イチゴ農家を始める理由
こんにちは。
僕は福岡で新規就農を目指しています。
このnoteに、新規就農にむけての準備で抱えた課題や、感じたことをできるだけ詳細に記録します。
今回は、そもそもなぜ自分が農業をはじめようと思ったのか、理由と経緯について書いてみます。
農家をはじめようと思った理由
農業を通じて、地元を盛り上げたい。
めちゃくちゃシンプルだけど、これが理由です。
もう少し具体的にいうと
・農業=イチゴの栽培
・地元=福岡県のある市
・盛り上げたい=地元に人が集まるような場所にしたい
というものです。
農家になろうと思った経緯
①観光にまつわる事業での仕事経験
観光に興味があったのでその分野での仕事をしようと思い、お客さん自身が現地に集合して日帰りで体験を受ける「着地型観光」という分野の事業に携わりました。
②仕事での農家さんとの関わり
着地型観光の分野にはたくさんの体験商材があるのですが、そのなかで果物狩りには強い集客力があり、特に「いちご狩り」がダントツで人気の商材であることを知りました。そこで農家さんとの関わりを持ち、農業についての興味を持つようになります。
③地元の母親からの連絡
そんな中で、数ヶ月前に地元の母親から「農業を始めたい人を探している人がいる」という連絡を受け、話を聞くことになります。そこで、地元のイチゴ農家の方とお会いする機会をいただきました。
④イチゴ農家の知らない世界
お話を聞いたイチゴ農家のかたは直販をされていて「自分のイチゴが売れると嬉しくて楽しい!イチゴは稼げるし仲間も増やしたい!」という話をしていただきました。それまで僕は観光農園の農家さんがどのような経営をされているかを知らなかったことに気付きます。
⑤農家の経営について学ぶ
様々なサイトや本を読み、さらには市役所やJAへの聞き込みなどを実施しました。そこで、多くの農家さんは大きく分けて市場への出荷・直販・観光農園の3パターンでの経営、またはこの3つを組み合わせで運営をしていることを知ります。そして、農業の厳しい側面と可能性のある側面についてもたくさん情報を得ることになります。
⑥知るほどに興味が増える
そんな農業の情報を知れば知るほど、農業という分野の魅力を強く感じるようになります。ここまで知ることができたなら自分でやってみたいという気持ちが強く芽生え始めました。そして同時にやるなら地元を盛り上げるために自分の生まれ育った場所でやりたいと強く思うようになりました。
⑦農業をやろうと決断する
僕は結婚しておりまして、妻がいます。現状は共働きで子はいません。もし、農業を始めるならば自分一人でやるのはむずかしい、正直ダメもとで妻に農業をやってみないかを尋ねてみました。当然NGだと思っていたのですが、彼女もちょうど自分のこれからを思いっきり変えたいと思っていたらしく、じゃあ2人で大きく舵を切ろうと話が一気に進みました。
まとめ
こんな感じの流れでとにかくチャレンジしてみようとなり、今は研修をどう受けるのか?場所をどう探すか?などかなり考えに考え、迷いに迷っている状況です。
直接農家さんから話を聞くのも非常に勉強になりますが、ネット(主にYouTube)にも新規就農、営農に関する情報がたくさん溢れていて、おそらく昔よりも情報を早く得られる環境であると同時に、その情報の取捨選択をする能力が試されている気がします。
どんな形であれ、自分にとって最も良い選択ができるようにしていきたいです。
(2021年1月9日現在の状況、もしかしたら随時更新するかも)