達してる
羽生くん相手に上達したね、なんて言うとファンの方々から何様だ、と突っ込まれそうですが。苦笑
実際、初期の動画から比べると本当に格段に動画編集のスキルは上がっているなぁ、と思います。
私も個人的な趣味で動画編集を時々することがあるのですが、たかだか4〜5分の動画を作るのに短くても一ヶ月はかかるんですよね。
それこそ、0コンマ何秒まで集中しないといけない世界ですから。
不要な部分を切って足したい部分を貼り付けて、ここからここまではフィルターをかけてエフェクトを付けて…ってめちゃくちゃ時間かかるし集中力も必要とされる作業です。
ましてや、私などは暇人ですが、スケートの練習だけでなく日々雑誌の取材だったり撮影だったり次のアイスストーリーの構想を練ったりなど毎日忙しくされている(であろう)羽生くんにとっては本当に大変な作業だと思いますよ。
でも、大変な作業でもここまで編集に凝って自分なりの拘りを詰め込んだ動画を作り続けているということは、大変だけどきっと楽しいんだろうな、と思いますね。
ご本人はなかなかYouTube更新できていなくて申し訳ない、と度々謝られていますが、こちらとしてはあまり気負いしすぎず趣味の延長ぐらいの気持ちでのんびり楽しく動画作成を続けていってほしいなぁと思っています。
以上、羽生くんの最新動画の感想でした。
どちらかというとスケオタ目線というよりもゲーム好き、ネットユーザー目線での感想になってしまいましたが。汗
国民栄誉賞を受賞してからは特に、なんだか羽生結弦というと国の宝、英雄、といった感じでめちゃめちゃ神格化されてしまっている感がありますが、素顔はガチのスケオタでゲームオタクでイヤホンオタクで動画編集にも凝り性ぎみな一人の青年だと思うんですよね。
私は浅田真央ちゃんの現役時代から常々思っているんですが、アスリートを過剰に神格化しすぎる傾向はあまり良くないよな、と思っていまして。
羽生くんのことを色々と言う人もいますが、世界で戦っているアスリートとなれば気は強くて当たり前だし、プライベートな部分では10代、20代の年相応の若者だと思うんです。
(一見ほんわかして見える真央ちゃんだって、佐藤信夫コーチとは当初何度も練習方針を巡って衝突していたそうで、演技終了後に佐藤コーチが飲み物を差し出しても無視してしまったりということもあったそうです。ちなみに、本人は最近その頃のことを振り返って「一番負けん気が強くて頑固な頃だった」と恥ずかしそうに語っていました。笑)
なので、今回のRE_PRAYのコンセプトもそうですが、羽生くんの好きなもの、個人的な趣味というものをどんどん今後も出していってほしいなと思いますね。
(一応補足しておきますがプライベートをまるまる見せてほしい、といった野次馬的な心理ではありません)
もちろん本人の中ではスケートが第一なのだと思います。
でも、スケート以外に好きなものも沢山あってほしい。
いろんな物に触れて楽しんで、「フィギュアスケーターでない羽生結弦」の部分も大切にしてほしいな、と一ファンとしては思っています。
(まぁ多分、本人の中ではゲームをしていても音楽を聴いていても最終的には「これスケートに取り入れたりできないかな」とスケートに戻っていそうですが…笑)
なんだか後半は動画の感想からだいぶ話がそれてしまいましたが汗
以上で今回の記事は締めくくりたいと思います。
最近はメンタル的に色々あってスケートや真央ちゃん、羽生くんから少し遠ざかっていましたが、それでもやっぱり自分はこの二人のファンであることは揺るがないな、と改めて思いましたね。
毎度のことながら駄文、雑文になってしまいましたがここまで読んでくださってありがとうございました。
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