浦和ハナコの話をしよう【ブルーアーカイブ】
こんにちは。皆さん、ブルーアーカイブ楽しんでいますか?
最終編も堂々のエンディングを迎え、ますます盛り上がる界隈。
物語も一段落したところで、今日は浦和ハナコの話をさせてください。
皆さんは、浦和ハナコをどんな子だと捉えていますか?
変態、天才、露出魔、有能と色々あるかと思います。
それはどれも正しいでしょうが、私ならまず真っ先に――「誰よりも繊細で、思いやりに溢れた子」だと表現するでしょう。
ふざけているときにはピンクな言動で周囲を振り回し、真面目な時はとことん有能で……という二面性が注目されやすい彼女ですが、その胸の内は繊細で複雑怪奇です。
心の中身を証明できるわけでは勿論ありませんが――
ですが、今日は私の解釈を……私の信じる浦和ハナコの心について、その魅力をお伝えできればと思います。
・おさらい
まずは、これまでメインストーリーで浦和ハナコが我々に見せてきた姿を簡単におさらいしてみましょう。
あげるとキリがないのでかなり飛ばしますが、
堂々たる水着徘徊の出オチに始まり、
ただものではない推理力を披露し、
胸に秘めた弱さを告白し、
盤面をひっくり返す大立ち回りをして――
やっぱり脳内ピンクだったり、
再び異常な洞察力を見せ、
そして最終編は作戦担当、オペレーターとして大いに活躍してくれました。
アトラ・ハシースの方舟を覆う膜についての洞察の披露や、リオに反発するヒマリに声をかけにいったシーンなどは記憶に新しいでしょう。
なかなか極端な女です。ただ、この落差の激しい立ち振舞は単純な二面性の表現ではなく、行動の裏には常に彼女の理性と感情の天秤が揺れているように思います。
この中で最も彼女が内面を吐露しているシーン、「こくはく」。
これを読み解くことで、彼女の一挙一動に隠れた想いに迫っていこうと思います。
・「こくはく」を読み解く
エデン条約編2章14、「こくはく」。
アズサが自らを「トリニティの裏切り者」であると告白し、ハナコはその想いに共感しながら反撃の狼煙を上げる……言わずとしれた名シーンです。
さて、2章13「それでも」のラストでアズサはサオリと密会をしています。
その様子をハナコは目撃していました。 ハナコのことですから、この時点で以下のことまで考えたはずです。
・アズサはアリウスから送り込まれたスパイである。
・しかし彼女は心から補習授業部での生活を楽しんでいるように見える。
・それらが両方真であるなら……アズサは二重スパイになろうとしているのではないか?
アズサの告白時にハナコが殆ど驚いていないことからも、おおよそのことは想像がついていたとみています。
アズサの置かれた立場の複雑さ、危うさにハナコはショックを受けたことでしょう。ただ、現状では自身が持っている情報による憶測でしかなく、伝えるべき相手も居ない。
だからハナコは、アズサがどうするつもりなのかを心配しながら見守っていました。
それに対して、アズサが出した答えは……「真正面からの告白と謝罪」でした。その上で、「私はナギサを守らなければならない」と。
ここでハナコは、否が応にも直視せざるを得なかったのだと思います。 誰も彼もを裏切って一人で信念を貫くアズサの強さと、周囲の悪意に嫌気が差し退学を考えていた自分自身の弱さ。その強烈な差を。
全ては虚しいもののはずなのに。自分はこんなに弱いのに。
どうして、彼女はそんなことができるのか。
そんな強い人間がいることを――簡単に、認めたくない。
誰かの命令であって欲しかった。
自分の意志一つ、たった一人で戦うことができるなんて信じたくなかった。
落ち着かないのも当然です。
ハナコはこの時、自身の弱さと未熟さを突きつけられていたのですから。
だから少しでも――アズサの弱いところを見つけて、安心したかった。
この「意地悪」は、そんな未熟な衝動の一瞬の発露で。
アズサの強さに心焼かれた少女の、ほんの些細な反発心。
どうです? 可愛い女でしょう?
