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「自分から見えるもの」と「他人から見えるもの」

随分と秋らしくなってきましたね!
在宅ワークかつ緊急事態宣言下なのであまり家から出ない私は、今日の朝8時に少し外に出て、その涼しさに驚きました!

今日は「自分から見えるもの」と「他人から見えるもの」について書きたいと思います。

この間、金融機関にお勤めの方とお会いしたのですが、こんな言葉を教えていただきました。

自分からは茶碗にご飯粒が残っているかわからないが、真正面にいる相手からはわかる。

つまり、自分からは見えない部分が必ずあるが、他人からは丸見えということですね。

日常的にもそういうことは多々あって、例えばメガネをかけているにもかかわらず、メガネを探してしまい、家族に指摘されるとかそういうことです。

また、お腹が痛くて消化器内科に行っても、実際には消化器系には問題がなく、精神的なストレスからくる痛みだったり、泌尿器系の問題だったり、別のところに原因があったというような経験をしたことがある方は少なくないと思います。

自分がこうだと思い込んでいても、他者から見ると全然違うよと思われていることがあるということですね。


私は企業経営に関しても同じことが起きていると考えています。
経営者が「ここが問題だ」と思っている点が必ずしも正確であるわけではありません。

例えば経営者が、「営業社員の成約率が悪い原因が営業社員の行動量が足りないからだ!」と問題意識を持っていたとします。すると「今までの倍の数、営業電話をかけろ!」とか、「もっとアポを取れ!」といった指示になることもあるでしょう。
しかし、営業社員の成約率が悪い本当の原因が「営業先の選定ができていない」「営業スキルが足りない」と言った場合は、先程の指示は全く的外れなものとなってしまいます。
確かに「数打ちゃ当たる」と言った言葉もあるので、行動量を増やすことで成約先も増えるかもしれませんが、もっと直接的に問題を解決した方がいいですよね。細かく言うと、行動量を増やすだけでは成約“率”の改善には繋がりません。
さらに、「営業社員の成約率が悪い」という問題提起についても検討外れであるかもしれません。


ダコタローカルコンサルティング株式会社では、まずは企業の問題点を正確に分析することから始めます。
経営者様が「売上を拡大したい」と言っていても、その企業の業種や、企業内の環境などによって何から着手すべきかは異なるからです。
私はそこにテンプレートがあるとは思いません。
一つ一つの企業は、それぞれ状況が違うのですから、問題点も違えば、目標も違い、その解決法・戦略ももちろん異なります。

経営者様の表面的な願望だけではなく、もっと深く企業について知り、経営者と共有し、問題点・課題の評価や分析をし、戦略を立案していくことが必要です。

「売上を拡大したい」→「ではまずは顧客を増やしましょう!」といった、お腹が痛いときにとりあえず痛み止めの薬を飲むような、その場しのぎの経営改善計画はやめ(もちろんその計画が正解の場合もありますが…)、根本的な問題を把握することから始めることが重要です。

ダコタローカルコンサルティングでは、無料の企業分析を行っております。
経営者様等からしっかりとお話を伺い、企業の問題点・課題を分析、資料を作成します。戦略を考えていく大きな助けとなることでしょう。

www.dlcokayama.com
info@gogodlc.com

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