中国のライブ配信市場規模は、580億円を突破
日本と中国の大きな違いの一つといえるのが、ライブ配信サービスの普及率です。
日本では、SHOWROOMやLINE LIVEなどが伸びてきていますが、中国ではライブ配信アプリの普及率が47%を超えているとの情報もあります。
(引用元:iReearch)
2018年にはライブ配信サービスの市場規模が580億円を突破
中国网络直播营销市场规模
上図タイトルは中国のライブ配信市場の規模と訳されます。
2015年には、1.3億元=22.1億円ほどでしたが、急激な市場拡大により,
2018年には、34.2億元=580億円ほどまで到達しているとのこと。
ライブ配信急成長の要因は・・
直播营销市场规模的增长主要来源于直播平台和广告主对于直播营销的逐渐重视。
ライブ配信のプラットフォーム側と広告主側が互いに意欲的であり、ライブ配信でのマーケティングに焦点を当てている。
これは、多数の視聴者を同時にあつめることができるというライブ配信の特性を利用できる、かつコストも他のマーケティング手法よりも安く抑えることができるという点が要因である。
この現象は、ライブ配信にかぎらずショートムービー市場でも非常に活発に起きており、Tiktokの中国版では、ロレアルやディズニー、アディダスなどのブランド広告が投稿されている。
投げ銭+広告の二本柱で成り立つライブ配信
ライブ配信アプリのマネタイズは、
・投げ銭(=ギフティング)
・広告
という2軸で構成されている。
投げ銭は、かわいい・かっこいい配信者にアイテムを投げるorプロゲーマーに対してアイテムを投げるような形だ。
広告は、Youtuberがやっているような商品紹介もあれば、純粋な動画広告もある。また、競争心をあおるイベント形式でのマーケティング手法も増えてきている。
また、ライブコマースのような小売業界への展開も急激に加速しており、今後見過ごせない領域であることは間違いない。
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