……そうして、ハナコは自身の弱さを告白します。
彼女にとっての学校は監獄であり、全てのことは無意味だった。
しかし、アズサの姿勢を見る内にハナコは「学園生活の楽しさ」に気付いたと語ります。
そしてこの台詞は、「私もそうありたい」という表明です。
強くてかっこいい友達の姿に憧れた、弱かった女の子の決意。
ここからハナコは作戦を立て、何一つ諦めずに手に入れるための行動を開始します。
本気を出した? いえいえ。大切な友達のために、使えるものは何でも使ってやるんです。 浦和ハナコは、この瞬間から「そうなった」んです。
ブルーアーカイブという青春の物語で、特にエデン条約編は生徒の成長を数多く描いていますが。
「目指す在り方」を手に入れたハナコもまた、作中で非常に大きな成長を遂げた生徒と言えるでしょう。
私は、心の成長の物語が大好きですが……中でもこういった、繊細な心を持った女の子が「それでも強く在ろうとする」のが本当に大好きで。
エデン条約編の中で一番好きな場面を上げろと言われたら、数々の名場面を見比べて心底悩みながら…それでもやっぱり、「こくはく」を選んでしまうと思います。
虚しい世界から逃げようとしていたハナコが、アズサという光に導かれて辿り着いた人生の在り方。 浦和ハナコの、大きな大きな分岐点です。
・「水着パーティ」で見えてくるもの
「こくはく」を踏まえると、解像度が一気に上がるシーンがあります。
時は遡り、エデン条約編2章04「水着パーティ」です。
前日の「深夜の密会」で、ヒフミから補習授業部の裏事情を聞いたハナコ。
そういうことなら今後わざと低い点数は取らない……とは述べていますが、一方でハナコは低い点数を取っていた理由を伏せています。
その辺りを見ると、この時点ではまだ退学の意志が残っているようです。
しかし翌日の水着パーティ。
先生に指摘されるほどのはしゃぎよう。 前後の言い回しこそ性癖が見え隠れしますが、暗い空間で気の置けない友達と赤裸々なお話をする…というシチュエーションへの憧れは、非常に健全なもの。
ここのハナコは、まさに「学園生活の楽しさ」に気付きつつある最中なのだと思います。 プール掃除の段階でも十分楽しんでいる様子はありましたが、ここにきて自覚的になっているのかなと。
読み返すと分かるのですが、このシーンでの雑談は全てハナコが最初に話題を振っています。ハナコだけ異常に饒舌になっていることが表現されているかのようです。
この水着パーティの中で、ハナコの退学の意志はほぼ消え去ったのではないか……と私は考えています。
そしてその夜。
若干唐突に見える、夜のお散歩の提案。
初見では、物語を動かすために挿入されたイベントのようにも見えますが、「こくはく」を読んだ後だと見方が変わってきます。
この日は――ハナコが「学園生活の楽しさにようやく気がついた日」であり、「最も素敵な思い出ができた日」となっていたのではないでしょうか。
これは水着パーティが性癖にヒットしたからちょっとテンションが高い、なんて軽いレベルの話ではなく。
ハナコが学園生活の楽しさに気付いた興奮冷めやまず、強烈な感情に振り回されてるシーンなんです。
楽しくて楽しくて、今日という一日をまだ終えたくない……もっとこの友人たちと過ごしていたい。
ハナコは、その気持ちを整理がつかないままに開示して「この最高の一日を、もう少しだけ続けたい」と熱望しているんです。
その姿は、思春期の無邪気な少女でしかありません。
どうです? 可愛い女でしょう?
