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何者にもなれなかった自分へ
ずっとずっと、
自分は「何者か」にならねばならないし、
なれるはずだ
と、思ってきた。
そこらの大学より良い大学を出て、
そこらの会社より有名な会社に入り、
かと言って「会社人間」になる訳でなく、
様々な社会問題にもアンテナを張り、
ボランティア活動にも参加。
27歳で幸せな結婚をし子供にも恵まれ。
もう、
「何者か」は向こうから自然に
やってくるものだと、
信じて疑わなかった。
精神疾患の
アルコール依存症者沼
アルコール依存症
(以下、アル症)については、
「完治はなく生存率の異常に
低い」だの、
「偏見・差別が非常に強い」
だのと、医学的にも社会的にも、
とにかく悲観的な言説が多い。
確かに、それは事実であり、
アル症当事者である私も、
自分自身の不運・不幸を呪う
ことは少なくない。
というか、
「自分はなんて不幸なんだ」
という、自己憐憫の沼に
どっぷりと浸かっている。
ただ、時々、こうも
hang myself
2022年1月9日の夜、
私は首を吊った。
天井部に支点がなく、
坐位での実行と
なったので、
完遂に時間がかかり、
発見も救急の到着も
予想外に早かったので
未遂に終わったものの、
救助をされる際の
私の暴力的な言動が
警察にも通報され、
「救急処置不要・
警察的保護必要」と
いうことになり、
地元警察の「保護室」
(通称トラ箱)にお世話
になった。
現在の私の心は、
かつてないほど
穏やかで
息をするのも申し訳ない
せっかく決まりかけた仕事も
初日でダメにしてしまった。
もう、何もできる気がしない。
疲れた。本当に疲れた。
もう。死にたい。
死にたい。