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『はたして狼少年は狼男になってしまうのか』
ふとした瞬間に思った事を頭の中でぐるぐる考えてしまい迷宮入りしてしまうで、お馴染みのお布団こもりです。
今日ふと思った疑問はタイトルにもある通り、『狼少年って成長したら狼男になってしまうのだろうか?』である。
この難問が頭に浮かんでから、家事をしてても何をしてても頭の中から離れなかったので、文章にしてまとめていきたいと思う。
まず前提として、少年から大人の男になっていくのは周知の事実である。
(ジェンダー的な所を突っ込まれると痛いので、スルーして頂きたい。)
とすれば、狼少年→狼男になるのは確実なような気もする。
しかしここで別の少年→男問題が発生した。
それは小学生とかの野球チームに入っている「少年野球」というのがあるが、彼らが成長しても「男野球」にはならないのである。
なぜか成長して大人が野球を行うと、「プロ野球」だったり「草野球」と変化している。
プロ野球は理解できるが、草野球の「草」って何だろうと新たな疑問が出てきたが、今日は考えないようにしておく。
ここら辺で理解できず、離脱していく方もいるだろうが、もう少し辛抱して頂きたい。
野球少年→男野球が成立しないのであれば、狼少年→狼男に成長するといった方程式は破綻しているかも知れない。
ここで少し視点を変えて、この問題を考えていく。
そもそも根本的な「狼少年」、「狼男」とは何かという事から考えていかなくてはならないのでは無いだろうか。
まず「狼少年」というのは、イソップ寓話にある何度も狼が来ると嘘をついていると、本当に狼が来た時に誰にも信じて貰えないといった話から、嘘をつく人の代名詞となっている言葉である。
そして「狼男」というのは、獣人の一種で諸説はあるが、月を見ると狼に変身してしまうといった存在である。
「狼少年」と「狼男」というのは、全く別の種類の言葉であり、繋がりが無いように感じる。
しかしここで私は考えた。
「狼少年」は嘘をついていた事で誰にも信じて貰えず、心に闇を抱えて大人になり、そして彼の中に凶暴性が生まれて「狼男」になってしまうのではないだろうか。
初めは皆を驚かせようとしていた「少年」は、その事がキッカケで皆から疎まれ「狼」に変身してしまう。
なんて悲しい物語なのだろうか。
『「嘘」から始まる狼男物語』
なんだかラノベみたいなタイトルだ。
ここでお布団こもりの中にまた更に一つ謎が生まれた。
お布団が少年の頃、よくオカンから「嘘つきは泥棒の始まり!」と言われていた事がある。
あれ?
嘘つきは狼男だと思っていたら、嘘つきは泥棒にもなってしまうのである。
嘘つきからのジョブチェンジ幅が凄まじい事に気がつく。
ここで私は突然この「狼少年」→「狼男」の真理に辿り着く事ができた。
少年というのは、何にでも成れる存在なのだ。
しかし嘘をつくなどの悪い事をしていると、泥棒や狼男といったアウトローな道にも行ってしまう可能性があるのだ。
狼少年のように狼男になってしまうかも知れないのだ。
少年達よ、狼男や泥棒にならないよう、真っ直ぐ誠実に過ごして欲しい。
ここで私から少年達にクラーク博士の名言を贈り、この文章を終わりにしたいと思う。