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Gnomeデスクトップ環境は意外にノートパソコンのタッチパッドと相性が良い
今回は、Gnomeデスクトップ環境が、ノートパソコンのタッチパッドの操作と相性が良いということを紹介させていただきます。
なお、今回使うOSはZorinOSというGnomeデスクトップ環境を採用したLinuxです。
基本操作
シングルタップでマウス操作でいう“クリック”、2本指タップで“右クリック”、ダブルタップで“ダブルクリック”です。
その他操作
3本指タップによるスクロール
3本の指でタッチパッドにタップし、そのまま上にスライドすると、ワークスペース(仮想デスクトップ)の切り替え画面が表示されます。
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そして、その状態で同じく3本指で左右にスライドすることで、ワークスペースの切り替えができます。
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さらに、3本指タップで上にスライドすると、上部にワークスペース、下部にアプリケーション一覧が表示されるいわゆる“アクティビティ”画面が表示されます。
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ちなみに、この“アクティビティ”画面で、アプリケーションを別のワークスペースに移動させることもでき、その都度、動的にワークスペースが増えていきます。
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ワークスペース切替時のアニメーション効果は、デスクトップキューブという効果で、デスクトップがキューブ形状に表示され、回転します。
ZorinAppearanceの効果の項目に“デスクトップ・キューブ”と表示されており、この項目をオンにすることで有効になります。
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また、同じ画面で“Spiral Windows Swicher”という項目を有効にすると、Alt-Tabによるアプリケーションの切り替えの表示が3D表示になります。こちらの効果も面白いです。
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ピンチイン・ピンチアウト
ブラウザを開いた状態で、ピンチイン・ピンチアウト(2本指で指を広げたり閉じたりしたりする操作)を行うと、画面が拡大・縮小されます。
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2本指タップによるスクロール
2本指タップした状態で、上下に指を動かすとスクロールします。初期状態では、指の方向と逆向きに動きます。設定で変更も可能です。
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これらの動作はWindowsではドライバが必要ですが、Gnomeデスクトップ環境では標準動作としてタッチパッドに機能しているようです。
まとめ
今回は、Gnomeデスクトップ環境が、ノートパソコンのタッチパッド操作と相性が良いことをZorinOSを使って紹介させていただきました。
Windowsパソコンをヤフオクやメルカリなどの中古やジャンクで購入した場合、そのパソコンのドライバが適用されていない状態の時があります。そういった場合、そのパソコンのメーカーページからタッチパッドドライバをインストールすることで、今回紹介したような操作が可能になりますが、古いパソコンの場合、ドライバの提供が終了している場合もあります。
一方、LinuxのGnomeデスクトップ環境ならば、いちいちドライバをインストールする必要もなく、初期状態から今回紹介したような操作が可能です。
このようなことからも、パソコンをリユースする場合に、Linuxを選択するのは良い選択かと思います。