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日本初の論文
こんにちは。とても嬉しい出来事です。
発表をされた神戸親和女子大学の中植 正剛先生、兵庫教育大学大学院の森山 潤先生、発表いただきありがとうございます。
働くGoogle Scholar
先日、Google Scholarが登録した条件に合う論文が発表されたことを知らせてくれました。
Google Scholar では、さまざまな学術文献を簡単に検索できます。多岐にわたる分野と出典の論説、論文、書籍、要約、法律関係資料をお探しいただけます。
日本で認知度が低すぎるDigComp
ICDLを日本に紹介する仕事を始めて真っ先に行ったことが、EUで展開されているICT教育の参照基準、The Digital Competence Framework for Citizens、通称DigCompが国内でどれだけ知られているかを調べることでした。
調べましたよ。「DigCompの文字がある日本語の論文」の条件設定で。いくつかの論文はあったのですが、言及しているだけで解説した論文は見当たりませんでした。大学の同級生にも相談したり。出来得る限りのことを試したのですが見つからない。
そこで、私の過去の記事につながるわけです。ないなら訳しちゃおう、と。数ヶ月の間、悶々とした出した結論。私が訳したところで、なんの注目も浴びず正当性、客観性もない。単なる自己満足で役に立たないのだけれど。
日本初、DigCompそのものをテーマにした論文
題名は、
欧州委員会のDigComp 2.0, 2.1におけるデジタルコンピテンス概念の整理
です。良い仕事をしてくれたGoogle Scholar。ついにDigCompが日本でも注目されたのかと一人祝杯を上げた(実施済!)くらい嬉しかったです。
論文の要旨(一部抜粋)
本稿では、欧州委員会によるデジタルコンピテンスの構成概念と習熟度のフレームワークであるDigComp 2.0 と 2.1 を取り上げ、デジタルコンピテンス概念の整理を行った。その結果、DigComp 2.0 と 2.1 がシティズンシップの育成と社会的インクルージョンの実現という社会文化的な理念を基盤としていること、情報リテラシーとメディアリテラシーの 2 つの領域にまたがったコンピテンスを視野に入れていること、習熟度の区分けの基準にコンピテンスとしての特徴が明確に現れていることがわかった。
論文を手に入れるには
からダウンロード可能です。