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席替えのやり方でクラスがまとまる【教師の時短✕効率化術002】


この記事はこんな困りごとを解決します!

  • 席替えって生徒は楽しいけど先生は大変!

  • 席替えの度に喜ぶ生徒と文句を言う生徒がいて大変!席替えって必要なの!?

今回のスキルシェアは
「席替えのやり方一つで自分(生徒)たちが自分達でクラスを創り上げる方法」
をご紹介します!

 席替えって先生にとってはあまり良いことないですよね?でも、生徒たちにとっては「大事な青春の1ページ!」らしい(笑)
 だからといって生徒たちがやりたいことをただやらせてあげるだけでは「〇〇先生はいい先生!」って言われるかもしれないけど、生徒たちの成長にはならないですよね。そこで今回は席替えの工夫をお伝えします!

「席替えをしたい!」と言う生徒にこの一言!

 今回のスキルシェアは「席替えをしたい!」と言われた時にある一言を言うだけです!

「じゃあ、自分達のクラスのことだからみんなで話し合って決めてごらん。」

 たったこれだけです。大事なことは「みんなで話し合って」の一言。そして、そこに「ただし、全員が納得する形でね」と付け加えます。
 すると生徒は「わかりました!じゃあ、やり方はどうしたら良いですか?」と聞いてくるので「それも含めてみんなで話し合って決めていいよ」と言っています。
 多くの生徒は驚きます。なにせ今まで担任の先生のやり方通りに席替えをしてきたわけですから。突然の自由に驚きますが、考えます。どうしたら良いのか。そこでもし、「どうしたらいいですか?」って聞いてきたらチャンスです。「みんなで考えてごらん」ってもう一度言えるので。

ワンポイントアドバイス

 「生徒に自由にさせるなんて!」って思ったそこのあなた!クラスは先生が作るものではありません。みんなが創り上げていくものです。自由にさせすぎるのではありません。全員が納得する形と言うのがポイントです。
 全員が納得してクラスを運営していく。それが、自分達で考え動く生徒を育てます。話し合うことで、クラスのコミュニケーション力もアップします。クラスが自分達で創れるようになっていくと、先生の仕事は減っていきます。
 実はこれも僕の時短術の1つです。さらに、生徒を育てる面でも効率が良い。僕のモットーである最速時短化かつ最大効率化が達成出来ます。

今回のワンポイントアドバイス
「全員が納得する形」

 この一言でみんなで話し合います。席替えしたい生徒が最初にみんなの前で「席替えをしよう!」と言うと中々成立しませんが、2回目以降は成立することもあります。しないこともあります(笑)生徒が抱いている不満や文句をお互いぶつけ合い、良い方法を探り合えます。子どもたちはそこで、根回しという術も学んでいきます。

 今回もスキルシェアにお付き合いいただき、ありがとうございました。ささやかですが、誰かの役に立てれば幸いです。
 「こんなことを時短化(効率化)出来たらいいな!」ってことやこの記事の感想があればコメントでお知らせ下さい。今後の参考にさせていただきます。