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【2020/4/12更新】企業公式YouTubeチャンネルとは。メリット・デメリット、事例と考察、収益構造など

朝起きて洗面所にスマホを持っていく。
お気に入りのあの子が昨日投稿したルーティーン動画を見ながら、朝のスキンケアをする。
朝ごはんのトーストを焼きながら、カフェBGMチャンネルを流す。
会社に通勤しながら、ビジネス解説動画を見る。
ランチタイムは、ハマっている海外ドラマを見る。
帰宅後は夕食を食べながら、いつものあの人の動画を見る。
寝る前はラジオっぽい動画を見る。

どこに行っても、何をしてても ながらでYouTubeを流し続ける

今の20代にはTVよりも「つけっぱなし」にしている時間が長い。

これほど身近になっているYouTubeについて、
- 企業がどのように活用すべきなのか -
を知りたい20代後半から40代前後の方にぜひ見ていただければ嬉しいです。

# 自己紹介

普段は創業4期目の小さなベンチャーにて、
企業公式YouTubeチャンネル運用を複数アカウントディレクションしています。いわば公式YouTubeのトータルプロデュース業です。
CHプランニングから動画の撮影編集、分析、保守管理まで全てを担当しています。

また、CH名は伏せますがあるYouTubeチャンネルの開設〜現在に至るまで約1年9ヶ月ほどで35万登録まで伸ばしていきましたので、ある程度の仕組みは理解しているつもりです。

# このnoteを書いた背景

外出自粛要請の発令によるYouTube視聴時間の激増により、多くの企業が公式YouTubeチャンネル開設を検討し始めてます。
ありがたいことにYouTubeに関するご相談が増えており、アパレルブランドやコスメブランドだけでなく、消費財全般、BtoBのメーカーなどなどあらゆるジャンルの企業が必要性を感じています。

例えば、フィットネス系の企業は「自宅でできるフィットネス動画」を急いで出したり、地方自治体系は「コロナウイルスへの対策動画(手洗い動画など)」を出したり・・徐々に活発な動きが出始めています。

とはいえ、正直YouTubeは個人のクリエイターが活躍する場なのでは?と思っている方も多いです。

「良い企業公式YouTubeチャンネル運用」とはどういう状態なのか
ということが明確になっていないため、各クライアント、各担当者ごとにYouTubeに関する知識や印象に大きな差があります。
このnoteでは国内外の様々なYouTubeチャンネルを見ていき、特徴の解説、ビジネス視点での収益構造解析などを行うことで、
YouTubeに関する共通認識の拡散、より有益な活用方法の発見などにつながれば嬉しいです。

# 本記事の要旨

記事タイトルにもある通り、企業公式YouTubeチャンネルの未来について考えるべくいくつかのチャンネル事例を提示します。
チャンネルの目的に応じて下記分類とします。

1. メディア型
2. ブランドコントロール型
3. トリセツ型
4. 格納庫型
5. 共感(共成長)型

この分類が全て、というわけではなく代表的なものをあげるとこうなる、というものです。
ご紹介するチャンネルは全てURLで飛べるようになっておりますので、ぜひ実際にチャンネルを覗いてみてください。

# 1. メディア型

企業公式YouTubeチャンネルにおける「メディア型」とは、YouTube上でいわゆる情報発信を行うもので、企業公式YouTubeチャンネルとしては一番主流です。

メディア型もいくつかのジャンルに分類されます。

・ニュースメディア型
・マガジンメディア型
・採用メディア型
・その他ジャンル特化メディア型

ニュースメディア型
一般的なニュースを発信。主にテレビ局や新聞社、ウェブメディアが運営しています。

テレビ局系
FNNプライムニュースチャンネル:24.6万登録
→フジ系列
ANNnewsCH :113万登録
テレ朝系列

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新聞社系
日本経済新聞:5.82万登録
読売新聞オンライン動画:2.66万登録

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ウェブメディア系
oricon:84.9万登録
→芸能系のイベントやCMに強い
maidigitv:103万登録
→oricon同様エンタメに強い

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NewsPicks:15.2万登録
→ビジネス系

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ニュースメディア系の収益構造
1. YouTube広告:ニュース系は著作権の問題などで広告はつけづらいが一部行っている模様
2. 自社ウェブメディアへの誘導→自社メディアでのマネタイズ:YouTubeをアクセス数獲得ツールの一つとし活用。

ニュースメディア系に関しては、すでに既存の保有メディア(TVや新聞など)が盤石であり、さらにYouTubeに出しやすいコンテンツを持っているという強みがあるため、展開している企業が多いです。
YouTubeでマネタイズするというよりは、オンライン起点でのユーザーのプール場所として活用しているようですね。

