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2ブロ2024デッキ選択について
エリア戦お疲れ様でした。
1か月間頑張って調整したのでその備忘録代わりに書きます。
今回の2ブロックは頭一つ抜けたデッキがなく、環境読みが大事だったと思う。
2ブロック相関図
環境の中心がジャイアントであり、ジャイアントに勝てるデッキ(ゼニス系統等)、ジャイアントに勝てないけどジャイアントに勝てるデッキに勝てるデッキ(黒緑アビス等)の三すくみが成立している。
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相性表
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さて、あなたは頂点にいる三すくみのデッキから1つを選んで戦うことにした。自作のデッキがうまくいかなかったのかもしれないし、単にそのデッキが気になっただけかもしれない。いずれにせよ三すくみからデッキを選ぶことには何の問題もない。それよりも、どうやって他のデッキを打ち倒せばいいのだろうか?
ああ、まず何よりも、どのような状況なのかを学ぶことだ。
各デッキの主張点と弱点
ジャイアント
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主張点
大型革命チェンジが2種、5コスのチェンジ元も豊富で他のデッキより安定性に優れる。アグロマジックや黒緑アビスなど盤面を作ってくるデッキにはマッハファイターを起点に動けるため有利である。
弱点
盤面を作らないデッキには遅れをとることも多くゼニス系統やターボマジックに不利が付く。またメタゲームでは最初に意識されるデッキであり、有利のつくデッキも対策をしていることが多い。
ゼニス系統(赤緑、黒緑、青白緑)
共通してジャイアントに有利であるがアグロマジック、黒緑アビスに不利である。また「シャングリラクリスタル」を引いているときといないときで出力の差が出やすい。
赤緑ゼニス
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主張点
「グレイテストグレイト」裏向きマナ3+表向きマナ2枚の「ベートーベン」より早く着地するフィニッシャーでありゼニス系統に強いゼニスなのが主張点。
弱点
「コールドフレイム」や「アメイジン」で大型を止められた際の回答を持っておらず、火文明のトリガーの質が悪くトリガーから捲りにいきづらい。そのためマジック系統に大幅に不利が付く。
黒緑ゼニス
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主張点
大型ハンデスによってターボマジックや青白緑ゼニスなどのリソースをため込むデッキに有利がつく。また黒のトリガーが強いため、ゼニス系統で一番踏んだ時の巻き返しが図りやすい。
弱点
リソースを産むカードが少なく、折角全ハンデスを決めても、こちらも決め手に欠けて巻き返されることがある。
青白緑ゼニス
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主張点
「Hアルカディアス」により呪文主体のターボマジックに有利が付く。
また2コストの裏向きを生み出せるカードが9枚以上投入でき、そのうち4枚がルーターのため事故が起こりにくく「シャングリラクリスタル」の上振れが狙いやすい。
弱点
カードパワーが低く、ハンデスに弱いため黒緑アビスや黒緑ゼニスに不利が付く。
マジック系統(アグロ、ターボ)
共通して「コールドフレイム」という最強のルーターを使えるため事故が起きにくい。
初手のマナゾーンに埋めるカードが共通して採用しているカードになりやすく早い段階のマナ置きでデッキタイプを識別するのが困難な時があるが2つのデッキで動きが全く違うためミスを誘いやすい。
アグロマジック
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主張点
環境上最速の3キルが可能。早いターンに盾を刻めるので裏向きマナを用意しなければ切り返せないターボマジックとゼニス系統に有利が付く。
弱点
「ピーカプ」「ダウンフォース」など「カクメイジン」への依存度が高く、また「パーフェクトファイア」を引かないとトリガーケアをしながら打点を出すことが難しいため、ある程度妥協した盤面で盾に突っ込むことになりがち。
ターボマジック
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主張点
勝負を決めるターンまで一切クリーチャーを出さないことが可能でジャイアントに大幅に有利が付く。また山を掘るスピードが速く「ハヤブサマル」「なぜ離れ」などのピンのカードなども引きやすい。
弱点
2コストの裏向きマナ作成が1種類しか採用できず序盤からビックアクションされると対応しづらい。また多くのデッキに採用の可能性がある「ハヤブサマル」がケアしにくい。
黒緑アビス
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主張点
序盤からのハンデスでゼニス系統に有利が付き、3ターン「テレスコテレス」の上振れは健在で決めれば不利対面をまくるパワーがある。
弱点
「デスロード」よりパワーラインを高いカードを取るのに苦労するため、ジャイアントに大幅に不利が付き、有利が付くゼニス系統にも相手の山上が強くて盤面を作られると返せずに負けることがある。
その他等々
ここで紹介してないデッキは基盤に問題があると感じ候補から外した。
事故りやすい。パワーがない。等々
結局何を使用したか
負けたのが4パスと時間切れ両者敗北。
— 決闘者p@幽鬼 (@0fp3882) November 30, 2024
最後にパウワー気がついたのとターボマジック激増で俺の日だと思ったのに両敗はほんまに。 pic.twitter.com/yZuY8zdvxY
青白緑ゼニス
最大母数だと予想されるジャイアントに不利が付くデッキは握りたくなかったので、ゼニス系統かターボマジックからの選択。
最後は主張点の2コス10本とルーターつめる安定度が他のデッキと明確に違うため不利対面だろうと事故らなきゃプレイ精度で詰め切れるだろうと踏んで選んだ。
結果は3-2予選落ち。負けたのは5tまで裏向きマナ作れなかった事故と山堀きってここからETとりまくるぞってところでの時間切れ両敗なので割り切り。
最後に
久しぶりのエリア予選楽しかったです。
色々試行錯誤しながら構築を試すのがやっぱ好きです。
対戦してくれた皆さん、2ブロCS、エリア予選のジャッジの方々、調整を手伝ってくれた人々ありがとうございました。
以下愚痴注意
まじで頼むからコンプとゼニス使ってくる奴はプレイ早くしてくれ。
俺も人のこと言えないけど
表にするマナ3枚ぐらいは対戦相手の思考時間中に決定できるだろ。ゼニス離れることが決まってから表にするカードを30秒ぐらい使って考えるやつはなんなん。そういうやつはエターナルKを使うか決めるのも時間かけるからゼニスに除去あてるだけで2分ちょっと時間使われる。ゼニスに除去を3回あてるだけで制限時間の1/4使われるの勘弁してください。
あと運営さん頼むからETは時間切れのターンに含まないに戻してください。
ガチで1ヶ月調整したのが時間切れ両敗で終わった虚無感ヤバくて普段は書かない愚痴を書いてしまった。