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2024.3.3.sun

2019年夏、下北沢での「講演会ごっこ」以来、コロナ禍の中止を経て5年ぶりにかっぺいさんのトークライブ(コンサートーク)を堪能。

音源作品では耳馴染みのあった山上進さんの三味線や尺八を初めてライブで聴き、その歌心と迫力に大歓迎。特に三味線の魅力。聴かせどころの節を反復する奏法に湧き上がる拍手…わたしも拍手を送る。初心者ながらこの流れに参加できたのが嬉しい。

そして、かっぺいさんは開口一番「コロナ前の満員御礼より今回は200人くらい少ない。(←今回も満員に見えたが。) ああ、この5年であのお客さまが200人もお亡くなりになったのか…」といきなり冴えわたる毒舌の挨拶に場内大爆笑。その後、スライドを使った新旧のネタ出しを中心に1時間ノンストップで進行。

曰く「ロビーでの物販が売り切れるまで続きます」という休憩時間を挟んで。

十八番の「津軽弁による桃太郎朗読の松竹梅」も披露。そして、青森の冬情緒たっぷり「雪やどり」を歌唱でしっとり。

最後は、山上さんの尺八に合わせて、かっぺいさんんが四尺大太鼓を乱れ打ち!青森からのねぶたの風を感じて幕。5年分のサービス満点のトークに笑いと感激で至福。

御歳76歳のかっぺいさん。エンディングの大太鼓連打に疲労困憊でひと言「また来年お会いできるか心配ですね…いや、みなさんの方がですよ。」大団円!

20代から半世紀に渡り、毎日、日記(ネタ)を書く事を実行してきたかっぺいさん。「嫌な事や悲しい事はどうしても向こうからやってくるので、自分からは楽しい事しかやらない(書かない)と決めてここまで生きてきました。」これまでもラジオや今日の舞台上からも繰り返し仰っていた金言。やはり沁みた。

有楽町は東京マラソンでも賑わっていた。
5年ぶりの東京公演!
満員!
コンサートークという発明。

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