自分の夢から、夢に“あいのり”させてもらう決断(退職/入社エントリ)
かなりご無沙汰のnoteとなりました。digsasの創業者兼CEOの石井でございます。
最初に結論を書いてしまいますが、株式会社digsasとしての事業を終了をいたします。
それと同時に、2022年6月より株式会社ログラスに入社し、主に大手企業様を担当するエンタープライズセールスを担務させていただくことになりました。
今までの私の人生の中で最も大きな決断をさらっと書きましたが、 その裏ではこのnoteを書くにあたって約1ヶ月ほど、書いては消したり、更に2万字くらい書いてみたものの、小学生の作文みたいだなと思ってお蔵入りにさせたりと、かなり時間がかかってしまいました。
今回の内容では、起業を経験することで得たことや、
digsasのユーザーになって頂いたお客様とお付き合いする中で得たことや、
(結果として弊社都合でサービスを終了することとなりご迷惑をおかけしてしまうことについては、真摯に受け止めつつ、)
これから起業する人向けの内容は,
別途公開予定の“起業で得たものと反省”note
を公開いたしますので、
本noteでは私がなぜ次のキャリアとしてログラスに入社しようと決意したのかにフォーカスをしています。
少しだけdigsasのこと
2019年9月末に株式会社digsasを登記し、2019年11月から事業を開始し、 “日本のIT活用レベルを世界最高水準に引き上げる”ことをMissionに、
“DX時代のIT投資の意思決定をサポートするSaaS”を開発/提供しておりました。
元々は、私の新卒入社である富士通マーケティング(現 富士通JAPAN)の同期である今泉さんとご飯に行った時に、 SIer出身でSaaS企業に転職した2人が「ガラパゴス化した日本のIT活用の現状を変えたいよね」と意気投合し、その流れで作った会社です。
そして、CPOである森勝さんにも入社を頂き、ここから頑張るぞ!という状況で、
ビジネス自体の進捗としても、クローズドのサービス提供から垂直立ち上げに成功した状態でした。
その裏側では、noteには絶対に書けない内容も含む修羅場を少なくとも3回ほど経験をしましたので、これはご飯に誘っていただいた方限定でお話します。
ログラスを選んだ理由
今回、僕はdigsasとしての事業を終了し、ログラスに入社するという選択をしましたが、その他にも選択肢はいくつかある状態でした。
エクイティファイナンス
デットファイナンス
事業ピボット(SaaS→コンサル)
M&A
等のdigsasという会社やサービスを継続するパターンもある中で、 改めて社員として入社するパターンを選択し、
SaaS
→スタートアップ
→→ログラス
という選択をしたのか、というと、
大きな分類をすると、3つほど理由があります。
ログラスに営業アドバイザーとして参画し、ログラスの営業組織が魅力的だと感じた
ログラスCEOの布川という男と働いてみたくなった
digsasのMissionはログラスのMissionに包含されると思った
の3点です。
①ログラスに営業アドバイザーとして参画し、ログラスの営業組織が魅力的だと感じた
昨年末辺りから、ログラス社には営業アドバイザーとしてご支援をさせていただいておりました。 CEOの布川さんとは2019年の夏頃からのお付き合いで、お互いのオフィスが近いこともあり、度々営業領域のご相談を頂いておりました。
その当時は特段、費用などをいただくことはなくお話をしていたのですが、昨年末からは仕事としてご依頼を頂きました。
digsas社として一定数の営業領域の支援に携わってきたのですが、その中でも良い営業組織(になっていくと思われる)企業には共通点があります。
明るい
トレーニングは受動的ではなく主体的
実施内容をドキュメントとして残しナレッジ化している
食い気味でSlackへ質問が沢山くる
です。
私の目線からみて、ログラス社はこの4点全てを満たしており、 また、digsas社が組織拡大を意図的に行っていなかった(これは別途公開予定の起業の反省noteで詳しく書きます)こともあり、 ログラスの若手営業の皆さんの活気に触れることで、久々に
「ある程度の規模のチームで営業として一緒に仕事をするのもいいなぁ」
と感じたというところが正直な私の気持ちです。
②ログラスCEOの布川という男と働いてみたくなった
これも別途公開予定の起業の反省noteともリンクしますが、
布川さんには、僕にはない素晴らしい経営者としての資質があり、一緒に働いてみたいと思ったという、シンプルな理由です。
※ログラスCEO布川のTwitter
『Forbes 30 Under 30 Asia 2022』に掲載されている布川
特に、僕自身はただの営業ではなく経営者になると、急に図々しさや商売っ気が0になってしまうという致命的な弱点があり、本来やらなくてはならないことから逃げてしまっている傾向があると自覚をしていました。
