【展覧会レポ】 新国立美術館 佐藤可士和展
新国立美術館 佐藤可士和展
大学生は、500円引きで鑑賞できるとのことで、行ってきました。新国立美術館
特徴的な建物です。設計は故・黒川紀章さん。実は、黒川さんの設計した美術館の中で生前に完成した最後の美術館だそうです。全面ガラス張りが特徴的な全高23メートルの一階アトリウムが来場者を出迎えてくれます。
さて、今回やってきたのは、企画展「佐藤可士和展」を鑑賞するためです。こちらも大学なら割引料金で楽しめます。
企画展 詳細データ
佐藤可士和って誰?って思う人もいるかもしれません。でもきっと彼の作品を知らない人はいないはず。
・・・そうです。あのユニコロのロゴをデザインした人です。
最近はアーティストとしての活動にも力を入れているんですね。そうそう、この新国立美術館のロゴも佐藤さんの作品。今回の企画展はそんな佐藤さんの約30年の活動の軌跡、そして作品を体験できるものとなっています。
各セクションの雑感
展覧会は大きく分けて6つのセクションに分かれてます。詳しい内容はぜひ実際に見に行って感じて欲しいのですが、各セクションについて少しだけ感想を・・・
1 THE SPACE WITHIN
小学生の時初めてMacを買った際にデザインしたという自分自身を表現したと言うロゴが展示。え、いきなりこのクオリティ?
2 ADVERTISING AND BEYOND
こちらのコーナーでは、佐藤さんが手掛けた広告デザインがズラリと展示されています。あの国民的アイドルグループの案件も手掛けていたんですね。
3 THE LOGO
佐藤さんが手がけたロゴが巨大化して展示されている。あれもこれも誰もが知る有名なロゴばかり、佐藤さんこんなに身近な存在だとは思わなかった。
4 THE POWER OF GRAPHIC DESIGN
特に印象的だったのは、セブンイレブンのデザイン。それぞれの商品をデザインするのではなく、陳列棚そのものを面で捉えトータルにデザインするということ。思い返せば、セブンイレブンの商品って見やすくないですか?「トータルに捉らえる視点」学びです。
5 ICONIC BRANDING PROJECTS
こちらのコーナーでは、ブランディング事例が集められています。あ、そういえば明治学院大学のリブランディングも佐藤さんでしたね。我らが理科大もお願い出来ませんかね?関係者の方いらっしゃいましたら是非ご検討お願いします。お高いのかな?
6 LINES / FLOW
こちらはアーティストとしての佐藤さんが相反する二つのテーマを表現した作品。「美しいと感じることができるのが人間」なかなか深く考えさせられます。
まとめ
以上、佐藤可士和展レポートでした。現在、新国立美術館では時間差入場を行っているので、チケットの事前購入をオススメします。あと、音声ガイドをスマホでも聴けるのは斬新な取り組みだと思いました。一人でじっくりと楽しむもよし。友人とパートナーと楽しむもよし。圧倒的な才能に触れ、あなたの中に眠るクリエイティビティもきっと目を覚ますはずです。
以上、展覧会レポートでした。
番外編 チケット半券特典
半券を持ってミッドタウンに行くと特典が受けられます。
半券を持ってミッドタウンに行くと特典が受けられます。
大事なことなので、2回言いました。
そんな訳で、虎屋(羊羹が有名ですね)に行ってきました。
本日頂いたのは、出汁かけご飯🍚これは絶品です。いつも昼過ぎには売り切れていることもしばしばあるので、午前中の鑑賞をおすすめします。(出汁かけ麺も選べます。)
デザートには「あわぜんざい」を頂きました。季節限定ですが、あわとあんこの絶妙なコンボ、オススメです。ちなみに特典は、虎屋のクリアファイルでした。いつ使うんだろう笑
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