ライター、カメラマン、ときどき編集者。田舎フリーランスのゆるゆる日記。

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マガジン

  • 日常の端っこ

    日常の中で考えたこと、感じたことなどを書いています。端っこの方の、淀んだ灰色みたいなものばっかりです。

  • 饒舌な食いしん坊

    • 14本

    【期間限定】7名の食いしん坊による共同マガジン

  • カメラといっしょ

    2018年12月からカメラ沼に沈んでいったわたしが、カメラとおでかけした時の記録です。日々楽しく、暗めの写真を撮り歩いています。休日のお暇なひとときにでも、ゆるりとどうぞ。

最近の記事

鶏もも肉の味噌漬け焼き

この春くらいから、意識的に休みの日をつくるようにした。いつの間にやら30歳目前、学生時代の体力はもう無いと痛感しているからというのはもちろん、仕事を詰め込んだところで別にいいことないな…と思ったからである。 去年後半からのスケジュールを見ると、2週間働き詰め→1日休み→2週間働き詰めなんて月が平気であったりして恐ろしい気持ちになった。あれ、わたし「のんびり行き先を決める」とかでフリーやってるんじゃなかったっけ。これでは行き先を決めるも何も、その支度すらできやしない。 今月

    • 麻婆茄子豆腐はいつも上機嫌

      近所のディスカウントストアには、いつも粗挽きミンチが置いてある。こねたらすぐひと塊になりそうな細いのじゃなくて、豪快なドレッドヘアみたいなの。 これがムギュムギュしててうまいんだよ、ナスとお豆腐に合うの。毎度毎度買いものカゴに入れるたびに、おいしいもんつくるぞー! と気合が入る。 シェアハウスの同居人とは生活時間が似ているので、ほとんどの食事を共にしてきた。それがまたわたしの自炊頻度を上げている。 おいしいもの好きなわたしだが、ひとりで食べるごはんはお茶漬けだけとか食パ

      • tanka no hanashi-202009

        こんばんは、鶴(@dmdmtrtr)です。 短歌、細々と続けております。202009も無事ナンバリング成功です。わ~~パチパチ。 ほかにもnote書きたいことあったはずなんだけど、なぜか毎日忙しすぎる。 なんとか休みを確保しながら生きているもので、noteを書く余裕がほんとうに無かった…いけませんねえ。 さて、やっていきましょう。 atsumeru今月わたしが目にした中でぐっときた短歌をご紹介します。 短歌は収集もすぐできていいですよね。読むコストが圧倒的に少なくてよ

        • tanka no hanashi-202008

          こんばんは、鶴(@dmdmtrtr)です。 最近はすっかり短歌にハマっておりまして。詠むのも、読むのもどちらもすき。 5・7・5・7・7 たった31音で情景が広がるの、すごくないですか? 双方に妄想力があってこそ成立するこのあそび、たいへんに興味深い! と、いろんな方の短歌を読み漁っている今日この頃。 なんて言っていたら、同じく短歌にハマっているらしき友人のけんず氏に オラァ短歌まとめnote書けよオラアァ と脅されまして… おー怖い。そんなわけでいま、PCに向かって

        鶏もも肉の味噌漬け焼き

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        • 日常の端っこ
          78本
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          14本
        • カメラといっしょ
          6本

        記事

          色のない日

          さて、夏である。梅雨もようやく明けたのだという。 なんだかいろいろが、じっとりと湿るみたいに変わっていった7月だった。 7月。この1か月のわたしは、駆け抜けたなあという印象だ。 定職に就いていた頃よりも稼働時間は短いものの、毎日何かしらの仕事をしていて、Googleカレンダーにはいつも何かしらの色がついている。 今日は久々の無色。 この前に無色だったのは8日、でも日記を見ると在宅ワークをゴリゴリに消化していて、全然休んでいなかった。 精神的にはすごく楽しんでおり、毎日楽

