草野 大地

少しでも自分の信念や思考が多くの人にの心に届き、その心を動かしたい。

草野 大地

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僕の高校サッカー。

2023年1月9日国立競技場。 5万868人の観客動員を記録した決勝戦が開催された。 僕もこの舞台に立つ事を夢みて生きてきた高校生の一人だ。 そんな夢舞台を実家のテレビで見ていた。そんな自分を情けなく思い、あの日を思い出す。 僕が積み重ねてきた高校3年間はなんだったのだろうか。 ライバル校の選手たちが脚光を浴びる。 画面越しに映る選手たちとは僕とはなにが違って、僕にはなにが足りなかったのか。 歴史に名を残す同年代の選手たち。その光景をただ画面越しに見つめる。 僕にもこの素晴

    • 負けて終わってたまるか

      あと一勝が勝てませんでした。勝てば全国大会の大一番で負けてしまいました。 敗戦から一夜あけた今も失点の残像が頭を過ぎります。もっとこうしておけばよかった、あれがダメだった。そんなもの通用しない。勝負は一瞬で決まります。 GKというポジションは全ての失点に責任を感じますし、受け入れなければいけないと思います。 本当に申し訳ない。チームを勝たせたかった。勝たせることでしかスタッフや仲間から託された使命や想いを果たせなかったと思います。 相手シュート4本で3失点。 これが

      • 負けが続く時

        リーグ3連敗。 リーグ優勝、そして全国大会での優勝を目指すチームにとっては痛すぎる敗戦が続いています。 背水の陣で挑んだ大一番も力負け。もう後がない状況。そんなことは分かっています。 結果が全て。 この言葉に惑わされてはいけません。確実にチームとしての狙いや、やりたい事が明確にプレーに現れるようになってきています。 ただ結果がついてこない。 そんな時に踏ん張り、結束し、乗り越えられるか。 壁にぶつかって挫けるようなチームが日本で一番になる事は不可能です。 負けて

        • 魂が鼓動し、震えた時。

          魂が鼓動し、震えた試合を経験したことはあるだろうか。 ただ得点を祈り、願い、絶望し、歓喜する。 最後に全てを懸けた試合をしたのはいつだろう。 毎試合、最善を尽くす為に準備する。 そこに一切の妥協は無い。カテゴリーや試合の背景などに左右されない。 そこへの徹底は自分との約束だ。 もちろん毎試合勝ちたい。勝利を皆と喜びたい。 そんな中でも、人生の中に特別な一日、もしくは特別な試合として心に刻まれる一試合は誰もが経験したことあるだろう。 そんな魂が鼓動し、震えるよう

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        僕の高校サッカー。

          フットボールがない日常

          久しぶりに離脱を要する怪我をしました。 大学に入ってからは、人生で初めて足首を怪我したりしましたがすぐに治るもので、離脱する程のものではありませんでした。 この世に身体のどっこも痛くない選手なんていないでしょう?その程度のものでした。 ですが、今回のは紛れもなく「怪我」です チームから離脱といってもグランドには行っていましたし、今できる限りの事をできる範囲でコツコツと積み重ねています。 そこに一切の妥協はありません。 しかし、ここ最近フットボール以外にも色々な悩み

          フットボールがない日常

          人に迷惑をかけずに生きることなどできるのでしょうか。

          ふと思うことがありました。 「他人に迷惑をかけたらあかんで」 そうやって教えられている子どもが沢山居ると思います。 僕も学校ではそう教えられてきました。人に迷惑をかけないように生きなさい。 他の人と足並みを揃えるように教えられてきたと思います。 尖らないように。突き抜けないように。 ですが、記憶が正しければ両親からはそのような事を言われたことが無いように感じます。 「人に迷惑をかけてはいけない」 僕は人に迷惑をかけてしまうことは当たり前の事だと思います。 迷

          人に迷惑をかけずに生きることなどできるのでしょうか。

          2024年の母の日

          母の日。 僕にとっては本当に大切な1日です。 いつも大阪のかなり南で生活していて、なかなか実家に帰らないので淋しい思いをさせていると思います。 それは父親も妹もおばあちゃんたちも同じです。 それでも僕の夢を後押ししてくれる家族の支えが何よりの原動力です。 ありがとう。 GADOROさんの「ハナミズキ」という曲にこのようなリリックがありました。 「仮にどんな物を贈ったとしても貴方からの「命」という贈り物には及ばない」 母親から授かったこの命。 それはこの世のど