・浦和ハナコの思いやり
浦和ハナコは、理知的な一方でその理性を振り回すほどに情緒豊かで繊細である……というのが、ここまでの話でお伝えできたかと思います。
しかし彼女の性格を語る上で、一番欠かせない要素はまた別にあると私は考えています。
それこそが、「他者を思いやる心」です。
ハナコの発言を振り返ると、彼女はいつでも誰かの心を案じています。
夜眠らないアズサを心配していたことに始まり、
ヒフミの決意の先を読み取り、寄り添い。
リンが置かれた境遇を真っ先に思いやったのもハナコです。
不安の中で戦おうとするアヤネに対して声をかけ、
外部の人間でありながらリオに対して同情的な視点を持っていました。
他人の立場に立ち、その心の内を推察し、寄り添おうとする……乱暴に言ってしまえば人間性ですが、ハナコはそれが異常に高いです。
この思いやりは、ハナコの持つ洞察力に補強されて読心の域に片足突っ込んでいます。
美徳といって差し支えないこの力ですが……しかし、ハナコが退学寸前まで追い詰められたのもまた、これが原因と言えるでしょう。
ハナコがもう少し鈍ければ。
トリニティの中で、渦巻く欺瞞と欲を直視せずに済んだのでしょう。
悪意も、欲望も、争いも。見たくないもの全てが見えてしまうから、彼女の心は疲弊していったのです。
そして、何より彼女にとって致命的だったのは――
「心配しちゃいますから」
「口を挟みたかったわけではなく(でも声をかけずにはいられなかった)」
……そう。
浦和ハナコは「人の心を思いやれる」だけではなく、「そうせずにはいられない」類の人間であったということです。
だからこそ、人間関係で自然と要領よく立ち回れてしまうし、見たくないものも目に入ってきてしまう。
強すぎる常時発動パッシブスキルが心身を苛むケースです。ある意味ではセイアの予知夢に近いところがあります。
そういうところで、ハナコとセイアは互いに親近感があるのかもしれませんね。……すみません、ちょっと脱線しました。
この性格は、人付き合いが増えれば増えるほど――そして、複雑な建前と欺瞞が増えるほどに辛くなるものです。
人の心を読み解くことができるとしてもそれにはエネルギーが必要ですし、それが本当は見たくないものであればストレスも溜まりますからね。
政治の世界は、まさしくハナコにとって相性最悪です。
それを踏まえると、彼女が考えていた「退学」はトリニティを退学する、というところに留まらず人との関わり自体を断つ、という意味合いだったのだろうなと思っています。
……なんか話が大分暗い方向に着地しそうになってるので無理やり軌道修正しましょうか。
彼女自身を苦しめることもあったこの個性ですが、これがあったが故に最終編3章でヒマリに声をかけられた……と言えるでしょう。
リオとヒマリの関係性は、ただでさえミレニアムの頂点の2人である上に決して良好ではなく、他人が容易に理解できるものでもありません。
加えて、ハナコ自身認識している通り「当人同士の問題で、本来口を挟むべきではない」ところでした。
それでもハナコが踏み入ったのはリオの力が必要だと思ったからではなく、二人の心を案じた上で、そのままにしておけないと思ってしまったからでしょう。
そこで叙事詩を持ち出して誰の心も傷つけずに場を収めるあたりは、ハナコの繊細なバランス感覚の賜ですが……それはそれとして。
リオとヒマリの一時和解は、浦和ハナコの「有能さ」ではなく――彼女の人間性であり、他者を思いやる「個性」によって成されたものであるということは、声を大にしてお伝えしたいですね。
・浦和ハナコのズルさ
ここまでハナコの持つ美徳ばかりを語ってきてしまいましたので、重箱の隅をつつくようですが彼女のよろしくないところにも言及しましょうか。
私がハナコに関して若干たちが悪いなと思うのは、しょっちゅう感情本位に動いておきながら、さも「私は理性的ですよ」とでも言いたげな詭弁と言い分を常に用意しているところです。
水着で徘徊することに関しても、ハナコは様々な屁理屈を展開しています。
校内で校内指定の服を着ているだけだとか、パジャマだとか、覆面水着団の存在を例にあげるだとか……
どう考えてもお前が気持ちよくなりたくてやってるだけだろという話なんですが、そうは言わないんですよね。慎ましい女なので(?)
