#1 自己紹介 その3
5. IT業界に入って
業界に入ってからは、SES(System Engineering Service)で客先常駐を繰り返し、業務を遂行していました。今でこそ働き方改革だったり36協定などで無茶な働き方は目立たなくなりましたが、当時は休みは月1,2回や徹夜での勤務などがざらで、残業代が基本給を上回るなど本当に無茶苦茶な働き方を強いられていましたが、そこまで追い込まれたことで技術力は短期間で飛躍的に向上したのは間違いありませんでした。
ただ、今の若い人に同じ働き方を経験した方がよいとは口が裂けても言えませんね、あの働き方は間違いなく悪手です。
40代になった頃から、自分の方向性と参画する案件とのめぐり合わせとのギャップに疑問を持つようになり、会社に所属している限りは案件とのフィット&ギャップは会社に主導権があって自分の志向は反映され難いと考えるようになりました。とはいえ、会社という組織から離れる決心が付くまでは、かなりの時間を必要としました。
6. 独立
このまま定年までいても希望する積み上げは期待できない、できれば体力の続く限り働きたいという希望、あと10年か制度が変わっても15年で否応なく追い出されることが現実味として実感できるようになり、定年間際で足掻くよりも、今の段階で見切りをつけて経験値を上げていく方がよいと判断し、独立を決意、現在に至ります。
現在はエージェントとの契約で今までと変わらずSESの形態で働いていますが、取り組みたいことが満載で、会社に所属している時よりも自分の可能性に心がはずむ毎日を過ごしています。
デジタルリンケージYMJ 山口純二
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