山本学長答えて!!"90"の質問
学生広報隊では「知りたい」「やってみたい」を原点に学生目線で大阪経済大学をPRする活動を行っています。その一環として大学広報誌「SOUHATSU」の広報隊ページの企画と編集を担当しています。
今回の企画では、大阪経済大学が2022年に創立90周年を迎えたことにちなんで山本俊一郎学長に90の質問をしてみました!
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この記事では、大学広報誌「SOUHATSU57号」に掲載しきれなかった残り85問の回答を掲載します。前半13問は対面で行ったインタビュー内容、後半72問は「学校編」と「プライベート編」に分けて事前にアンケート回答いただいたものです。
では早速、行きましょう!!
~対面取材編~
Q6.学長に立候補した理由は何ですか?
A. 前学長に大経大を良くしてほしいと言われて、その思いに答えようということで学長になりました。もう一つ理由があって、大経大は元々ポテンシャルがすごいので、土台を整えてもっとやる気を出せば、どんどん伸びていくと思うんですよ。それで、自分が学長になったら土台作りをやりたいなぁと思っていたのもあります。
Q7.学長という仕事のやりがいは何ですか?
A. 周りの人たちが喜ぶ姿を見ることですね。僕自身学長ですけど、威厳を持ってものを言うことは苦手で…。大変な作業でも話し合って良いアイデアが出た時に「やり切ったー!」みたいな達成感をみんなが味わっているのを見た時にとてもやりがいを感じます。それを見るために、また頑張るぞと仕事のモチベーションがあがります。
Q8.これまでの人生で1番大変だった体験は何ですか?
A. 小学校6年生の頃に溺れたことですかね。そこから窒息するってことがすごくトラウマで、ネクタイとかも苦手です笑
あとは大学時代に留年したことかな。ドクター論文っていう博士論文を出すんですけど、書くことができず一年間留年しました。うまくいけば3年で終わるんです。でも、論文書いて3年目の時に“もうできたな“と思って、指導教官に論文を提出したんですよ。そしたら「君、これは無理だ」と言われて、その時は挫折しました。
Q9.その挫折を乗り越えた経験を教えてください
A. ドクター論文を提出したときに「もう一章ぐらい追加しないと認められないな」と指導教官に言われて、そこからの一年間は結構頑張りましたね。
200件ぐらいある会社を一件一件アンケート用紙持っていき「お願いします、お願いします…」って。
それがまあまあ大変でした。まあ、いい論文になったからいいですけどね笑
Q10.モチベーション・やる気を維持させる方法を教えてください
A. あんまり維持しなくてもいいんじゃないかな。僕は、頭が一杯一杯になったらあえて”ぼーっ”とする時間を作っています。そしたら、頭の中で勝手に整理されて、ある時ぽーんとアイデアが浮かんで自然とやる気になると思うから、あんまり焦る必要ないかなと思います。
Q11.聖火ランナーに応募したきっかけは何ですか?
A. 聖火ランナーで走れば、大経大の名前が出て、大学の宣伝になると思ったので、大学のために「ここはやらなきゃ」という気持ちで応募しました。
Q12.聖火ランナーに参加した感想をお聞かせください
A. コロナの影響で、200mぐらいしか走れなくてちょっと物足りなかったのですが、いい経験になりましたね。またトーチを受け取る時に、ポーズをして欲しいと事前に言われ、ウルトラマン7の変身のポーズをやったんですけど、正直ちょっと恥ずかしかったです(笑)
Q13.学生時代やっていた部活は何ですか?
A. 小学生の時は少年野球をしていて、エース&キャプテンでした。当時は、野球選手を目指そうと思っていましたが、関節鼠※により断念しました。中学生の時は陸上部に入部し同時に、従兄が弾いていたギターに憧れ、音楽を始めたんです。すると親に、「本当に音楽をやりたいならピアノをしないと!」と言われ、ピアノを習い始めました。高校生の時は血迷ってなぜか柔道部に入部しました(笑)ただ音楽は部活と両立してずっと続けていました。
※関節の中に、軟骨や骨のカケラ(小骨片)がみられる病気のこと
Q14.授業中寝たことはありますか?
A. 大学時代はずっと寝ていました(笑)だから学生に言えないんですよ。一応理由はあって、深夜の宿直バイトで病院の夜間の緊急受付をしていて、夜中ずっと起きていたから。寝ないとダメなタイプなのに、病院のバイトが1晩16,000円と給料が良く、この誘惑に勝てなかったんです。大学にはとりあえず頑張って行くんですが、90分の内80分くらい寝ていましたね。そのせいで、何度か単位が危なくなることもありました。
Q15.ジンクスがあれば教えてください
A. あんまりないですね(汗)ジンクスではないかもしれませんが、物事を悪い方向にシミュレーションして色々対策を考えた時に限って、その悪いことが起こらないということがよくあります。悪いことが起こらないので良いことなんですが、たくさん準備して起こらなかったら「なんやぁ〜」と感じてしまいます。だから、ある時から「考えると起こらない」と思い、悪くなりそうだなと思うことはあえて考えて、準備するようにしています。
Q16.プライベートではどんなことをしていますか?
A. コロナ前だと、ジョギングをしていたんですけど、マスクをやりながら走るのはほんときつくて…。かといって、外すのは人目が気になるので、それがストレスでやめてしまいました。自分自身あんまり趣味がないのですが、今やってみたいことはあります。ソロキャンプで焚火をして、癒されたいんですよね。あ、でもよくよく考えればお酒を飲むことが好きです(笑)
Q17.宝くじが当たったら何に使いますか?
A. 本当は寄付するとか言いたいんだけど(笑)ちょっとした小屋を建てて、地ビールが作りたいですね。酒税法で禁止されてるから作れないんだけど。3億円ぐらい当たったら、ビールが好きなので、ビアパブみたいなものを経営したいですね。
Q18.歴史上の人物に会えるなら誰に会いたいですか?
A. 今生きている人も歴史上の人物だとして…小説家の伊坂幸太郎さんかな。
ただ単に会いたいのと、すごく好きなんだよね。どの作品も伏線が回収される瞬間をどういう風に考えているのかとか、どうやって作品を組み立てしているのかとぜひ、聞いてみたいです。
~アンケート回答編~
以上がすべての質問回答となります。
山本学長、ありがとうございました!
【取材の感想】
■初めてインタビューすることができ嬉しい反面、緊張も倍していました。実際に、お話をお伺いするとエレキギターを弾けることや、仕事終わりはビールといった「学長」といった遠い存在ではなく、親近感が湧きました。
また、質問の回答の中で一番印象に残ったのは「モチベーション・やる気を維持させる方法」です。このお話を機会に、これからの生活の中でモチベーション・やる気がなくなった時こそ、一旦距離をおいて頭を整理することを実践したいと思いました。(小泉)
■これまで学長に直接お話を聞く機会がなかったので、取材当日はとても緊張していました。個人的に「学長」という役職に就く人は近寄りがたいイメージを持っていたのですが、いざ取材が始まると、とてもフレンドリーにお話してくださいました。特にお話を聞く中で、山本学長の柔らかい雰囲気とは裏腹に音楽では「ロックが好き」ということが驚きでした。インタビューを行わなければ学長の意外な一面も知ることができなかったので、これからも臆せずインタビューにチャレンジしていきたいと思いました。(大嶋)
[記事制作担当]
インタビュー:大嶋・小泉
編 集 :大嶋・大谷・小泉・濱端
校 正 :岡田・大谷