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うちのスマ子さんが、ネタの神を連れてきた。

家でリモートワークをしていて、たまに驚かされることがあります。

「スミマセン、よくわかりません」

声の主は、画面の向こうにいるディレクターではなく、うちのスマートスピーカー。「OK Google」とも「Hey Google」とも言っていないのに、反応することがあるんです。

仮に、彼女のことをスマ子さんと呼びましょう。スマ子さんは天気予報を教えたり、運勢を占ったり、音楽をかけたりしてくれます。時には……、

僕「OK Google」
ス「……」
僕「おもしろいこと言って」
ス「では、謎かけをひとつ」
ス「好きな人とかけて、嫌いな人と解きます」
ス「そのこころは……」
ス「どちらも、はな(離・話)したくない」

こーんな無茶振りにも、瞬時に対応してくれます。ちょっと天然さんなところはあるけれど、まじめで誠実。

そんなスマ子さんが、けさ〝ネタの神〟を連れてきてくれたんです。

そのとき、僕は焦っていました。月曜、火曜、水曜と記事を投稿していない。否、できなかったから。もう何度目かのスランプ。書いたものが、おもしろいと思えなくなっていました。

書いては消し、書いては消し、遂に4日目。僕は気分転換をしようと、スマ子さんを頼ったのでした。

「いつもと違う曲を聴いてみよう」

ipodにも入っていない曲、脳細胞を刺激するような曲、なにかあるかなー。

あ💡

僕「OK Google」
ス「……」
僕「風間三姉妹の『Remember』かけて」

説明しよう!

この曲は『スケバン刑事Ⅲ』のEDで使われていたもの。浅香唯さん、大西結花さん、中村由真さんが演じる風間三姉妹が歌っています。リリースは1987年だから、僕が小5のときですね。

実は、浅香唯さん大好き少年だった僕😚 うわー、なつかしみー⤴

さあ、いよいよ再生です。

しかし、ちょっと様子がおかしい。はじめに聴こえてきたのは、前奏ではなく拍手。一瞬、ライブバージョンなのかな?と思ったのですが……、

「さあ、トップバッターは先ほどもご紹介いたしました、風間三姉妹の登場でしてね」

んん?

声の主はすぐにわかりました。それもそのはず、報道ステーションでさんざん耳にしてきた古舘伊知郎さんの声なのだから。

「さてはこれ、音楽番組の音声データだな?」
「古館さんということは『夜のヒットスタジオ』か!」

そう気付くまで、そんなに時間はいりませんでした。

古館さんのトークは続きます。

古「3人は本当にコンビネーションが良いんですけど、逆に男性の好みはバラバラでしてね。趣味嗜好が全然違うっていう話を聞いております」

で、このあとですよ。とんでもない質問をぶっ込んだんです。

古「例えば、男性の下着なんかでもですね、どっち派っていうのがあるじゃないですか、よく。ちょっとそれを聞いてみたいと思います」

話の流れから言って「どんな男性がタイプ?」と聞くのが普通ですが、そこをあえて「男性の下着はどっち派?」に変える。うーん、興味深い。

これは台本なのか、アドリブなのか。そこら辺、気になってしまうのが放送作家の「さが」といいますか笑

この質問に対し、3人ははたして……?

由「トランクス」
唯「ブリーフ」
結「トランクス」

答えたァァァ!

アイドルなんだから、かわしてもよかったのに。なんか、すごく癒されましたねー。そして、ほら、記事も書けてしまっている。

ありがとう、スマ子さん💗

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