2024.8.18.sun
未開の地"小田急線沿い"の古本屋さん巡り。
経堂「ゆうらん古書店」
経堂はもちろんお初。懐かしい雰囲気の商店街とバスロータリーがあり、近代的なショッピングモールも隣接する駅前は、ひと通り揃っている感のある街。
駅前からそう遠くない小道に少し入ったところにお店はあった。本だけでなく、CDも扱っているようで、ムッシュの「Je m'appelle MONSEIUR」が飾ってあるのを見つけて、シンパシーを感じ、もう嬉しくなる。(よく見るとKRAFTWERK の珍しいライブ盤もあった!)
いつものように文庫本〜文芸、音楽、アートをぐるり。小さなお店なので、1ジャンルに割けるスペースはそんなにないハズなのに…濃密でバランスが良いので、視線を移す度にワクワクが止まらないし、見やすい。
大好きな日記文学と暗渠の入門書を購入。
レジ前には新刊もあって島田潤一郎「長い読書」があったのもシンパシー(2回目)。
CD棚に坂本龍一「undo#1」なる初見のシングルがあったのも高得点。
このまま小田急線の高架沿いにしばらく歩いて…梅ヶ丘駅前。
お目当ての「世田谷珈琲游」になだれ込んで休憩。黒糖カフェオレとホットドッグ。チェーン店では無い居心地をしっかり堪能。カウンター席はご常連さんでびっしりのようだが、わたしのような一見でもゆっくりできた。
梅ヶ丘からGoogleMapセンセイを頼りに南下し、住宅街に迷い込み、
いつの間にか…
豪徳寺「七月堂古書部」
出版社と古書店が同居する素敵空間。オリジナル雑貨やおやつ、ラムネも販売しているの楽しい。新刊と古本が半々かな。特に新刊の品揃えがドンピシャで嬉しい。夏葉社の作品も勢揃いしていたので、今度ここで買お。
22時までの夜間営業の日もあるそうで、もう少し涼しくなったら夜散歩がてら再来訪したい。外に椅子も並んでいたし、雰囲気最高に決まっている!
本日の小田急線ルートの先は…お馴染み、下北沢まで続く。
中央線だけではない、この路線も古本屋巡りでは外せない事を知った。
10055歩/33℃
<本日の収穫本>
•柿内正午 / あまり読めない日々
•はじめての暗渠散歩
•太田和彦 / 東京エレジー