          色のない日

          シャンプー・カット・ランデヴー

          髪を切った。前切ってから2か月くらいだと思っていたのに、いつの間にか4か月も経っていて驚いた。そろそろ髪がもさっとして邪魔だなあと思ってはいたけれど、そんなに放置していたとは。いわゆる「女子力」の欠乏。 シャンプーをされながら、他人に頭を触られるのってなんで気持ちいいんだろうと考えていた。頭って、要するにヒトの弱点である。弱点に触れられて気持ちいいなんてね。 さあああとシャワーの音、すこし熱めのお湯が髪の内側まで侵食してくる。ほんとうはぬるめのお湯が好きだけれど、「お湯加

          シャンプー・カット・ランデヴー

          散文だとか日記だとか:妄想エクスプレス

          さて、そろそろ日記の書き溜めも底を尽きてきた。 書きたいことが無くなったというよりは、時間が減った。すこーーしずつ日常が戻ってきて毎日何かと仕事をしているので、「思いついたこと」が現れなくなってきている。 そう思うと、この1か月半はゆったり暮らしてきたんだなあ。 がっつり働いて生活の充実度を上げるのも大切。 きゃっきゃと遊びまわって幸福度を上げるのも大切。 でも「何もしない」をすることに、罪悪感を覚えないのも大切だね。 思考は余裕から。のんびりと何かを考える時間って生

          散文だとか日記だとか:妄想エクスプレス

          散文だとか日記だとか:胸を張れ、フリーと名乗れ

          やれ金欠だの暇だの、かと思えば仕事に追われているだのと、日々ぼやぼや呟きながらどうにか生活している。 仕事でペット葬儀についての記事を書いていたら、リサーチ段階でちょっと辛くなってしまって参った。 動物好きだし、実家でうさぎとかハムスターとか飼ってたし、最期の別れで大号泣したことを思い出す。いちいち感情移入してると効率が悪いんだけど、実体験を伴うものが入るとどうしてもね。 あの子は食パンが好きだったから一緒に入れてあげたなとか、もっといっぱい撫でてあげればよかったかなと

          散文だとか日記だとか:胸を張れ、フリーと名乗れ

          散文だとか日記だとか:好きで似合うの

          ちょっとへんな色や柄の服が好き。自分で服を買うようになったときから、変わったものを選ぶことが多かった。今でもそう、というか今の方がそう。 この時期によく着ているのは、白地にパンの絵がでかでかと描かれたTシャツ。七分袖でちょうどいい。ゆるい黒線で描かれているパン、ふかふかしてておいしそうなの。 目を引く柄のTシャツは半袖のものばかりだから、夏になると喜び勇んでいろんなTシャツを着る。ほぼ毎日Tシャツジーパン女の爆誕である。 絵柄がんばってるやつはだいたい白Tなので、わたし

          散文だとか日記だとか:好きで似合うの

          散文だとか日記だとか:弱くてニューゲーム

          わたしの人生、同じようなパターンが数年おきにループしてるなって思う。 似た期間で何かをやめたり、似たグループに入ったり、似た人と出会ったり。「これ進研ゼミでやったやつだ!」みたいなお気持ち。 だからといって強くてニューゲームみたいに対応できるかというと、そんなわけないんだな。 おんなじ失敗をして自分がヘコむの。うん、やり直しでも間違うバカなの。 その度怖くなったりする。また次も失敗するんだろうなって思う。 28歳の今でも多すぎるほど「あ、前にもこんなのあったな」って

          散文だとか日記だとか:弱くてニューゲーム

          散文だとか日記だとか:ヘビーウェイト

          読みごたえのある文章を書きたいなんて生意気にも思うとき、頭に浮かぶ事象のすべてが、元婚約者?に振られたあの一連の出来事に微かでもつながってしまう。 ひどいなあ。悔しい。悲しかった。ぜんぶ負の感情から書き起こす。 いい加減やめてほしい。もういい。わざわざ沈み込んでいく必要ないよ、わたし。 そのせいで(というのは言い訳に過ぎないのだが)思うような文章が書けないでいる。今が楽しいからこそ余計にそう思う。 ぽつぽつと語るような口調で、日々頭に浮かんだよしなしごとを書き連ねるば