マガジンメディア型
雑誌の動画化。雑誌社が持つキャスティング力、コンテンツ制作力を生かしたチャンネル形態。

グローバル
Vogue:745万登録
VOGUE JAPAN:51.2万登録
VOGUE GIRL:2.1万登録
→Vogue系各チャンネルは圧倒的なキャスティング力が強みです。世界的女優やアーティストが出演しています。

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GQ:493万登録
GQ JAPAN:12万登録
ELLE:131万登録
ELLE Japan(エル・ジャパン) :5.96登録
→GQやELLEもVogueと同じ構造で圧倒的なキャスティング力が強みです。

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国内
VOCEchannel:9.8万登録
→安達祐実やMANAMIなどをキャスティングし、爆発的な再生を稼ぐ動画もあり。

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vivichannel:4.13万登録
→VOCE同様キャスティング力強い
スプリング公式チャンネル
→山本美月などをキャスティングし、爆発的な再生を稼ぐ動画もあり。

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エイ出版社/EI-Publishing:5.3登録
→UUUMと組んでいる(現在も継続中かは不明)

マガジンメディア型の収益構造
1. YouTube広告(著作権的に難しいが、雑誌社と芸能界の力関係的に収益化に対して寛容な場合が多い印象)
2. 動画タイアップ広告:雑誌誌面広告と同様、YouTube動画でのタイアップをブランドに対して広告パッケージとして販売。

タイアップ例
VOCE ←ジルスチュアート の提供
【VOCE公式】人気ヘアメイクさんの新作チーク超辛口モニタリングチェック【PR】

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マガジンメディア型YouTubeチャンネルの強みは、なんといってもキャスティング力ですね。
雑誌だからこそ大物女優や人気モデルを安価でアサイン可能。また、チャンネルスタート時から雑誌チャンネルとしてのブランディング的な安心感があるため、ブランド各社が広告出稿しやすい状態になっていると言えます。

採用メディア型
新卒や中途採用を目的としたメディアをYouTube上で展開しているものがあります。大きなホールなどでの合説イベントが全て中止になったため、YouTubeにてオンライン説明会を展開する企業も急増中です。

内定チャンネル:2.23万登録
→株式会社DYMが運営。宇垣アナをイメージモデルに起用し、活用しまくっています。

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就活トーク:1240万登録
→レバレジーズが運営

採用メディア型の収益構造
1. YouTube広告
2. クライアントからの採用広告出稿:動画にて採用情報を発信。採用系のメディアに掲載していた内容が動画化しているイメージです。

採用系はまだ公式チャンネル自体は少ないですが、合説などが全て中止になってしまった以上、代替となる発信場所を確保する必要があり、YouTubeが最適だと感じています。
上記2チャンネルとも採用系の企業が運営しており、今後はリクルートやマイナビなどトッププレイヤーが参戦し、動画上での合説などを行う企業も増えるでのはないでしょうか。

その他ジャンル特化メディア型
上記でご紹介したもの以外にも様々なメディア系公式チャンネルが存在しています。

地方自治体系
→下記サイトに全てのチャンネルが網羅されています。
https://uub.jp/opm/ml_youtube.html

ファッション系
B.R.CHANNEL Fashion College:15.8万人
→ファッション系公式YouTubeチャンネルの走り的な存在。

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キャンプ系
いくつかあるのですが、今回は下記のみ抜粋。
BIGLOBE channel:1.68万登録
→自社サービスの会員数増加を目論んでいるようです。

サウナ系
個人的にサウナが好きすぎてぜひCH登録してほしいチャンネル(一応メディア系?)
マグ万平ののちほどサウナで:5450登録
→見ているだけでサウナに行きたくなります。最高です。

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イベント系
イベントを頻繁に開催する企業やイベントスペースが運営する公式YouTubeチャンネルです。
noteイベント:1310人
→自社主催のイベントの様子を発信しています。
イベントを一過性のものではなく、継続利用できるコンテンツとして活用できます。

自動車系
carwow:374万登録
→イギリスで人気の自動車系メディア。

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# 2. ブランドコントロール型

ブランドコントロール型とは、いわゆるブランドがYouTube上で自社公式チャンネルを展開することで正しいブランドイメージの伝播を行うものです。

YouTubeは一般人がやりたい放題投稿できるという性質上、ブランドが意図していない発信をされることがあります。例えば、アパレル各社が年始に販売する「福袋」ですが、これはファッション系YouTuber達にとって再生回数を稼げる鉄板ネタです。
よきように発信してくれるYouTuberもいれば、勝手にDisりだす人もいます。そのようなコンテンツが蔓延していく前に、ブランドとして正しい情報発信をすることでユーザーにネガティブイメージが広がるのを防ぐことができます。

