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席替えから達成感を得て成長する【教師の時短✕効率化術003】
この記事はこんな困りごとを解決します!
たかが席替え、されど席替え
席替えをただのイベントにしたくない!
今回のスキルシェアは
「席替えのやり方一つで生徒が達成感を得て成長につながるもうひと工夫」
をご紹介します!
以前のnoteでもご紹介したように席替えは生徒たちにとっては「大事な青春の1ページ!」らしい(笑)と言うことでせっかくなら席替えを通じて成長してひと回り大人になって欲しいと言うことで+αの工夫をご紹介します!
「青春の1ページ」は生徒自身でめくらせよう!
以前のスキルシェアでもお伝えしたように「席替えをしたい!」と言われた時に「じゃあ、自分達のクラスのことだからみんなで話し合って決めてごらん。」の一言で生徒たちは動き始めます。まだ、以前の記事をご覧になってない方は以下のリンクから詳細をご覧ください。
そして、この言葉を伝える理由はもう一つあります。それは、生徒の言葉を借りるならば「青春の1ページを自分たちでめくる達成感を味わってほしい」からです。以前のnoteで、「文句を言うなら行動しよう」とお伝えしました。詳細は以下の記事にて。
席替えが行われていないこともある意味学校に対する不満です。そこで自分たちでその現状を変えるべく行動して席替えが達成されればそれは素晴らしいことです。
そこで、考えていただきたいことがあります。学校で、「席替えをしよう!」と声をかけ、席替えを実施することはそこまで難しくないでしょう。
しかし、この記事を読んで下さっている社会人の皆さんは、何か変えようとすると何かしらの労力がかかることはお気づきだと思います。
こんな書き方をすると大袈裟に感じるとは思いますが、僕は席替えが達成されれば、発起人に一つ仕事を与えます。
「真っ白の枠も何もない紙に新しい座席表を作りなさい。」
ワンポイントアドバイス
何もないところに一から作業をしてもらいます。席替えのやり方についてもくじ引きならくじの用意を、あみだくじならあみだくじの用意を全て発起人にしてもらいます。
何かを変えるには自分がそれだけ動く覚悟がいることを知ってもらいたいからです。われわれ教師からしたら座席表作成も、くじ作りも、大したことではないです。ですが、初めてそれを経験する生徒には大きな経験になると思います。
今回のワンポイントアドバイス
「何かを変えるには想定以上の労力がかかる」
どんな方法でも一苦労してもらうために最低限、座席表をその日の放課後に残って作る作業をしてもらいます。
放課後、学校に残りたい人なんて普通はいませんが、みんな満面の笑みで作ってくれます。その達成感が大きな自信にも繋がってくれているのでしょうか。
今回は、座席表を作らなくて済むので教師の側の時短にもなり、席替えにより効率良く生徒を成長させることも出来る一石二鳥のひと工夫を紹介しました。
今回もスキルシェアにお付き合いいただき、ありがとうございました。ささやかですが、誰かの役に立てれば幸いです。
「こんなことを時短化(効率化)出来たらいいな!」ってことやこの記事の感想があればコメントでお知らせ下さい。今後の参考にさせていただきます。