
反面教師にならない【教師の志016】
この記事ではこんなことを考えてみます!
反面教師って意外とたくさんいるのでは?
今回は、反面教師という言葉について考えていきたいと思います。我々教師が反面教師にならないためにはどうしたらよいのか。そもそも自分が学生だった頃を思い出してみてください。結構周りに反面教師だなって思う先生っていませんでしたか?大人になり、自分が教師になってみて、この感覚を忘れてしまわないようにしなければならないなというのを日々感じています。なぜなら自分がそうだったように、今の子どもたちも大人のことをとてもよく見ているからです。
教師が反面教師になってはいけない理由
教師だって人間であるということは以前もお話ししました。つまり、完璧である必要はありません。完璧であろうとすればするほどこの仕事はしんどくなってしまうと思います。
しかし、子どもたちは大人をとてもよく見ています。例えば、先生同士で誰と誰が仲が良いとか、誰と誰は仲が悪いとか、僕たちよりも意外と子ども達の方がよく知っているなんてこともありませんか?
仲が悪い人がいることは決して悪いことではありません。色んな人がいるからこそ、合わない人もいるけど、様々なアイデアが出てくるものです。ですが、子ども達がそれに気づいた時、子ども達はどういう風に我々大人のことを見るでしょうか?
子どもが気を遣う?
大人同士の仲が悪いことに子どもが気づいた時、子どもは大人に対して気を遣ってしまいます。
ある学校で実際にあった話なのですが、誰がどこから見ても仲の悪い学年団がありました。そもそもなぜそんなメンバーにしたのかという疑問もあるのですが、卒業時のアンケートに生徒たちが、「先生たちの仲の悪さが伝わってきて嫌だった。」と書かれてあったそうです。
それを書いた子にとって高校生活ってどんな生活だったのでしょうか?気を遣ってしんどかったのではないでしょうか?その話を聞いた時、なんだか少し悲しくなってしまいました。
合う合わないは当然あるけど
人間誰しも合わないことは当然あるのですが、それが子どもたちに見えてしまうのはあまり良くないと思います。特に子ども達と直に接する機会の多い学年団の先生たちは、仲がいいに越したことはないと思います。でも仲の良い学年団はどんな学年団なのでしょうか?また別の機会にそれについても考えてみたいと思います。とにかく今回は、反面教師にならないようにというお話でした。
今回もスキルシェアにお付き合いいただき、ありがとうございました。ささやかですが、誰かの役に立てれば幸いです。
「こんなことを考えてみたい!」ってことやこの記事の感想があればコメントでお知らせ下さい。今後の参考にさせていただきます。