アパレル
Tiamo La moda:1.8万登録
→ナノ・ユニバースが運営するチャンネル。ナノ・ユニバースの自社製品やセレクト製品をブランドのバイヤーが紹介。

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BEAMSBROADCAST:2.64万登録
→BEAMSが運営するチャンネル。上記ナノ・ユニバース同様、ブランドのCDが商品の特徴や着こなし方について解説。

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上記2チャンネルはYouTube上で正しくブランドコントロールができている成功例といえます。
「ナノ・ユニバース」と検索した場合・・
下記画像のように検索上位は確保できており、

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一般的なYouTuberが紹介している動画は検索下位に抑えることができています。

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自動車
トヨタイムズ:8.65万
→テレビCMと連動させ、香川照之さんを起用するというキャッシュリッチプレイです。

自動車もアパレル同様、一般人YouTuberがコンテンツをあげたがる傾向にありますが、「トヨタ」の検索上位はトヨタイムスが確保できています。

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スポーツ
underarmourjapan(アンダーアーマー):1.23万登録
→自社でスポンサーしている選手が登場し、レッスン系コンテンツなど発信。YouTube上で検索結果ページでの広告も出稿し、徹底的に上位は死守している模様です。

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エンタメ
東京ディズニーリゾート公式/TokyoDisneyResortOfficial:54.6万登録
→人気パレードの様子などが大人気です。

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ゲーム
Nintendo 公式チャンネル :141万登録
→新作ゲームの発表やスマブラへのキャラクター追加などを発信中。
特にキャラ発表の動画では、国内外の任天堂ファンがレスポンス動画を出しており、熱い人気を誇っている。

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逆にコントロールができていない例もご紹介します。
マクドナルド:11.1万登録
→登録者数は多いものの、大食い系のYouTuber達がこぞってネタとして使用するため、検索上位は確保できていない。

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LINE:公式YouTubeチャンネルなし
→最近流行りの「LINEトーク展開系YouTuber」に侵食されっぱなしです。とはいえもはやインフラ的ツールなので、YouTube上でのブランドイメージなど気にもしていないようです。

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ブランドコントロール型については、マネタイズを目的にするというよりは「自社HPのプレスリリースページ」を動画化するイメージのほうが近いです。
特にブランド価値訴求型の企業は新商品の特徴や魅力を正しく発信し、個人YouTuberの発信よりも上位を確保することが重要だと感じています。

また、YouTubeは「レコメンドされる」という特性上、今まで広告を回すことで確保していたユーザーを無課金で確保することができます。もちろん継続的な発信、戦略的な運用は必須ですが。
その点を迅速にすすめることで、この自粛せざるをえないような期間中にもユーザーを逃すことなく、自社公式YouTubeチャンネルにプールし続けることができます。

# 3. トリセツ型


いわゆる取扱説明書となる公式チャンネルです。メーカーが販売している製品の使い方や活用方法などを紙ベースの説明ではなく、動画でわかりやすく説明し、YouTubeに整理して掲載する方法です。

Yamaha_Japan:5.4万登録
→自社製品であるエレクトーンの使い方を説明しています。商品ごとに再生リストにまとめることで見やすく整理されているのも特徴です。

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TAMIYAINC:9.5万登録
→自社製品であるプラモデルの組み立て方や走らせている様子などを発信しています。

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キヤノンマーケティングジャパン / Canon Marketing Japan:3.56万登録
→自社製品であるプリンターの使用方法を発信しています。

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トリセツ型は、分厚い取扱説明書を見るという昭和的な行為を完全に代替してくれるチャンネルです。
BtoBのメーカーなどは自社サイトに動画を掲載し、そこにアクセスするよう促している会社さんもありますが、サーバー代がもったいないので基本的にはYouTubeを活用するのがベストだと感じています。
※情報漏えいの観点を気にする場合には、YouTubeの限定公開という機能がおすすめです。

# 4. 格納庫型

これは、自社で制作したCMやウェブムービーなどをとりあえずYouTubeにアップロードしているだけの公式チャンネルです。
予算が潤沢にあり、頻繁にCMを打つ企業や大物女優など知名度の高いタレントを起用できている企業は動画をあげるだけで登録者数が増える、という現象が起こりえます。
とはいえ、チャンネルが愛されているわけではなくCM映像が人気になっているだけ、ということがほとんどでうまく活用できているとは言い難いです。

