適応障害療養中、心療内科受診を渋る息子にどう対応したらいい?
心療内科クリニックの受診を渋った。
何故なら、「必要ない」「意味がない」と。
「薬の処方だけすればいい」
「医者なのに治せない」
と、症状が改善しないことの苛立ちがつのっている。
「休みが始まって、色々な人に相談したけれど、解決しなかった」と話す。
息子なりの努力をしてきたのだけれど、思うように事は運ばなかったということだろうか。
私は考えていることや思っていることを言葉にして話すことが気持ちの明確化や整理になると考えていた。
だから、カウンセリングをやってみるのもいいのではないかと思っていた。
それで、受診時に発言を求められたときに、そのような話をしてみた。
医師の話は「カウンセリングは深掘りすることになるが、それがいい事だとも思っていない。本人が希望していないのにそのような思いを掘り起こす事になると、頭の中や気持ちの整理は後が大変になる。今私がやっているのは本人の気持ちの周囲からの手立てを考えている。不眠の改善や日中の眠気の改善など話しを聞いて、考えながらやっている。」
医師が話しているのを息子は頷きながら聞いていたらしく「本人はどう思った?頷ずいていたけれど。」との問いに「今まで頼れる人とか、色々相談したけれど、解決しなかった。自分でやるしかないと思っている。」と、答えた。
そして、医師は「本人はそう考えているし、自分でやっていこうとしている。(息子を)信じてあげればいい。」と。
日中の眠気が気になるという訴えに、夕食後の内服薬を減量して様子をみることになった。
本当に少しずつ手を加えていくという感覚がある。
はたしてどうなるか?
薬は急にやめられない、一度増やした薬を減らしている感覚。
本人の自覚、何とかしようという気持ちが空回りしなければいいと思う。
無理のないようにというのは無理な話で、少し気持ちが楽になる場面があればいい。
焦らず。