          2024年の母の日

          向かい風と追い風について考えた事

          グランドを走りながら自分に向かって強く吹く風を感じた。 走りのトレーニングにおける向かい風は本当に厄介だ。 実際向かい風の状態では少し負荷は上がっている気がする。 1kmを走り終わり休憩し、走る方向を逆向きにして次の1kmへ 先程は向かい風 次の一周を走りながら、風に背中を押される感覚を感じることは無かった。 きつい走りのトレーニングの時は鬼のような顔で必死に食らいついていくのが私のスタイルで。 松永建生(同期で初芝橋本出身の190cmCB)にはキツい時こそ笑え

          向かい風と追い風について考えた事

          魂の在処

          あの屈辱を忘れない。 もう新しい道を歩み始めている 絶対諦めるな。 きっとどん底を味わう 生きるのがしんどくなれば、誰かを頼って。 見失いそうになれば、鏡の自分に問え。 俺なら出来る。 誰も俺の事を信じなくても、最後の最後まで俺の事を信じ続ける。 ハードにやれ。鍛錬しろ。人生は修行だ 夢を叶える勇気があるのかを自分の心に聴き続けて。 きっと強くて大きな答えが聴こえるから。 そしてフットボールを愛そう。 どん底、かかってこいや 地獄、かかってこいや

          最後の最後まで何が起きるか分からない。 最後まで俺だけは俺を信じ抜く。 貫け草野。 打ち勝て草野。

          最後の最後まで何が起きるか分からない。 最後まで俺だけは俺を信じ抜く。 貫け草野。 打ち勝て草野。

          覚悟の一週間

          「引退かかった1週間が始まるなー。」 何気ないキャプテンの一言がグランドに響き渡る。 同時に自分の胸が強く引き締められる。 先週のリーグ初黒星から四日後の昨日、勝負の週が始まった。 練習前は重圧を感じていた。 俺のせいで四回生が引退するかもしれない。 俺のミスで負けるかもしれない。 そんな後ろ向きでネガティブな感情に駆られ、一人で俯いていた。 「大地なら大丈夫。」 同期のクレイジーファイターが励ましてくれる。 夜、食堂で「思考は現実化するぞ。」 同期のク

          覚悟の一週間

          このままでは四回生を泣かせてしまう

          夏休みの中断期間を経て明後日にIリーグが再開する。 俺は有難い事に前期の開幕戦以外の試合に先発出場させて頂いた。 そして明後日に迫った後期開幕戦でもゴールを守ることになりそうだ。 俺が今日ここに書き残したかったのは、タイトルの通りだ。 「このままでは四回生を泣かせてしまう」 今の俺のままでは最後に四回生を泣かせてしまう。 四回生が大好きだ。 入学して間もない俺を受け入れ、のびのびプレーさせてくれた。 何にも分からへんかった俺に、熱く向き合ってくれた。 悩んで

          このままでは四回生を泣かせてしまう

          夏に生きる

          海でBBQをしたい。 水族館デートなんてこともしてみたい。 旅行に行ったり、地元に帰ったり。 「お前はいつ帰ってくる?」 そんなメッセージが来る。 ダメだ。週末に試合が待っている。 明日は大切な練習があるんだ。 やり残したトレーニングをしないと。 俺には向かうべき場所があるんだ。 だから、今回はごめんな。 十人十色の夏休み 俺には俺の、君には君の夏がある。 俺は夏、どうなるのか この夏を経て、どんな男になるのか どんなフットボール選手になるのか

          夏に生きる

          俺の生き方

          月曜日はfreeながらトレーニングをして、 火曜日はその場に倒れたくなる地獄の走り込む 水曜日木曜日金曜日と厳しいトレーニングに励み、 土曜日ないし日曜日に「舞台」が待っている。 週末にチームを勝たせる為に、ほんの一瞬も無駄にできない その日々には常に緊張感が付きまとい ミスを恐れる恐怖心や 不安で夜も眠れない日もある スマホの通知欄に残る夏休みの予定表 何一つ変わらない日常 実家に帰りたい 地元の友達とバカをしたい 夜の公園でお前たちと歌を歌いたい

          俺の生き方

          夢を思い切り語る。そして、叶える。俺の夢、読んでいってください。

          夢を思い切り語る。そして、叶える。俺の夢、読んでいってください。

          こういう日本人が嫌いなんだ。

          英語の授業はネイティブの先生が担当してくれる為、授業内の説明や会話は基本的に英語で行われている。 僕も含めて英語を高いレベルで習得出来ている人は少ない為、英語による説明の意味がよく分からなかったり、先生に当てられた時に戸惑う気持ちもよく分かる。 そんな何を言われているのか分からない状況でも、必死に理解しようとして先生に聞いてみたり、友達に聞いてみたり。 そんな試行錯誤の授業に出来ていると、僕個人的には感じている。 そんな最中、先生から僕達生徒に質問があった。 「Ca

          こういう日本人が嫌いなんだ。