2022日経賞予想|有力馬分析

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週末の予想を楽しみにしておいてください✨

今週は日本4重賞+ドバイ開催でスーパーハード💧

一戦一戦に力を込めていくべきなので全重賞をしっかり予想することは無いとは思います。

ただ、逆を言えば狙うべきレースはしっかりと結果を出していけるように頑張ります!

4月からはDKC全力期間突入!今週は前夜祭、好結果を出し切れるように全力を尽くします!


2022日経賞有力馬の見解

今年の日経賞はタイトルホルダーが圧倒的な人気になりそう且つこれが逃げる可能性が最も高いと見れる1戦。

他に逃げる可能性がありそうな馬は見当たらずタイトルホルダーが逃げるとなるとある程度の基礎スピードレベルを問われる形になる可能性が高く、そもそも前半からの追走で見劣りそうな馬が多数。

タイトルホルダーを楽に逃げがしてしまうと他は抗う要素を失くしてしまう可能性もあり、中山戦でということを考えると外から差し込んで一発を狙うにはあまりにもリスク。

一定の基礎スピードはもちろん、立ち回り面の器用さなども問われる形になるので狙える馬は比較的絞られそう。


【特別版】タイトルホルダー

今年の日経賞の中心的な存在。これまでのレースを振り返りこの馬の好走パターン、凡走するならというパターンを考えていきたい。

タイトルホルダーに関してはこのレースのレースメイクを担うだろう重要な1頭であり、能力的にも抜けている可能性が高いので特別版でお届けします。

● 皐月賞 ●

【12.1-11.7-12.5-11.9-12.1-11.4-11.9-12.1-12.3-12.6】

これが相当レベルの高い1戦。ややハイペースの有酸素運動戦で、ラスト5F最速戦にタイトルホルダーがレースメイク。

そこからもガツンと減速することはなく、一定の基礎スピード且つ後半のポテンシャルを問われる形となった1戦。

これを途中でハナを奪ってレースメイク、ラストのラップは勝ち馬が断然だったので一段階ラップ推移としては落ちるがそれでも当日の状況などを踏まえると評価できるものだった。

しかもこの日の中山の馬場は比較的タフな状況で、さすがに2000mで前半からこのレースラップでまとめてというのはやはり昨年の皐月賞は高いレベルに会ったことは間違いないのだろう。

この皐月賞では有酸素運動型のレースでの良さとタフ馬場の中である程度のラップ推移を維持できるという良さを見せたといえる1戦かなと思う。


● 日本ダービー ●

【12.2-10.6-12.2-13.0-12.3-12.4-12.8-11.7-11.4-11.5-10.8-11.6】

かなりのスローからの後半型の1戦、ラスト5Fからピッチが上がりラスト2F最速のトップスピードを問われる後半の質かなり強く要求されているといえる。

この時のタイトルホルダーは2番手追走、ラスト5F地点で後続が後方から動くが内で我慢しながらという形で追走。

コーナーから直線の入りで先頭と一気に差を詰め外に振って追い出すがラスト2Fの無酸素運動レベルのところでついていけず6着に敗退。

この内容から考えると極端に速いラップ推移を一線級で問われると足りないなという印象で、ギアチェンジ面で明確に見劣ったという感じ。

まあラスト4Fから一定の速力を問われながらラスト2Fで一気にギアが引きあがってという競馬なので後半質で割と高いレベルを見せていないと厳しい1戦だったのは間違いないとは思う。

