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ミッションに立ち返る&チーム命名【号外】10年で100名越えの組織になった福祉NPOの組織づくり!
「この10名のチームに名前をつけたら?」
前回のセッションは、システムコーチング®※コーチのひできさんからの提案で、自分たちの目的や役割を見失わないためにも、システムコーチングに臨むこの10名の存在に命名を行うことになって終了。
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チーム名を考えるという普段中々行わない作業に、最終的に納得する形で決まるのだろうか?という少しの不安も感じながら、メンバーはオンラインで再集結しました。
そしてこの日はチーム命名だけでなく、自分たちのミッションの言語化にも取り組みました。
何度も問い直す、私たちはシステムコーチング®の先にどうなっていたいのか?
名づけられるということは、そこにある願いや意味をわかっているということ。
ならば、自分たちのミッションを再確認しよう。
そこで私たちは、システムコーチング®の過程やその先でどうなっていたいのかを考え、このチームにおける「ミッション」を言語化することにしました。
何のためにやっている?を話し始めると、出てきたキーワードの一つが、コミュニケーションでした。
メンバー1人ひとりが自分たちを通してこの先のダイバーシティ工房に生まれてほしい・必要だと思うものを出していくと以下のようなことが出てきました。
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こうした願いが出てくるということは、現時点ではそこに課題感やモヤモヤを感じているということかもしれません。
「創業後の何年間かしていたように、1日~数日普段の業務から離れて合宿の中で全員で対話するというのは、スタッフの数が100を優に超える今は難しい。その代替案となるようなものが必要なのでは?」
「今でも続いているランチ会(事業部を超えて組まれた4~5名のグループでランチをしながら話すこと)はその場の一つかも」
「事業部関係なく、熱い話をするみたいな場ももっとあっていいよね」
「バーベキューとか合宿とか、楽しい時間の共有もやっぱりほしい」
「スタッフ同士率直に話せる関係性や機会が増えると、自分や相手の中にある『小さな声』を拾っていけるのではないか。
現に今、システムコーチング®は自分の中の小さな違和感や思ったことを率直に言う練習の場になっている」
そんな話を続け、
「どこかで問題提起があったり、本当はこうしたいという声が生まれたときに、横の繋がりの中で動きを起こしていくのが私たちの役割なのでは?!」
という言葉が出てきました。
何のためにやっている?という問いに対し、誰かが発した言葉に他の誰かが反応し、「そうかも」「いや、今ちょっとわからなくなってきた…」と色んな場所を全員で行ったり来たり。
そんな時間を過ごしながら、少しずつ言葉や表現を修正し、見直し、また微調整し…の結果、今の自分たちが納得できるミッションが言語化されました。
<システムコーチング®に取り組む私たちのミッション>
変化を起こし、文化を醸成する
コミュニケーションの軸となるものをつくる
一旦こうして言葉にしてみたあとも、変化を起こすのはなぜ?文化って?コミュニケーションはなぜ大事?など、意味を共有するための対話は続きました。
そんな私たちを表すチーム名をつけよう!
ミッションを言語化するまでの過程でかなり体力や頭を使い、この時点ではここから命名まですっきりと終わるのだろうか…という不安も取り巻いていました。
まずはそれぞれの案を出していこうということで、アイディアの書き出し。
「システムコーチング®のメンバー」としか呼び方がわからなかったチーム名を、目的や役割を意識してどう表現できるのか…?!
入れたいキーワードとして、前回コーチのひできさんから提案のあった台風には、しっくり来ているメンバーが多くいました。
台風・TYPHOON(巻き込むイメージ)、実験・ラボ・研究所(試行錯誤しながら作り出していくイメージ)、システム、ダイバーシティ工房のD・・・
色んな人を巻き込む意味での「台風」と、試しながら作り出していくという意味での「ラボ」のイメージがしっくりと来る人が多いのがはっきりとしている中で、それを呼びたい名前にするには??
TYPHOON D(タイフーンディー)ラボ?
うーん、なんかちょっと…
すると、あるメンバーが
Tyhpoonの頭文字をダイバーシティ工房のDにして、Dyphoonラボ。
より親しみを持って呼べるように通称Dラボとするのはどうか??と提案
スーーーーーーっとまるで音が聞こえたかのようなZoom画面に映るメンバーの「それだ」感。
![](https://assets.st-note.com/img/1688988988736-Y6Nsk5mkNi.png?width=1200)
決まるのかな?とかなり疲弊した頭と体で感じていたあの不安はどこへやら。
すごい納得感で決まり、気持ちよく会を終わることができました。
こうして名前が付いたことで、「システムコーチング®のメンバー」としか呼び方のなかったチームは、役割やそこに込められた意味を伴って、今後より大きなグループになったり、入れ替わりなどがあってもブレずに呼ぶことができる存在になりました。
呼び慣れるまで意識して使っていこうと思います…!
※・・システムコーチング®はCRR Global Japanの登録商標です
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