露出に関しての言い訳はもう誰も相手にしていないのでさておき。
ナギサ襲撃時なんかも、結構分かりやすいところです。
「ヒフミちゃんの頑張りの分、勝手な仕返し」。
アズサの問いかけに対して、ハナコはそう答えました。
「勝手な」という言葉を含めている辺り自覚はしているようですが、これも彼女自身が本気で怒っていたからナギサに手痛い言葉を浴びせたのに他なりません。だけど、自分が怒っていたから……とは言わない。
前項でお話しした、思いやりの力を悪用してナギサが一番ダメージを負うであろう精神攻撃を行ったこの場面。
パロディ・ギャグシーンでもありますが、「つい最近まで学校を辞めようとしていた浦和ハナコが、友達のために本気で怒っている」のが伝わってくるシーンであり、私にとっては感慨深く大好きなところです。
話が逸れました。
これらの話から浦和ハナコを言い訳がましいとか、詭弁がすぎるというのはちょっと強引すぎるのでは? と思われるかもしれません。
ええ、その通りです。本音を常に全開にする人間などそういませんし、ちょっとオブラートに包むくらい当たり前のことです。
次で本題に入るのでちょっとだけ待ってください。
今の2つでまずお伝えしたかったのは、浦和ハナコは「かなり感情本位で動いているシーンにおいても、そう思わせないように振る舞いがち」である……そういう「癖」を持っている、ということです。
次の場面です。本題に入りましょう。
作中で、浦和ハナコの性格の悪さがもっとも出ているシーン。
それがエデン条約編3章3、ポストモーテム(3)です。
ポストモーテムにおいて、ハナコがミカと会ってきたと言った時、皆さんはどう思いましたか?
「ちょうどミカの様子が気になってたんだ、情報ありがとうハナコ!」
くらいの心持ちで居たと思います。私もそうです。
しかし冷静に考えてみてください。
ポストモーテムの重要性、先生に情報を持ってきてくれた、という要素で流してしまいがちですが……
ハナコがミカに会う必要、ありましたか?
一応、推理材料としてこんな台詞があります。
シスターフッドから能力を買われ、ミカへの聞き取りを任された……という経緯がもしかしたらあったのかもしれません。シスターフッドへの借りもありますからね。
しかし普通に考えたら、ハナコはクーデター事件に巻き込まれただけの被害者ですし何の責任もなく、事後処理に関わる必要は一切ありません。
先生への報告という観点からしても、サクラコがこの話題の前に退席していることを考えるとシスターフッドから直接依頼されているわけではなさそうに見えます。
「どちらかと言いますと、役割上の都合」……という曖昧な表現。
シスターフッドからの依頼でないのなら、組織に所属していないハナコが持ちうる「役割」というのは「ミカに関する情報を先生の元に持ち帰ること」くらいしかありません。
若干メタ的ではありますが、ハナコが自身を適役だと考え実行したというのは、まあ考えられなくもない範囲です。
ただ私個人の考えとしては、この台詞は殆どミカに対する誤魔化しだと見ています。
「どちらかと言いますと」って何やねんという話ですからね。仕事なら仕事だし、そうじゃないなら個人的な用だろうがよという。
つまり、ハナコがミカに会ったのは主に個人的な動機だと考えています。
その動機とはなんでしょうか。
前述した役割の話を含め、先生との話のネタを作るために情報集めてきちゃいました……という先生大好きムーブという解釈もありだとは思いますが、それは一旦置いといて。
ハナコの性格と話の流れ、作中の発言から判断するのであれば……
1.ミカの不自然な動機を解き明かしたいという探究心
2.ついでにミカに意地悪したい
この2つが主ではないかと私は考えています。
「いや、確かにハナコも自分でこう言ってるけど。会う目的自体からしてそんなに悪意的に捉えることはなくない?」と思った方もいると思います。
それは……浦和ハナコの猫かぶりに騙されています。
ハナコは、ミカ本人を目の前にして自身の推察した「ミカの心情」を語り聞かせています。
これは、言動からして先客にナギサが居たこととは殆ど無関係と見ていいでしょうし、最初から予定していた行動です。
ミカ本人が指摘している通り、なかなか嫌な行為です。