この点から考えると後半質を高い水準でキープするのは難しそうで、極端なギアチェンジをトップレベルで対応するのは難しいというところ。

ただ、弥生賞では極端なスローからラスト3F戦でシュネルマイスター以下に先着しており、一瞬の脚に関してのレベルは高いとは思う。

しかし、これを維持するだけの持続力はなくコーナリングを武器にしての一脚が使えるという感じかなと思う。

なので東京戦で無酸素運動レベルを維持する競馬になるとその点で見劣るし、10秒台に入る極限まで問われると難しいというところは意識しておきたい。


● 菊花賞 ●

【12.5-11.1-11.5-12.1-12.8-12.6-12.8-14.3-13.1-12.6-12.4-11.7-11.5-11.4-12.2】

このレースは圧巻ではあったが正直相手が弱かったというのは念頭に置いておきたい。

今にしてみればこの時のステラは絶好調というわけではなかったわけだし、レースメイクがかなりしんどかったのでその点では恵まれてたとみるのが妥当だとは思う。

ただ、このレース内容は本当に強かったし、タイトルホルダーの良さが全面に出たというレースになった。

前半で割と全体の脚を使わせて一気にペースダウンでコントロール。ここで後続を引き付けたかと思ったら、更に加速していきラスト6Fから加速ラップでまとめてラスト2Fで11.4、最速を入れてというコントロールが抜群の競馬。

この形で逃げられてしかも3000となるとさすがに後続には厳しい形となった。

タイトルホルダーの良さはこの点にある。まずペースの上げ下げ、コントロールが抜群にうまくコーナリングの性能がいい。

コーナーでペースを引き上げながら回ってこれるのでどうしてもこの差をなくそうとすると遠心力でロスが出る馬が出てくる。

こを誘っていけるのでダービーで見せた速度負けがあっても条件次第で逆転の要素が生まれる。

更に、これもコーナリングなどに繋がるが息の入り、出しがうまいので無駄な競馬がなく後半の質に繋げていけるというところ。

だからこそ菊花賞はラスト後半分散させながら直線の入りで最速のポイント、11.4を刻めたということだとは思う。

このレースメイクができるならまず長距離戦で全体のペースコントロールでなんとかなるのは武器になる。

更に内回りや小回り戦で機動力、立ち回りを問われるのはプラス要素になるということだろうなと。

まあこれは鞍上あってのことなので、このレースメイクをできる鞍上でないと良さが出切らないとは思うが、馬としてはそういうことで。

単調なスローから後半型の競馬で直線勝負。というレースで泣ければという馬なのだろう。


● 有馬記念 ●

【6.9-11.3-11.6-11.5-11.9-12.5-12.6-12.2-12.4-12.4-12.2-12.0-12.5】

まあ、これはさすがに前にいる馬には厳しいだろうなと思える内容。

暮れの中山2500mで条件的に既にタフなのにも関わらず、このレースラップで極端な前半特化戦。

そりゃディープボンドが来るよなというレースで、エフフォーリアは異常だなという感じ。

タイトルホルダーに関してはまず大外枠発走が何よりも痛かったトは思う。

なんなら逃げる形も視野に入れていたと思うのでその中でスタートしてからが結構勝負だったんだろうなとは思う。

ただ、パンサラッサが異常な逃げを打ってくれたので無難に2番手を取れたがそれでも前を意識しながらなので菊花賞で見せたようなコントロールはしきれない競馬となってしまい終始出し切る形になってさすがにスタミナ切れで失速。

3F~2F地点で前を競り落としてやはり直線で後続を引き離す形でレースメイクできたがやはり余力はなかった。

これは仕方ない形だったとは思うが、それでも5着にまとめてきたのはやはりさすがだなとは思う。

この馬の位置からでも明確にハイペースでコントロールができないわけなのでその中で後半の質も問われているので、ぼろ負けしてもおかしくないところをまとめてきっての5着なのでむしろ評価できるほど。

やはりこの点を考えると極端なスピード質を問われなければという馬なのだろう。


以上の点から推測すると日経賞でタイトルホルダーが好走するにはまず逃げることが第一に上げられる。

そのうえでペースをコントロールしつつコーナリングの性能を活かして後続を翻弄する形。

そして後半を分散させながら脚を使わせて余力をもって最終コーナーから直線にかけて最速ポイントを作れるならこれまでのパフォーマンスを考えると凡走は今回は考えにくい。

出遅れなんかのアクシデントがないとはいえないのでそのパターンで後方からの競馬、直線要素にシフトするとかになるとさすがに無理だとは思うがすんなりスタートを切って前で組み立てる競馬が出来るなら早々この条件では負けはしないとは思う。


