エンディングノートと日光東照宮の〝逆柱〟
超高齢化社会のいま、エンディングノートの需要が高まってきています。
しかし!
書いておきたい、書かせておきたいと思って買っても、中身を確認しただけで放置……。あるいは書き始めたけど、途中で挫折……。
なーんてことが、よく起こっているそうなんです。
😞「面倒くさいよー」
😞「よくわからないなー」
😞「書きたいことが浮かんで来ない」
などなど、理由はいろいろあると思います。
先週、僕はこんな記事を書きました。
挫折しないエンディングノートの書き方とは……、
ひとりで黙々と書くのではなく、誰かに聞き取りをしてもらいながら書く!
でも、中には「エンディングノート=縁起が悪い」と考える方もいるわけです。
この場合、筆が止まるどころか、筆を執ることさえもしてくれません。
では、一体どうするか?
解決策としては、エンディングノートを完成させないこと。
項目を全て埋めようとするから面倒くさくなるし、完成させようとするから「いつ亡くなっても大丈夫」=「縁起が悪い」となるのです。
エンディングノートは書き足したり、書き直したりするもの。
未完のままでいいんです。
あえて未完にしておく。
この話を書いていて思い出したのは、日光東照宮にある陽明門です。
陽明門には12本の柱があるのですが、そのうち1本だけ模様が上下逆さまになっているんです。
「逆柱」
というそうです。鬼殺隊にいそうですね。
もともと「逆柱」とは、木造建築において木が本来生えていた方向と上下逆にして柱を立てることを指し、縁起が悪いと忌み嫌われてきました。
しかし、陽明門の逆柱はむしろ魔除けになるといいます。
その裏にある考え方は、こう。
完成とは、崩壊の始まりである。
つまり、未完のままなら崩壊は始まらない。
おもしろいですよねー。
「エンディングノート=縁起が悪い」という先入観がちょっとは変わってきませんか。さあ、まずは筆を執ってみましょう。
⚠️最後に、告知をさせてください。
エンディングノート体験をしてみたい方、募集中です。
ちょっとでも興味がある方、こちら(↓)からご連絡ください。
🌟お試しセッションにつき、60分500円
🌟場所、日時、オンライン/オフラインは応相談
🌟問い合わせは12月20日(月)18:00まで
セッションの際は、お手元にエンディングノートを用意していただけると、スムーズに話ができると思います。
ぜひぜひ気軽な気持ちでお声がけください。お待ちしております😚