569 兵庫県知事選挙17日目 「最終日」
はじめに
兵庫県知事選挙も17日目を迎えました。知事選挙は長く、広い県内全域をめぐるこの選挙戦は、一つの地方自治体のリーダーを決める重要な選挙となります。今日の教育コラムは、一日前に準備しておいたもので、これをお読みの方がいたとしたら、私は、11月16日(土)の選挙戦最終日は兵庫県に居ます。全ての候補者の演説を聞いて回るといった趣旨ではなく、応援している方の演説を聞き、そして声援を送るということをしてきたいと思っています。有権者でもない私の声援よりも有権者の方の一票の方がとても大きいことを私はよく知っています。くれぐれも地元の方の邪魔にならないように、稲村和美さんの応援に徹してきたいと思います。
配信
居場所などが特定されることで、配信者が危害を受けるということが今回の選挙でも発生しているようです。そこで私は、ライブなどもやり慣れていませんので、できるだけ現地で撮影した動画を短時間で編集し配信していきたいと思います。
本来であれば、もっと早くに訪れるべきだったかもしれません。個人的な仕事の関係上、最終日に応援している候補者が最後の最後の力を振り絞り訴えている姿だけでもしっかり見ておくべきだと考え、無理やり仕事を調整し向かうことにしました。
現地でいったいどんな空気が流れ、どんな選挙戦になっているのかをこの目で見てきたいと思います。当初から感じていた「権力者としての振る舞いに対する疑念」を今も捨てきれていない私からしてみるとこの選挙戦の進め方を見ていく中でその疑念はより一層深まっていきました。
有権者の良識にかける
11月17日(日)兵庫県知事選挙の投開票日です。私は、有権者ではありません。しかし、この選挙は多くの国民に問いかけています。
民主主義が破壊されてしまうのではないか、公益通報者を保護できる社会にしていくべきではないか、また、権力者がハラスメントを軽視する様な社会になるのではないか、などなど選挙の結果がもたらすのは、一地方の首長を決めるだけのものではないということです。
デマや嘘をSNSで拡散し、仮想の敵を創出し自分たちのために民意を操作するような、そんな選挙戦が罷り通れば、金と技術で人間性への評価すら書き換えてしまう世の中が誕生します。
最後に繰り返します
3月下旬の記者会見で告発文書の内容を「うそ八百」と表現し、月末で退職予定だった元県民局長の人事を取り消した知事の行動は、権力者の取るべき対応であったのでしょうか。
一人の部下を名指しで「公務員失格」などと非難した行動は適切であったのでしょうか。そうした一連の問題に終止符を打つために県庁改革を成し遂げようとしているのが、私が今回最終日に応援に駆け付けようと考えた、稲村和美氏です。行財政改革の手腕はもちろん、人間性も正しく強くを体現したような方であると推察しています。
県政の混乱が続くような、そして問題の本質をとらえ違えた時、選挙の結果は大きく傾き、そして県政は大きなゆがみを生じさせると考えています。いかにこの問題が、前知事のもとで収取が付かない大きな事態へと膨れ上がっていったかをもう一度しっかり私たちは理解しておく必要があるのかもしれません。
いずれにしても、明日、投開票の瞬間にどのような未来への序章が幕を開けるのかをしっかり見届けたいと思います。
兵庫での応援の様子は、YouTubeにて配信しております。
ダイバースタディーのチャンネルで兵庫県知事選挙17日目「最終日」、11月16日分の配信となります。数本に分かれていますが、よろしければ投票のご参考にされてください。