映画だ。キラキラ青春ムービーだ。
観了
『サマーフィルムにのって』
巷で大絶賛されている映画を見てきた。映画を作る映画っていろいろあるけど、これもまた良い作品だった。
青春キラキラムービーなんだけど、きちんと高校生の自分でもわからない感情と初めて向き合う瞬間をきちんと描けていると思う。
好きという感情、失恋した瞬間と理解したとき好きだったんだという感情との向き合い方、素敵な描かれ方をしていた。
伊藤万理華さんという役者は、いま放送中の『お耳に会いましたら』においてそうだが、ヲタク要素的な早口のせりふ回しで大好きなものを表現したり、嫌いなものをきちんとダークサイドな表情で表現できる役者さんで上手いなぁと再認識した。
ビート板役の河合優実さんも失恋した瞬間の演技は素晴らしかった。
全体のテンポもよく、1時間半は物足りなさも感じたけど、最後のクライマックスは気持ちのいい裏切り方で幕を閉じる。
何かの評論でクライマックスにある新しい壁ドンは秀逸である。