ミカが強がってるせいで分かりにくいですが、これはちょっと嫌とかじゃなくて本気で嫌なはずです。人の心に土足で踏み込むなと。
後で判明することですが、ハナコの推察は殆ど当たっているわけですし。
「浦和ハナコの思いやり」についての話を思い出してください。
ハナコの性格と能力を考えれば、この場面でミカが嫌がっていることを分からないはずがないんです。
だというのに、思いやりと推察の能力を悪用している。
これはミカの反応を探って自身の探究心を満たすため、そして自分を事件に巻き込んだミカへの腹いせという一石二鳥の嫌がらせに他なりません。
私は、ハナコはこの嫌がらせに関してかなり自覚的だと思っています(まあ本人も意地悪しようと思ったって言ってますし)。
勿論、被害を受けたハナコの立場からすればそれくらいの意地悪をする権利はあるでしょう。しかしだからといって、報復するのは良くないことだと弁える分別がハナコにはあるはずです。
ですが実際には弁えなかった。
まさしく、感情本位で行動しているシーンなわけです。
極めつけはここです。
これは果たしてどういう意味だったのでしょう。
文字通り、ミカへの気遣いでしょうか? いいえ真逆です。
この台詞は、裏を返せばこうです。
「今の話、先生に伝えるかは私次第なんですよ」。
これは紛れもない脅迫です。
ハナコの推理を強情に突っぱねたミカに対する意趣返しであり、ハナコ自身の溜飲を下げるための嫌がらせ。
ミカはこの真意を読み取っていて、あのリアクションなんだと思います。
これ以上の会話は無意味だろうと切り上げるのであれば、無言で立ち去ればよかったわけで。
誰にも言いませんなどと口約束したところで、ミカとハナコの間に信頼関係は元々ないのですから。
改めてさっきの台詞を見返してみましょうか。
どうでしょう。
ハナコが元より意地悪を考慮した上でミカに会いに行ったこと、最後の台詞は裏を返した意味であること。
この台詞は、その2点をおおよそ自白したものだと思いませんか?
更に言えば。「なってしまった」というのは、最初はそこまでするつもりはなかったけれど、ミカが強情だったからつい口に出てしまった……と読み取れます。
……この女、またも感情の制御に失敗している!
つまり。「ミカの動機を探る」というお題目で隠されてはいますが、この先生とのやり取りは……「聞いてください先生、あの女強情なんですよ」というなんとも甘えた文脈なのです。
急に低俗で性格悪く見えてきますね。
いや、めちゃくちゃ可愛くないですか?
それでもすぐに自覚して反省する辺り、基本的に善性の塊であることは疑いようはないのですが。
ハナコは、自身の洞察力をこうして悪用できることについてある程度自覚的なのだと思います。勿論積極的には使っていませんが、怒った時や大義名分があればそれを使ってしまう自分がいる、ということも。
その根拠とするには弱いですが、絆エピソードにこんなセリフがあります。
本編中では見られないちょっと珍しい自虐です。
この「性格も悪くて」……の部分。ただ卑下しているだけとも言えますが、自身が秘める攻撃性と、その効力に関して自覚があるから出てくる言葉ではないか、と私は解釈しています。
しかしまあ。
ナギサに言った「ちょっとくらいはショックを受けてもらおう」とか、ミカに対する「少しだけ意地悪をしよう」とか、改めて見ると「効き方からしてちょっとでも少しでもないだろ」とツッコミを入れたくなるあたりは実にいい性格をしていますね。明らかに最大効率でパンチ入れてるじゃん。
・まとめ
私は、浦和ハナコの複雑に揺れる繊細な心を愛してやみません。
思いやりも、共感性も、内向性も、攻撃性も。
彼女の何もかもが可愛くて仕方がないのです。
その愛をなんとか落とし込んでみましたが、いかがでしたでしょうか。
私自身の妄想や飛躍はどうしても多分に含んでいると思いますが、自分なりの考察と根拠はまとめたつもりです。
皆さんの浦和ハナコへの解像度向上の助けになれば、これ以上嬉しいことはありません。
他にも、浦和ハナコに関してお話したいことはまだまだあるのですが。
あまりにもテーマが分散してしまうので、その辺は機会があれば別の記事で語ることとして、今回はこのあたりで締めたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。