自粛期間でも存在感を! 競技まくら投げの魅力に心が踊った日
先日、おもしろいニュースを見つけました。
静岡県伊東市の観光コンテンツ「競技まくら投げ」とファミコン世代にはなつかしの「熱血高校ドッジボール部」がコラボレーションしたというんですね(見出し画像に注目)!
くにおくんのドッジボール! 僕も持っていましたよ~😊
花園高校⇒イギリス⇒インド⇒アイスランド⇒中国⇒ソ連(!)⇒アフリカ(?)⇒アメリカ⇒(影の軍団)と戦っていく。
1988年のソフトだから「ソ連」ですよ。キャプテンもるどふのあっしゅくシュートが捕りにくくてねえ。そして、なんと言ってもアフリカ代表には驚き! いいのか、ひとつにまとめて?
で、そのくにおくんがなにとコラボしたって?
〝競技〟まくら投げ?
なんと、伊東市ではあの「修学旅行の定番遊び」を競技化し、2013年から全国大会を開催していたというではありませんか! 昨年2月の大会では、全国から600人以上もの参加者が集まったそうです。
しかし、今はこんなご時世。競技ができなくなってしまいました。
だったら、ルールだけでも広く認知してもらおうじゃないか。
このまま風化なんてさせてなるものか。
……という思いで立ち上げた企画が、くにおくん仕様の動画を作ることだったそうなんです。
再生してみたんですが……。
「なつかしっ!」からはじまって「おもろっ!」となりました。
競技まくら投げのルール、よく考えられている!
✅キャッチ禁止=まくらは「避ける」
✅リベロ=布団でまくらを防御できる
✅「先生がきたぞぉー!」コール=相手コートのまくらを回収できる
今後、くにおくんのまくら投げはミニゲームとしてリリースを検討しているとのことです。
この競技、もともとは地元高校生が考案したアイデア。そこから伊東市、観光協会、広告会社などがブラッシュアップしていきました。
そして、ルールを固めたあとはブランディング。
こちらは2019年のプロモーション動画。新体操の元日本代表・畠山愛理さんを起用し、大会の様子とともに躍動感ある映像をつくり上げました。
この動画をはじめとする取り組みは、アジア太平洋広告祭「アドフェスト2021」で最高賞を受賞しました。
このように、コンテンツを魅力あるものにしていく手法は、noteにも、放送作家の仕事にも応用していけるなあ、と思った次第です。何気なく読んだニュースでしたが、たくさんの気づきをいただきました。
最後に。
今回、あまりになつかしい気分になったので、NINTENDO SWITCHで「熱血高校ドッジボール部」をダウンロード。数十年ぶりにプレーしてみました。
なんとか「ふつう」モードを一発クリア。所要時間はたった30分ほどでした🤣