親の家をかたづける「屋外編」#3
「親の家をかたづける」のに苦労をしている方はたくさんいますよね?
私の実家も同じ悩みなのですが・・・
ただ、場所は室内ではなく「一戸建ての庭」なのでした。
洗濯物干し場について ←今ここ
1階だけで暮らすために
3.洗濯物干し場について
リフォームの現地調査でお家に伺うと、「洗濯機は屋外」が、今でも結構あります。
何回かリフォームしてあっても「屋外」のまま。
年取ると寒さや、床段差が厳しいと思うのですが、リフォーム項目にはならない?
こういうお家って「立派な門」とか「岩風呂」とか「やたら高価なシステムキッチン。でも食洗機は卓上置式」「一枚無垢板の高価なトイレ扉」とかあったりするんですよね・・・
予算のかけどころが違うなあと思うこと多し。
私的偏見か!?
閑話休題。
実家の洗濯機は洗面脱衣室にありましたが、
「洗濯物干し場」は台所横の裏庭、段差のある場所にありました。
今回、日当たりの良い南庭に面した場所に「屋根付ウッドデッキ」を製作。
リビングや寝室から段差無く出入りできるようになり、
「気軽に出られるようになった」そう。
もちろん、こんな立派なウッドデッキ、洗濯物干しだけではもったいないですよね。
段差無く、室内の延長で使えるようになること が大きな目的です。アウトドアリビングとして。孫が安全に遊べる場所になったり、布団も気軽にほせたり。
「ウッドデッキ屋根」
よくあるアルミ既製品「テラス屋根」の一般普及品。
先に施工した屋根に合わせて、大工さんにウッドデッキを製作してもらいました。
ウッドデッキ、材料は全て「セランガンバツ」という樹種です。
屋外に強い樹種ですが、重くて・硬くて、工事は大変!←ごめん
塗装はDIYで。
「弁柄(べんがら)」がベースの自然塗料です。
この塗料については、別の機会に。
他に、建物の外壁塗装と防水工事もしました。
「外壁塗り替えませんか?」という営業がよく来ていたそうなのですが・・・確かに塗装だけならその業者さんの方が安いのですが、
「その工事だけでは解決にならない」ことがありますよね。
*高価なシステムキッチンや対面キッチンにするだけでは暮らしは変わらない←私的偏見、しつこい!?
全体を見て、どこに予算をかけたほうがいいか、建築の残存年数考慮など。予算にメリハリをつけるのがリフォームの大事なコツだと思います。
次回は、
今回の写真でも見えていた「可動ルーバー雨戸」を採用して「1階だけで暮らせるようにするために」です。毎週木曜日にUP予定←自分に戒め