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平年という年は存在しない

どうも、のど元過ぎれば熱さ忘れるおじさんです。

この投稿は2023年度は暖冬予想だったのにキッチリ雪の降った鹿児島の僻地よりお送りしております。

とりあえずこちらをご覧ください。

過去のデータから都合のいいデータをピッキングさせてもらいました。

30年間の統計の [日最低] だけみると、冬季の日最低温度は6℃になります。暖冬だったり寒冬だったりなんだかんだあったけど30年の平均は6℃です。

当たり前すぎて書いていてアレな感じですが、当然6℃より高い日があったり低い日があったりします。2016年1月25日は最低気温-5.3℃が記録されています。


そのデータは生きているか?

鹿児島県本土といっても観測点によってまちまちです。

阿久根は県北部なので比較すると若干寒いですね。

畑単位のミクロな話をすると、2022年は空梅雨気味だったので夏野菜の初期成長がよく、出来が良かったのですが、2023年はいつもの梅雨だったのでピーマンやトマトは株が弱っていまいちでした。

(畑の隣のソーラーパネル)年間総発電量だけ見ると大差ないが、梅雨(6月)に注目!

結果の数字に大差はなくても過程の数字に差があると作物の出来が大きく違ってくるので、色々考えないとムツカシイっすな。永年作物を栽培する場合、平年の天候傾向も重要ですが、栽培対象がデッドゾーンに突入する頻度とその対策も用意しとかないといけませんね。

自分でデータを取り始めたらやたら私に厳しかった地球さんの話は👇

マンゴーを枯らさないように注意すべき季節は真夏と真冬ですかね。すぐに対処できるようにあんまり遠くに行かない方がいいかもしれません。

100年に一度の台風とか50年に一度の大雨とか10年に一度の寒波とかが複数襲来しても、平たく見れば鹿児島って温暖な土地だよねというお話でした。