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プロDJが学ぶワクワク感

おはようございます。ローカルDJはクラブ内ではどう動いているのか?って思われますよね。今回はDJが実際にクラブ内でどういう事を仕事にしているか?を自分主観で記事にします。
*現場のDJは様々ですが、ジャンルによったりパーティーや店でも異なります。

クラブ内での一日(前半)

夜10時オープン、閉店5時のクラブ、選曲:オールミック店
オープンの30分前には入るようにしている。PAさんもいるので機材チェックはほぼ無しですが、マイクチェックや機材チェックは自身でも行います。「サウンドチェック」はとても大事なんです。湿気や湿度によっても出音が変化するしお客様の人数によっても出音も変動する。更に深くお話すると、ジャンルによってもPA卓でPAさんと一緒にチューニングしたりと。PCDJUSBDJと分かれているし、フロアに出てDJ自身も出音の確認もします。これは歌い手さんと同じですね。
・サウンドチェック(照明チェック)
・事前ミーティング
・ゲスト登録(DJのお客様への特別料金案内)

*1日を通してエンタメ要素がある店舗は、事前にスタッフとも流れや、ゲスト・アーティストのタイム等打ち合わせします。

大体はチームとして一日を動くので、3~4名体制のタイムテーブルを組んで行きます。オープン前半はお客様も入場するまで時間がかかるので、フロアも少ないから、若手DJが慣らしでPLAYが多い。個人的にはオープンからのDJが楽しすぎます♪

【お客様の動き】
・入場からフロアで踊るまでの時間は大体10~15分はかかる。早くて5分。当然、1時間内で100人入店もなかなか店舗もこなせないからフロアまで踊りに行く時間はかかります。
受付→ロッカー→BARでお酒飲む、友人と少しマッタリ~→踊り
これは時間かかる、だからオープンしていきなりフロア満杯はならないし、盛り上がりは当然できない。

僕のチームの場合、前半1人のタイムは30~40分、中・後半の場合は20分交代のルーティーンで行います。これは1日のバランスを考えた構成となり、DJ個人の個性もあまり出ない選曲と流れが狙いです。通常は30~40分、60分交代となります。

前半が実はとても大事

お客様は楽しいワクワク感を想像します♪

一日のパーティーを作る上で、前半と言われるのがオープンから1~2時間位あたり。日々の人の流れで正直変動はしますが、一日の土台となるものが作られる時間帯です。オープン前からラーメン店のようにお客様が店の前に並んでいた店舗も多かった。現在でも人気店はお客様は並んでいますが流石にオープン前からは近年見ていない。。。大物ゲストが来てる場合は別です。
さて、この前半でお客様の滞在率も変化は当然していきます。
クラブのメインは音楽。選曲と心地よいDJのつなぎ、そしてワクワク感を出す。レストランでコース料理を頼む時も同じですよね?メインディッシュまでのワクワク感。チルでもマッタリー♪「とんかつDJアゲ太郎」に学ぶものもあります。
このワクワク感を出す意味でも、お客様に今日はどんなジャンルであるかをMCや選曲でアピールし、メジャーな選曲を織り交ぜながらフロアメイクしていく。盛り上がりする曲は、わかっているが実はまだメインディッシュとなる曲も極力はPLAYはしない。

実写化にもなったDJ漫画

前半出演以外のDJはどうしているのだろ?

思う人も多いだろうが、若手、中堅DJは当然前半からいる、ベテランDJはピーク前に来店するが常識だった。現在は、前半が大事なのでオープン前からいますw 仕事は他の業界も様変わりと言うよりは進化していっているので当然だと思う。
大体のDJは自分のタイムまではフロアの真ん中にいたり、お客様とのコミュニケーションやスタッフやDJと打ち合わせを行っている。これもDJとしはワクワク感でます。

いよいよ立ち上がり(中盤前半)

この中盤になる立ち上がりがDJの腕の見せどころです。パターンは色々あります。チル時間から「始まった感」を一気に出すとか、自然な流れから「グルーブ感」に持っていくとか何個かのパターンは存在します。事前に打ち合わせはしないのですが、ベテランになるにつれていつ踊らす、一気に踊らすなコツが自然と身に付いてきます。オールジャンルパーティーではMCも大事。この立ち上がりこそが全てを変えると行っても過言ではない、時間。
ワクワク感と緊張、そしてフロアメイクができた時の達成感はなんとも言えません!DJは曲で踊らすのかBPMで踊らすのかも大事な瞬間がこの立ち上がりの時かもです!

ベストな機材達

DAISHI DANCE、武田真治
Cheval Osakaでの一枚

現在ナイトクラブでの機材のフォーマットは、Pioneer一強なイメージ。
一昔前までのミキサーはHIPHOPならVestaxのPMCシリーズ、ハウスならUREIがベストなミキサー。ターンテーブルはTechnicsのSL1200シリーズ。ちなみにVestaxのモデルで藤原ヒロシモデルも当時はありました。これは衝撃的だった記憶がある。
僕のクラブにおけるベストセッティングはCDJ2000以上3台、DJMシリーズ1台、プラグインでRMX-1000です(基本自前)。DDの影響もあったかもw
DDはDAISHI DANCE。かなり一緒に全国のクラブも行った記憶が沢山ある。

PMC40、UREI、DJM
Technicsの名作
安定のCDJシリーズ

まとめ

クラブDJの見方(視点)も少しは変わっていただきました?
常にワクワク感満載の日々をお送りしています。この非日常が皆さんとは逆かもしれません。常にワクワク、ドキドキして新鮮味なDJをこれからもしていきたいですね~♪ DJを目指している方にも、参考にしてもらえたらと思います♪ 次回は中盤途中からパーティー終わりまで書きたいと思います♪

今日も良い一日を♪

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