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子どもと関わる‘‘何か’’をしたかった私が、インターンシップで得た2つの学び

みなさん、こんにちは。
NPO法人ダイバーシティ工房のインターン生、中込です。

私は、ダイバーシティ工房が運営する『地域の学び舎プラット』にて、昨年の3月から約1年間、主に学習教室の運営に携わりました。

この春で大学卒業とともに長期インターンが終わりを迎えるのを前に、働いたなかで学び得たことを2つ、書き残そうと思います。
子どもに関わる仕事や地域の中の「居場所」に興味があり何か機会を探している学生さんや、プラットような場に興味がある方に、ぜひ読んでいただければ嬉しいです。

プラットでのインターンを経ての気づき、まず1つ目は、「自分は何をやりたいのか」に対する視野が広がった、ということ。

小学生の頃の将来の夢は、学校の先生。
子どもと関わる仕事として、名前のある職業はわかりやすく、目指しやすい目標でした。

ただ、子どもと関わる仕事にも、2つの意味があるな…と思うようになったのです。

「子どもに直接向き合う」という意味
「子どもの周囲の人や環境に関わる」という意味

工房で働くうちに、後者の意識がよりクリアになっていくのを感じました。
それがわかったのは、学習教室のボランティアさんと関わるようになってから。

中学生の学習を一対一でみているときの様子

私は学習教室のなかで、ボランティア希望者への説明会の開催を担当してきました。

「誰かの手助けになりたい」「人のために何ができるのか知りたい」
そんな思いで、誠実に子どもと接しようとする方に、多く出会いました。

そうしたボランティアさんに、子どもたちも心を開いていきます。
子どもたちとボランティアさんが楽しそうに話し込む姿や、一緒に勉強に向かう姿を見ると、良かったなぁと思えました。それと同時に、

良い意味で、「子どもと直接関わるのは私でなくても良い」と思うように。

ボランティアさんが子どもたちの学習をみたり、話を聞いたりする様子

熱意をもったボランティアさんと、子どもたちをつなげる。
子どもに関わりたいと思う人が、楽しみながら活躍できる場を整える。

こうした、子どもの周りの環境を支える役割のやりがいに、気づかされました。

子どもと関わる“何か”をしたい。でも“何か”だけでなく、
“子どものために”何をするか、というところにも、
目が向くようになったと感じます。


学習の後は子どもたちと夕飯を囲みます(大人気メニュー唐揚げの日)

2つ目は、社会人になる前に、アルバイトとは異なる働き方を学べた、ということ。

大学に入学したての当時は、コロナ禍真っ只中。
入学式も中止され、2年生の終わりまでは、ほとんどがオンライン授業でした。
大学内での活動には限界があったことから、大学外での活動に目を向けて、アルバイトに力を入れていきました。

花屋、倉庫、図書館、学習塾、などなど...

様々なアルバイトに挑戦して経験を重ね、
大学生活最後の年に始めたのが、プラットでのインターンでした。

インターンはアルバイトみたいなもの…と思っていた当時。
プラットで働くようになり、アルバイトとの違いを大きく感じたのは、

「自分の意見を活かしながら働く」という点でした。

アルバイトでは、その場の状況や与えられた指示を理解する力や、
それを受けて適切な対応を取る力が必要でした。

インターンではそれらに加えて、自分の意見を持ちながら、
場をより良くしていく力が求められていると感じました。

中込さんは、どう思いますか?

学習教室のチームのなかで、よく掛けられた言葉です。
実際に、自分の提案が教室の運営に活かされることもありました。

この1年で気づいたのは、自分の意見を大切にしながら働くことの面白さ。
これは、アルバイトの経験だけでは得られなかったことです。

毎週職員とインターン生で行う学習教室の運営ミーティング

改めて、プラットでの1年を振り返ると、多くの学びがありました。そのなかでも、

自分のやりたいことについて、見渡せる範囲がぐっと広がったこと
自分の考えを活かすことを意識して、行動できるようになったこと

これらを学び得たことは、私にとって大きな意味があったと感じます。


これを読んでいる、何かに挑戦したいと思っている方。
今は何ができるかわからないけど、何かしたいという想いのある方。

そんな方には、ぜひ一歩踏み出してほしいと思います。


<プラットでは、学生の長期インターンを募集しています!>


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