450 日本航空 祝甲子園出場
はじめに
夏の全国高校野球山梨大会の決勝が行われました。日本航空と東海大甲府の試合結果は、7対1で日本航空の打線が火を噴き、3年ぶり7回目の優勝を果たしました。
今日の教育コラムでは、試合のお話もしながら特色ある教育と手厚い進路指導で定評のある日本航空学園さんについて少しお話してみたいと思います。
試合を振り返る
決勝戦は午前10:00からスタートしました。緊張の両チーム、先攻は日本航空でした。1回表から日本航空は3番の3年生の金子選手が右中間を破るツーベースヒットを打つと、1アウト2、3塁の大チャンスを作ります。続くバッターは主砲の小林君でした。レフト前にタイムリーヒットを放ち、1点を先制し、完全に勢いをつくりました。
2回にも、日本航空は1アウト満塁のチャンスをものにし、1番の平井君がセンター前にタイムリーヒットを放ちリードを2点と広げました。
東海大甲府もその裏の攻撃で、打線をつなげ1点を返し、一点差までせまりました。
日本航空はその後の3回の攻撃で、3年生で6番の中西君がレフトスタンドへのスリーランホームランを放ち一気に点差を広げます。投げては、先発の高木君が6回を1失点に抑え、2年生同士の投手リレーもしっかり決まり、最後は柳澤君が追加点を与えないピッチングで完全に東海甲府の大打線をおさえこみました。
90年を超える伝統の先に
航空科をはじめとして、大学進学からスポーツ、芸能などなど様々な分野への進路選択が可能な日本航空学園の高等学校の一つが日本航空高等学校山梨です。これまでに、系列学校が航空業界へ送り出した卒業生は約50,000人に及ぶと言われています。
寮生活をしている学生も多く、部活動や授業が終わった後に敷地内の塾、雄飛学塾に通い難関大学を目指して学習することもできます。元旦に起きた能登半島での地震により石川校は大きな被害を受けましたが、賢明な復興と復旧が進められています。下に、学校への支援寄付サイトへのリンク先を紹介しておきます。
今年度、2024年には日本航空北海道新千歳空港校を開設するなど航空業界との強いつながりを活かした学びの場の提供を積極的に展開しているグループでもあります。
前向きに、自由で、規律あることを大切にした日本航空高校の野球部の甲子園での活躍を期待したいと思います。