一方で、布川さんはビジネスの推進、ステークホルダーへの責任を果たすために、出来ることは何でも貪欲にやっていく男である。と僕は確信をしています。
特にそれを強調するエピソードとして、 自分で会社を創業している僕に対して、「石井さん、ログラスで営業してください!」というようなお言葉を何度も何度もかけて頂きました。
僕は先程書いた致命的な弱点として、そのようなことを創業者の方に言うことは出来なかったですし、ビジネスの推進に貪欲な姿勢に、経営者はこうあるべきだよな、という畏怖の念を抱いたということが非常に大きいです。
その他にも、僕がなかなか意思決定することが出来なかった内容をすべてリスクテイクしながらも突き進んでいく姿勢であったり、 ファイナンス領域出身のCEOが考える戦略は営業出身者とはまったく違う見方をしており、
「この男の神輿を担いでみたい」と、シンプルに思いました。
③digsasのMissionはログラスのMissionに包含されると思った
そして、最後はdigsasのMissionはログラスのMissionに包含されると思ったという点です。
ログラスは、
「テクノロジーで経営をアップデートする」というMissionや
「日本起業の時価総額を10%上げる」 という思いを持っており、
digsasは、
「日本のIT活用レベルを世界最高水準に引き上げる」というMissionを持っていました。
僕自身が営業のトレーニングで「目的と手段は違いますからね!」とよく熱く語ったりもするのですが、それが完全にキレイなブーメランとして僕に返ってきたのです。
日本のIT活用レベルを世界最高水準にできたら何がおきるか・・・ その先には日本企業の時価総額の向上があるし、テクノロジーで経営をアップデートすることになるな。と。。。
つまり、digsasとして行っていた事業は、ログラスから見たときの手段であるということです。
これらの①〜③がすべてつながった時、
「自分の会社という“箱”であるのに固執する必要性はないのではないか」という思いが浮かんでは消えたりし、かなり悩んだ結果、新たなチャレンジをしてみようと思った次第です。
ログラスで今働くと面白い理由
ログラス社は、シリーズAで17億円という大型の資金調達をしており積極採用をしております。
以下は具体的な採用ポジションの話かつ手前味噌ではありますが、
ログラスは今オモシロイです。
理由は以下の通りです。
日本発のSaaSでは数少ない、Enterprise領域にアプローチができる
参考 SaaS Sales Model(https://note.com/dj141/n/nda05db82ab38)
営業組織の拡充&構築中であり、様々なキャリアパスを歩むチャンスがある(インサイドセールス、フィールドセールス、セールスマネージャー、Biz Dev、Biz Ops等)
アツい思いを持ったメンバーが集まっており、仕事に熱中ができる
※現在公開している求人の一覧です。
また、特に僕も一緒にお仕事をする機会が多いであろう3ポジションについて、別途記載させてください!
ビジネスチーム所属のオペレーション構築(Biz Ops)
Biz Opsのここがオモシロイ!
蓄積されているお客様との接点データを”資産”へと変換し、ビジネスサイドの各部門や経営陣に適切にフィードバックしていく体制を自らの手で作り出していける
一人目メンバーとしてBizOpsの組織立上げにも携われるため、組織マネジメントに関心のある方にもオススメ
Enterprise Sales
Enterprise Salesのここがオモシロイ!
国内のSaaS業界において数少ない、BtoBかつエンタープライズに特化したビジネス展開を自らの力推進できる!
日本を代表する大手企業の経営者やCFO、それに準じるマネジメント層と相対するため、経営的視点を身につけることができる。
アウトバンドセールス(リーダー候補)
アウトバンドセールス(リーダー候補)のここがオモシロイ!
エンタープライズ企業にログラスの価値を届ける最前線部隊として活動ができる
マーケティング・営業戦略の策定からアライアンス関連の設計・構築、CRMの活用、お客様折衝、商談生成、仕組化までを一貫して担う
つまりは、フルスタックエンジニアならぬ、フルスタック営業として必要なスキルを身につけることができる。
特に上記3ポジションについては、僕が直接カジュアル面談を受け付けておりますので、お気軽にご連絡くださいませ!(Twitter DMお気軽にください)
SaaSの営業×サブスクリプションの本質の正しい情報を書いていこうと思います! サポートいただけたら、リサーチ費用に充てたいと思います。 他にもHIPHOP好きな人と仲良くできると嬉しいです。