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596 兵庫県知事選挙・文書問題「リハックが中立を語り訂正を求める」

はじめに

今日は、兵庫県知事選挙や告発文書問題に関する話題やそれを報じてきたリハックの中身をみながら、中立性というものについて考えてみたいと思います。

県の内部調査について

県の内部調査の結果の一部が報告されましたがこの調査は中立的なのかという様な疑いの声が聞こえます。そのような考えや思いをもつということはわからなくもないのですが、そのような見方をすることは、兵庫県庁の職員を疑うことにもなりかねないのです。中立的かどうかの問いは、それだけ難しいのです。いずれにしても元西播磨の県民局長の告発内容が事実無根でなかったことが、12月11日の記者会見ではっきりしました。これは県の内部の調査ですから、他の百条委員会や第三者委員会に比べれば、内部調査の色合いが濃い県職員の手によるものです。
そういった内部の調査であっても、これまで斎藤知事が主張してきたことや3月27日の記者会見で述べたような斎藤知事の告発者に対する権力行使のや告発者を探索し、懲戒処分を念頭に置いた取り調べなどといったやり方が問題ではなかったかという見方ができるのではなでしょうか。
真実相当性を理由に告発文章を怪文書として扱い、公益通報者保護法で保護する必要性が無いとする斎藤知事の当時の対応方針は、現在もご自分で肯定している通り、その判断に変更はありません。
こうした公益通報の判断は、やはり中立性をしっかり保つことが大切だと思うのですが、そんな単純な理論が斎藤知事にはなかなか伝わらないことが歯がゆいと思っています。

今日のリハック

現在、批判が多い政党と言えば、維新という方もおられるかもしれません。新代表に就任された吉村代表が渦中の兵庫県知事選挙についても触れられるということで今回も視聴してみました。
序盤の重要な言葉は、次の3つくらいでしょうか。
「若い人に信頼されるような政党になりたい」
「次こそは、選挙で若い人を振り向かせるような政治をしていく」
「国民民主が前回評価されたことを認めている」
「現状の国会の在り方」
「今後の選挙の在り方と維新の会の方針」

本当に中立か?

リハックに出演をたびたびしている「ひろゆき」さんがリハックの郷原弁護士と福永弁護士の回について中立性について、プロデューサーが一線を越えたという主張を配信しています。
リハックのスタッフや実情をよく知っている方のこの受けとめは大きな反響をよんでいます。私たちのような一般視聴者は中立性が無いことを感じることは多々あるのですが、これは中立性への考え方がそれぞれ違っているためかもしれません。しかし、普段動画に出演している方が感じた感想は中立性を保つうえで超えてはならない場面があったというものでした。
その場面は、私たちも共通に認識している部分で、プロデューサーの感じている事実認識をあたかもファクトベースの話として提示している行為だと思います。具体的には、森議員の選対かどうかというとらえ方です。選対の会議に参加している議員が選対ではないと言っている、斎藤陣営も言っているだから選対ではないという主張を高橋氏は提示しました。
しかし実情は選対ととらえることができる状況であったことは翌日の森氏のリハック出演で多くの人が感じた点かもしれません。中立を目指していることも事実でしょうが、その中立を装っていると思われるような結果に私たちはどのように判断するべきなのでしょうか。

今日の主張とスライド

リハックの分析と今日の放送を視聴して感じたことをスライドにまとめました。くわしくは今日の配信動画でお話しています。

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