ONE BY KOSE l ワンバイコーセー[Official]:485登録
→井川遥さんが出演するTVCMを格納。

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SUUMO / スーモ:1.64万登録
→中条あやみさんなどが出演するCMを格納。

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格納庫型については、そもそもチャンネルの認知度が高いだけで人気があるわけではないです。
とはいえ、大物タレントを起用したTVCMがある=ユーザー獲得しやすいリソースがある という状態ではあるため、TVCMを導線にチャンネルへユーザーを誘導し、YouTubeの特性に合わせたエンゲージメントが深まるようなコンテンツに引き込んでいく、という手法ができると爆発的な人気を獲得できる可能性があります。

# 5. 共感(共成長)型

これは、「ユーザーと一緒にチャンネルごと成長させていこう、成長過程も見せちゃおう」という運用方法です。
共感の時代などと言われていますが、YouTubeでもリアルな成長過程やテレビでは映さないような失敗シーンなどをあえて公開することで、ファンとチャンネルの距離感が一気に縮まり、結果的にエンゲージメントの深いチャンネルとなります。

マネーの亀【MANEKAME】:7.09万登録
→野村證券とUUUMがタッグを組んだチャンネルです。出演者が金融取引について学んでいく過程を公開し、視聴者も一緒に学ぼうというものです。

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ピカいち CHANNEL:8.33万登録
→小学館とCHOCOLATEがタッグを組んだチャンネルです。メインMCとして鈴木福くんが起用されており、著名人やプロフェッショナルへのインタビュー企画を通じて、視聴者も一緒に成長していこうというものです。

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不動産投資の楽待:10.3万登録
→不動産投資の手法や実際に運用している人へのインタビュー企画などを通じ、不動産投資へのハードルを下げながら一緒に学べるコンテンツとなっています。

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共感(共成長)型の特徴は、ユーザーがチャンネルの成長を見守り、チャンネルと一緒に成長するという点です。
YouTuberと企業公式YouTubeチャンネルのちょうど中間に位置するチャンネルですね。
YouTube上でマネタイズしていくというよりは、カスタマージャーニー上の「認知・興味関心」フェーズのユーザーをがっちりホールドしにいく役割が大きい印象です。

今の若い世代は、「ググる」という単語すら知らず、なにか疑問や発見があれば「InstagramやYouTubeで検索する」というのが普通になってきています。
共感(共成長)型を自社で運用することができていれば、「〇〇といえばあのチャンネルだな」というユーザーの第一想起を獲得することができ、競合他社の情報に触れられる前に自社サービスに誘引することが可能になります。

まとめ

かなりボリューミーな内容となってしまいましたが、まだまだ企業公式YouTubeチャンネルの形態は他にも存在しています。
特に海外、特に新興国ではテレビよりもスマホの方が先に普及しており、その結果企業によるYouTubeチャンネルの運用も活発です。
逆に先進国は日本と同じような状況にあると言えるでしょう。

他国の状況は下記サイトから調べることができるので、ぜひご参照ください。
https://www.socialbakers.com/statistics/youtube/channels/south-korea/brands

企業公式YouTubeチャンネルの運用は、まだまだ立ち上がりフェースです。15年ほど前?に起きていた、自社HP、ウェブメディア立ち上がりの時期と状況は似ているのではないでしょうか。(そのとき小学生だったのでよくわかりませんが。笑)

ググらない世代が増えている中、より強力なレコメンドエンジンを積んでいるプラットフォームがシェアをさらに拡大していくと予想しています。
なぜなら人間は怠惰であり、誰か他人に最適な意思決定してもらうほうが楽だと感じる生物であるがゆえに、より適切なレコメンドをしてくれるYouTubeやアマゾン、グーグルマップなどにユーザーは集中していくためです。

そのようなレコメンド型のサービスに今のうちからコンテンツを提供し、データを蓄積しておくことで5~10年後のプラットフォーム社会でもポジションを獲得できるのではないか、と予測しています。

長くなりましたが、まだまだYouTubeには秘めたる可能性があります。このnoteではYouTubeの可能性や活用方法などについて発信していければと考えていますので、よければフォローお願いします!👍

また、最後に宣伝にはなるのですが、
企業公式YouTubeチャンネルの運用を検討されているご担当者様、興味はあるけど予算はないかもしれない、、という状態でも全然構いませんので気軽にディスカッションできますと嬉しいです、。
プランに合わせた運用方法の提案も可能です。

ご視聴ありがとうございました。

質問や気になる点がある方は、コメントやDMいただけると嬉しいです!



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