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東京遠征 2日目

10/31 快晴

経路:世田谷(宿)→日本橋→スカイツリー→浅草→六本木→渋谷→原宿→新宿→渋谷

本日は一人で東京散策。東京で見ておきたいところ、全部回ってやろうという日です。35,000歩も歩くという大冒険。

まずは日本橋。日本の橋やし、見るに越したことはないと思い下車。見るに越したことはなかったが、見るに越したことはなさ過ぎた。次

スカイツリー、浅草。中学の修学旅行で行ったんですけど、まあもう一度見る価値ありかなと思い参戦。6.7年も前だからね、感じるものも違うと思って。

まあうろうろしただけでなんか感じたかといえば感じてない。しいて言うなら、お金があって一緒に来る友達がいればめっちゃ楽しい。今回は一人でなおかつ極貧生活だったので昼食はマックでそれ以外何も買うことはなく、涙

まあ遊びに来たわけじゃないし、いずれ東京に来たときはそれこそお金のない生活になると思うから、お金なくても贅沢したいとは思わんってことが分かったからよし。涙涙泣

新国立競技場を一目見たいと思って向かっていたが、六本木が目に留まり途中下車。六本木といえ場、品があって、金持ち、ほんでもって六本木ヒルズがあって有名人の一人やふたりいるのではと参戦。なんもなかった。建物が高い。それだけ。感じたこととしては、お金持ち多い。ていうより、その時の俺が金なさ過ぎた。

六本木ヒルズ前で歩き疲れ、駅に戻る元気がなくしゃがみ込んでいた時に、渋谷行のバスが通過。新国立行きたかったが、疲れすぎていたのと、昼間のうちに原宿と代々木公園は行きたかったからあきらめて渋谷駅まで。

渋谷駅着。そういえばと109にカルマのyutenaショップがあるかと覗くがはるか昔に終わってた残念。けど、渋谷2日目なのにその場にいるだけで楽しい。友達と居たらもっとたのs、、、

原宿へ、と思いきや山手線の乗り方が分からず右往左往して40分。JYってJR山手線の略かよ、っとぶつぶつ言いながら乗車。

原宿着。伝説の竹下通りに向かう。竹下通りは原宿系とかゆわれるくらいキャラが確立してて、若者の宝庫見たいなイメージ。スカウトをねらい5往復するもだれも僕に興味関心なし、そらそうだ。

原宿では色々感じた。まず、原宿はあんまり合わないって感じした。渋谷に行った時の何か始まる感じがなく、騒がしいだけの街に感じた。求めてるものがないった感じかなあ。あとは、ほんとに色んな人がいた。コスプレしてる人、学校祭だったの?みたいな制服の着こなしや化粧をしている女子高生、色とりどりの髪色、小さい子ずれの親子から、ホームレスかどうかわからないような爺さんまであの原宿・竹下通りにいた。

最も強く感じたのが、良くも悪くも人に興味がない、東京の人は。俺みたいに見てほしい人に目もくれないのは当然のこと、奇抜なひとや明らかに場違いな人までいるのにみんな自分の夢中というか、他人のことなんか気にしていない。ある意味うらやましく、逆にきょろきょろ色んな人を見て心の中でツッコミを入れ続けている自分がしょうもなさ過ぎて悲しかった。なんていうのかな、自己表現がすごいできてて、それは他者が人のそんなとこまで介入しないし、みんな介入されないと分かっているうえで自分を主張できてる。なんて素晴らしい環境なんだ。そこで目立てれば本物だ、と感銘を受けた。それは渋谷、新宿でも同じように感じたし、原宿では特に感じた。

自己表現をしきれず、フツーに歩いてる俺が誰かの目に留まるわけないと現実を突きつけられ、僕の心は貫通間際。さらにそこで、自分はこの環境下であっても自己表現できるのかと問いかけ、自身をもって返事ができず、僕の心は貫かれ再起不能になりました。

ふう、朝10時から歩き続け16時前、脚は痛いし、リュックで腰や肩もいたい。一休み、と代々木公園へ向かう。と思いきや、代々木公園、、なんてアグレッシブな公園なんだ、、!