アリストテレス

某サイトの予想オッズでは2番人気になっているがふたを開ければ4.5番人気になるかなとは思うしそれくらいで妥当な馬だとは思う。

ただ、前述したタイトルホルダーが逃げるとなるとある程度の有酸素運動型の競馬になる可能性は高いかなとは思うのでその点ではフィットする可能性は高いのではないかなとは思う。

元々アリストテレスのよさというのがタイトルホルダーの好走パターンと似ているところがあり、未だに小牧特別の内容がいいと思う。

スローでコントロールされながらコーナーで加速しながらという競馬でラスト4Fからのラップが12.4-11.6-11.0-12.0のラップ推移。

ラスト5F地点が11.9なのでここで加速してラスト4Fで緩ませて、3Fからの加速という競馬で後続翻弄させて野勝利。

いかにもタイトルホルダーが刻みそうなラップ推移ではあるのでタイトルホルダーとの相性はやはりいいだろうなとは思う。

更に天皇賞春の内容がいい。

恐らくアリストテレスのポジションで全体で平均推移くらいかなとは思うが、前半がかなりタイトな流れ。

中弛みして後半が分散する形でラスト7Fから12.6-12.1-12.0-11.9-12.1-12.3-13.0の後半分散型のロンスパ競馬。

結果、3着ではあったが上2頭は長距離の有酸素運動戦で良さのある馬だし3着馬は総合力でハイレベルな馬。

それらと大差なく4着でまとめれているあたりがアリストテレスの有酸素運動型の適性を示しているかなとも思う。

有馬記念もその意味で悪くはないが、JCで崩れたのはある程度速いラップ推移をレースメイクした立場だからこそなので悲観する内容ではない。

極端な速いラップを連続して踏んでいけるほどのスピード質はないが、分散する形でスピードの絶対値を削ぐことができるなら勝負になるということは見せているし、前述した通りでコーナー性能もいい馬。

日経賞は適性的にフィットしている可能性は高いかなと思うので極端な枠配置とかにならなければ期待はできると思う。

ただ、2番人気では買いたくない。


アサマノイタズラ

アサマノイタズラもそれなりに人気を集めそうな立場ではあるが、どうしても前半のレースメイクがうまくはないので極端なポジションからの競馬になってしまうというのは今回はネック。

タイトルホルダーという強烈な馬がポジションの優位性を保ちながら進めれるわけだし、仮に最後方だと最低でも20馬身近く離れた位置からの競馬になる。

タイトルホルダーがコントロールしながら中弛みのポイントを作ったとしてそのポイントで後方から動いていく競馬ができたとしても、前は更に加速性能を持っているわけでアサマノイタズラの想定ポジションから考えると相当長く脚を使わされることになるのでこれはどうしてもネック。

有酸素運動型の競馬自体はあってはいるのだけども、どうしても今回は前が強いのでそれを捉えられるだけの後半要素があるとは思えないので前半の意識をしっかりしてくるとかの改善がないとあって3着だろうなと思う。


ヒートオンビート

今回結構面白い馬だとは思ってはいたが、週末の天気が崩れるというのは明確にマイナス要素になるだろうなと思う💧

ロンスパ型の競馬で分散するということ自体はいいとは思うが、極端なタフ馬場があうのかは微妙だし、近走を見ていてもトップスピードを問われる形の中である程度勝負になっているのが現実。

トップスピード型の中でもチャレンジCでは勝馬に0.6差、これは勝ち馬のソーヴァリアントを評価するべきレースではあるが今回は同じく前から出し抜けるタイトルホルダーがいる。

且つ、この時のようなスピードを問われることはなさそうなのでタフ馬場の前提だと脚を伸ばせるかは未知数という感じ。

良馬場なら極端なトップスピード型の中だと質的に多少見劣っている印象だったので良馬場の今の中山ならタイトルホルダーのペースでもなー。と思っていたが、状況が向きそうにはないのが残念ポイント。

ただ、京都大賞典のような極端な有酸素運動型の競馬になることは無いとは思うので想定外に馬場が悪くならずだとすると後半要素に関しては通用するものがあるとは思うので楽しみもあると思う。

どちらにしても当日の状況に左右される馬ではあるので、勝ち負けまでを期待するのは決定打に欠けるので微妙なところではあるが馬券的には注目はしておきたい。





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