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677 兵庫問題「プロテストする人間をアンチと呼ぶ人間たち」

はじめに

3月16日投開票の千葉県知事選挙が告示され、初日こそ千葉県で運動した立花氏は、兵庫で最初の週末を過ごしています。
東京新聞の判断は正しく、立花氏の選挙戦への関わり方については報じないとしたことは大正解です。それもそのはずで、兵庫で3月1日、2日と発せられた言葉は個人を蹴り飛ばす様な行為でした。
斎藤元彦知事の再選をアシストした立花は「斎藤さんのことでアホどもが騒いどるから、もう一度説明に来た」と息巻いて怒号飛び交うなかでプロテストに来た人々を嘲り笑いながら千葉。兵庫の県民を馬鹿にしたような街宣を繰り返しました。
しかし、「嘘つき」「ホラッチョ」と呼ばれると饒舌な語りをついつい止めてしまう様な姿をみていると彼の気にしていること、心当たりのある行為としてデマや嘘はかなり気になる点らしいこともうかがえました。

アンチではなくプロテスト

斎藤支持者が、立花氏の街宣に対してカウンターとしてプロテストに来ている志の高い県民に対して、「アンチは黙ってろ」「アンチが来た」などと表現しているだけではなく一部メディアでも斎藤擁護派に対してアンチと表現しています。この表現から見えてくるのは、その記者や発言者は斎藤擁護の立場から立花氏を支持している可能性があるということです。
告発者を蔑み、社会を壊す気持ちの悪い集団こそが、それを支持するために集まっている人間こそが社会のアンチなのです。
「アンチ」の語源は、ギリシャ語やラテン語に由来しています。「反対の」「~にきっ抗する」を意味する接頭語です。立花に反対するという意味だからよさそうに思えますが、片方を「支持者」と呼び、もう片方を「反支持者」と呼ばずアンチと片づけるその姿勢に違和感を感じます。
兵庫県の神戸市の周辺には斎藤擁護派が数多く存在し、立花の話を今か今かと楽しみにしていたわけです。日本全国を見渡してみてもここまでの地域は無いのかもしれません。

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