もっと親子ずれや老夫婦がベンチに座って穏やかなイメージだったが、ブルーシートを張り、子どもたちが走り回り、ピクニック大集合スペシャルって感じ。おっと、あんなところまでいけないいけないと思い、公園のもう端の木にもたれかかり、休憩。

夜遊ぶ友達もなかなか返事がなく、一応声がかかったご飯も21時から。もう疲れたし、暗く寒くなってきたし、なんも得られなかったし、、、とブルーになっていた。ただ東京を見ただけかあ、みんなには夢つかんでくるとか大口たたいてきたけど、全く行動できないし、偶然的なきっかけもない、ほんとに遊びに来ただけじゃないかとさらにブルーに、しかもお金もないから遊んでもないし、

なんか公園のチャイムなりだしたし、みんな帰っていくし、と自分も焦りながら公園を後にする。

もう疲れたし、どっかで一休みしたかったが、カフェに入るお金もない。まだ行っていなかった新宿に行かなければと思いつつ、疲労とまた何も得られないのに疲れに行くこと、そんでもって自分の存在感や行動力のなさを突きつけられると思うと行くのが嫌で、駅の前をうろうろしゃがむ、うろうろしゃがむ。時間もあるし、ずっとここでダラダラしてても寒いし余計にむなしくなるだけ、と思い、新宿へ。

新宿も結局なんだかんだいきたかったから、わくわくは消えていなかった。下車。

おなじみのビルの高さに俄然茫然。新宿の目当ては歌舞伎町。

歌舞伎町のゴジラを見ること、あとは歌舞伎町はディープな街って印象でホストやチンピラヤンキーとかばっかなのかなーと思い、ビビりながら参戦。

新宿の延長だからさほど変わりはなかったが、歌舞伎町に入るとやはりなんかちょっと汚いというか新宿の品が無くなった感じがしたのと、普通のお店は多いものの、いきった若者とかキャッチが多かったり、無料相談所とかホテルも多い感じ。

へえ、って感じで終わった。もうこの時には来る前の自身なんてみじんもなかったから何する気も起きずに、新宿を去る。

渋谷へ。渋谷の夜。この日はハロウィンだった。例年渋ハロは大賑わいで、どんちゃん騒ぎ。今年はコロナで自粛ムードとはいえ人の量は多い。仮装している人、制服を最高級におしゃれにしたJK、YouTuber、踊るおじさん、ハイテンション外国人、らりらふぃーにいやんでもういっぱい。21時まで時間潰し。

一旦、ハチ公前で座って周りを見渡しながら携帯に逃げる。

誰かといれば、友達と居れば、部活での立場として、、とかいろいろ言い訳を頭の中で繰り返し、初日の渋谷でのもどかしさやその日の原宿でのいわばカルチャーショックをあらためて同時に感じ、じゃあその言い訳を取っ払ったところで1つ抜きんでる、あるいはここにいる人と同じくらいのアクションを起こせるのか、いいえ起こせない、と反語を交えながら僕のメンタル、プライド、自身全て崩壊された。

まあもう書いてもしょうがないんやけど、とはいえ負けたくなく、一人で渋谷のセンター街に飛び込む。みんな楽しそうで、仮装同士で写真を撮り合ったり、そのキャラになりきってるかのように渋谷に立っていたり、俺は一人苦し紛れに胸を張り風を切って歩くのみ。もうお分かりの通り、さらに自分がみじめに感じ密集地から離れたジャンカラの前の椅子に座って時間を潰す。

大学の先輩が到着。渋谷センター街にある焼き肉屋へ向かう。この日ほとんど声を出すってことをしてなかったから、人と話せて、しかもさらに孤独を感じる渋谷ハロウィンで自分も知り合いと一緒にいることができて非常にうれしかった。いつもの30倍饒舌になったし、その日心の中でしてたツッコミがその場限り活きて、大ツッコミ大うけだった。泣きそうだった。

焼肉では、先輩同士で仕事の話をしてそれを聞いていたり、まだ学生の自分の学校生活の話で盛り上がったりして関西に戻った気持ちになれた。この日失ったこれまでの自分を取り戻した気がした。

0時解散。自分だけホームが違うので駅前で別れを告げる。

頭の悪い俺は、酒に酔い、さらに久々に人と話したことで有頂天になり、勘違いしたまま、もう一度一人で渋ハロに乗り込む。結果はお分かりの通り。

何も変わっておらず、結局自分だけ一人、行動力もなし、悔しくてどうしようもないから酒でも飲んで帰ろうと思い、コンビニへ。

「渋谷区では22時~5時まで、酒類の販売を禁止しています。」(時間は曖昧)

しぶやああああああああああああああ!渋谷はとことん俺をみじめにさせる。もういいと思い、しぶしぶ帰宅。

そんな2日目。長かったです。おかげでこのブログも長くなりました。読んでくださった方本当にありがとうございます。

こんな感じで二日目、午前中はお金がなくてけど不自由は感じなかった。

午後は原宿、新宿、歌舞伎町、渋谷。どの街でも自分を木っ端みじんにされた。どこももういいかなとも思った。けど渋谷だけは明日も来ようと思った。なんでやろ、渋谷があってるのかな、最後までポジティブシンキング症候群を発症させながら終わった。

そんなこんなで3日目。ふう

タイピングで手が痛い

ありがとうございました☆

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