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なぜ教員はブラック化したのか。(中学校編)対処法も伝授。
今日も16:45定時退勤をかまし、17:30には自宅。
土日も、ゆっくり自分の時間を過ごしています。
が、しかし、
教員をしていると、それは当たり前ではなくなります。
この記事に目を通した、あなたもきっとそうですよね?
そんな教員(教員志望)のみなさんに、ブラック化した理由・その対処法を記入しておきますので、ぜひ参考にしてください。
ブラック化した原因① 部活動が、勤務時間外にある
だいたいの自治体は16:00~18:00くらいまで部活動を行っていませんか?
そもそも教員の退勤時間は16:45です。
しかも、手当てが1日500円あるかないか。
完全にボランティアの域ですよね。
部活なんて生徒に勝手にさせればいいじゃない?って思う方もいると思います。
しかし今の時代、安全管理のために教員が見張っていないといけないんです。
あなたは2時間、やったことない部活動を見守り続けることができますか?しかも、勤務時間外に。
ブラック化した原因② 勤務時間は常に授業がある
え?教員って授業することが仕事なんじゃないの?
誰もがそう思うでしょう。
でも想像してみてください。
8:15~16:00まで授業ってことは、いつ事務作業するのでしょうか。
(成績を入力したり、生徒の出欠登録したり、授業プリントを印刷したりetc.)
この事務作業が毎日1~2時間くらい必要になってくるんです。
さらに、部活動顧問(ブラック化した原因①)なんてしていようものならば…
勤務時間7:30~20:00の毎日になりますね。(実際、私も毎日そうでした)
追記
休憩時間はあるの?と質問がありました。
もちろん、ありません。
給食指導の時間(生徒と一緒に給食を食べる時間)=休憩に充てている自治体がほとんどです。
ブラック化した原因③ 病休が多い・その補填が他の教員に回ってくる
どの学校も1~2人、年度途中で病休に入る先生がいます。
精神的に病んでしまったお休みです。
だいたい、次年度まで帰ってきません。
「まぁ、1人、2人くらいだったら、まだ大丈夫じゃない?」わかります。
これの恐ろしいところは、風邪などの単発的なお休み・産休や育休・出張で不在など、人員が-2あたりはデフォなんです。
それに加えての、病休です。
もちろん、休んだ先生分の授業は、ほかの教員が補填しなければなりません。なので、空きコマがなくなって、勤務時間は常に授業があるんですよ。
ブラック化した原因③ 残業代が発生しない
残業代が発生しないシステムについては、省略します。
ぜひ、「給特法」を調べてみてください。
かくかく、しかじかで残業代が発生しないため、残業しているという感覚が薄れていきます。
恐ろしいのが、これが助長していくと、たくさん残業する先生=子ども思いの良い先生 という空気感が職場で漂いはじめます。
ここまでくると、もう末期。
精神が壊れるまで秒読みです。
さて、そんなブラック環境下でも生き残るための対処法。結論からいきます。
対処法 部活動顧問を断れ(拒否する)
断りなさい。本当に、報われます。
そもそも部活動は指導要領にも記載がないので、仕事じゃないんですよ。
マジで、やらなくてもいいことなんです。
「それじゃあ、生徒が可哀そう~」なんて意見があるなら、あなたがやってくださいよ。お願いしますよ。
しかし。断りたくても断れない先生のために、理由を記しておきますので、ぜひ参考にしてください。
・教育課程外ですよね。無理です。(一番ストレート)
・超勤4項目に入りますか?(理論武装。詳しくはググってください)
・親の介護が必要。
・持病を持っている。(大げさに言うことが大切。腰痛→腰の病気など)
・行かなければならない場所がある。(信仰系?と勘ぐってくれるはず)
嘘でもなんでもいいんです。
とにかく、部活動顧問を拒否するために、4月の校長面談は全力投球でいきましょう。自分の命を守るために。