楽天のkoboスタジアムに学ぶ広告マネタイズの手法
どうも小嶋(https://twitter.com/dktky18)です。
先日、仙台に行きまして「楽天×オリックス」の試合を見に行きました。僕は子供の頃から野球をやっていたので、野球観戦もよくしていました(ものすごい阪神ファンですが)。
なので、もちろん楽天ができた当初は知っていますが、野球をビジネスとして面白いなと感じ始めたのは2,3年くらい前かなと思います。
楽天が球団設立されるまでの野球ビジネスとしては、「勝ってれば人が入りますよ!」というチームの勝ち負けに依存するようなビジネスだったわけです。
その空気感が変わったのが2005年以降のシーズン。(楽天球団設立は2004年10月)
「97敗、黒字」というタイトルの本が出てるほどプロ野球業界には衝撃が走ったでしょう。
それからおよそ10年経ちまして、広告の見せ方も多様化してきたなと感心したのが8月のハイライトでした。
広告の多様化
まず野球ビジネスというものは、ユーザー課金(チケット代や飲食代等)+広告収益で成り立っています。
スタジアム内に観覧車ができていたりと、どうユーザーに課金させるかといった点も興味深いのですが、今回は割愛します。
10年前に野球観戦した時は、上の写真にあるような看板広告onlyだったように思います。それが、ここからどう多様化したかを事例をもとに箇条書きで紹介していきます。
座席の背面に広告
座席の裏側にさりげなく広告が貼ってあります。
イエローハットの帽子とジャケットを着たスタッフ
たぶん道案内等のスタッフですが、通路を常に歩いていました。
選手の登場曲を太鼓の達人風に(以下参照)
基本、ホーム側の選手は登場曲が必ず流れます。そして、楽天スタジアムでは、太鼓の達人のリズムに合わせて叩くような仕掛けがあるのです。これもスポンサードではないかと思います。
球速表示とともに広告表示
野球では必ず毎回、球速が表示されます。みんな「何キロ出てるかな?」と気になって電光掲示板を見るわけです。そして、同時に広告を出すという賢さ。大谷の時は単価が高くても良さそうですけどね。
今簡単に思い出せるくらいでもこれくらいあるので、まだまだ気づいてない部分も多いと思います。
もちろん広告枠を売ってるので、どれだけお客さんを入れるかという点が一番重要なわけですが、キャッシュ創出ポイントの多さに驚きました。
いち阪神タイガースファンとしては、阪神甲子園球場でもぜひ見習ってほしいものです。
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