          散文だとか日記だとか:ヘビーウェイト

          散文だとか日記だとか:うつわに注いで

          2月のはじめ、九州旅行で佐賀県に行った。 そのときに有田焼の「ARITA PORCELAIN LAB(アリタポーセリンラボ)」でいいなーと思ったうつわを、5月のはじめに開催されていたWeb陶器市でポチったのです。 先日それが届いて静かに小躍り。紺と青白磁のうつわ。ロックカップとパスタ皿。お皿はちょっと大きすぎたかな。とにかくいい色ですてきなの。 九州旅行は結構行き当たりばったりだった気もするけれど、そのゆるさが楽しくて、のんびりした旅になってすごくよかった。大学の同期女

          散文だとか日記だとか:うつわに注いで

          散文だとか日記だとか:浅知恵に情け

          何らかの理論や法則を実践すれば他人のためになると思っている人は総じて浅い、取って付けたような公式に取り込まないで相手を見てくれ。 浅いのは勉学や知識の量ではなく見る目。向かい合ってるのは人間なんだよ 人間を公式に嵌め込むのって失礼だと思うんだよね。イレギュラーを見つけると「思ってたのと違う!」なんて正しに来ないでほしいものです。 私は利己的な人間だ。やりたくないことは(しなくて済むなら)極力やらない。自分のやりたいように生きる。 ただし、できる限り他人に迷惑をかけるこ

          散文だとか日記だとか:浅知恵に情け

          散文だとか日記だとか:なんにも残らなくっても

          1か月ほど前からなんとなく、約2日に1回ペースで日記(?)を更新している。本当にどうでもいい内容すぎるけれど、楽しく書いていることくらいは伝わるだろうか。 こういう、喋りたいけど脈絡もなく話し出したら相手は「???」ってなるよなあ、ということをつらつら書くのが楽しい。 いわゆるチラ裏。チラシの裏にでも書いとけ! っていうアレ。いやー読んでくれてありがとうな。 わたしの好きなエッセイ本は、だいたいこういう取りとめもないことをスススと連ねてあるものばかり。「わたしを空腹にし

          散文だとか日記だとか:なんにも残らなくっても

          散文だとか日記だとか:緑金に恋して

          2年前くらいにkissoraのとある店舗限定で販売されていた、深いグリーン地に金のロゴが捺された長財布をずっと探し求めている。めちゃくちゃ限定的! すごくツボをついてきたのに、その場で買わなかったことを後悔しまくっている。あれを一目惚れと言うのだ。 今はもう販売されていなくて、素材の革が変更になってリニューアル販売されるとかなんとか聞いたのが去年の話。「出たら教えてください」と伝えたものの、その後連絡が来ることはなかった。 が、つい先日、全国版の商品にそれらしき色とロゴ

          散文だとか日記だとか:緑金に恋して

          散文だとか日記だとか:平和定食

          定食屋の前にいつもいる茶トラ猫が、今日もいる。 お店の中を覗いていて、わたしのことなど気にも留めない。わざと足音を鳴らして歩く。聞こえているくせに振り向かない。 でも撫でようと近寄っていくと逃げられる。もうちょっと愛想振りまいてくれてもいいのに。きみ、顔はかわいいんだからさあ。 定食屋の前には、チェリオの自販機がある。 子どもの頃、よく駄菓子屋の前にあった記憶。安いし、パッケージも中身もやたらめったらカラフルで、みんなわいわい言いながら買ってた。味はいつも微妙だったけ

          散文だとか日記だとか:平和定食