#14 オーバーワーク
オーバートレーニング症候群にも繋がりますが、昨今のジュニア期を取り巻く環境は、非常に情報過多と、大人主導による過剰な努力を促し過ぎる環境下にあると僕は考えます
と言いながらも、僕自身アスリートで大学までスポーツに打ち込んできた身なんで、『努力無き者に成長なし』といった類の考えを持ってました
確かに努力はスポーツをする上で必要です。そして、その努力により技術向上ができる事もまた、事実です。しかし、ジュニア期において重視すべき事は、毎日毎日ハードな練習を続ける事では無く
①体の成長に必要な栄養をたくさんとる
②体の成長に必要な休養をたくさんとる
③競技に必要な基礎技術では無く、競技に必要なボディコントロールを身につける事が、あらゆるスポーツの根底に無いといけないと僕は考えます
ですので、体の成長に必要な栄養をたくさんとらないといけない子供達に、喜ぶからと言って、人工甘味料や食品添加物たっぷりの『お菓子』『ジュース』『インスタント食品』などなどをもし与えてるのならば、その子は残念ながら体の成長を壊していきます
子供達に必要な情報発信として、素晴らしいスレッドがありますので、是非見てください
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https://twitter.com/Kin_Tsuzuike/status/1251460710682423296?s=19
休養と休息をしっかりとらないといけないのに、毎日毎日チーム、スクール、トレセンなどなど、練習に明け暮れる、その子も残念ながら体の成長を壊していきます
先ずは基礎技術の向上や試合やトレーニングよりも、本当に子供の成長を考えて、本当に子供の将来を考えるなら
栄養と休養を絶対に疎かにできません
そして、練習練習練習の環境を少し変えてやり、自分の体を自分の思い通りに動かす事を最優先課題にする必要があります
子供は『まだやれるか?』と聞くと『まだやれます』と答えます。そのやりとりに、子供の体を壊す原因がある事も知っておいた方が良いです
僕がサポートで入ってるU‐12カテゴリーに関しては、6年生になってから、1日に複数試合がある場合、一人の選手が全ての試合に全出場する事を行ってません
全員に経験する機会を設けるのも重要な目的ですが、リカバリータイムを試合中に交代して設ける事により
緊張状態から、一度解いてやって酸素を多く取り入れると同時に、筋肉を効率良く緩め、血液循環を穏やかにして、次のパフォーマンスの準備を行う何よりも大事なのは、緊張状態からの一時開放です
疲労骨折や炎症によるスポーツ休止等、オーバーワークによる影響は様々出てきます
しかし、疑問に思う事は毎日毎日外で遊び過ぎて疲労骨折とか炎症によるスポーツ休止とか聞いた事がありません
子供達の怪我の原因に、『緊張感とプレッシャー』が大きく関わってる事は僕の経験上ですが、かなりあります
そして、自分の体の動かし方を理解してない子に、過度なトレーニングや試合をやり続ける事は、かえってマイナスに働く場合もあります
頑張れるから頑張らせるのでは無く、体を動かすトレーニングをしっかりと身につけてから、リカバリーも兼ね備えて競技レベルを上げていく
近々、本格的に動く予定ですが、もっともっとジュニア期の様々な事を大人が真剣に、考えてやる事が必要ですね