「自分再生のために 自分自身で立ち続ける覚悟が必要」 セカンドライフを愉しむ ~60歳からの人生のキャリア~
これも自分自身への戒めです。
人生、もう少し自分中心に重心を偏らせた方が、楽しくなるし、楽に生きられると思うんです。
私自身、他の人と同調しやすく、典型的な「和を以って貴しとなす」タイプです。
しかし自分の人生を変えられるのは自分だけです。一時、「アー大変だねー、何か手伝おうか」と声をかけてくれる人も大勢いらっしゃいます。この時は一時的に助かります。本当に人のありがたみを感じる一瞬です。
しかしその方は本心からそう思い、声をかけてくれたに違いないですが、生涯にわたり見続けてくれる人は本当に少ないです。
ですから、他人に依存せず、自分の足で立ち続ける覚悟を持った人だけが、最後に心の平穏を手にできると思います。つらい時にこれを行うのはしんどいです。しかし、そこで自分自身に鞭打ってでも、自分の事は自分で救うしかないと覚悟を決めることが必要なのです。
結局、周りから「あー、あなたかわいそうね」といかに同情を引く事しか考えられなくなった時、私自身が大切な何かを失うこととなる気がします。
強がりでもなく、ごく自然にその振る舞いができるようになることが、理想形だと思うんです。